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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

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2009-04-08 ダイアナ・クラール@カナダ大使館
2009-04-08 ダイアナ・クラール@カナダ大使館_e0021965_11414239.jpg
 昨日は南青山のカナダ大使館で開かれたダイアナ・クラールのショウケースに行ってきました。これまでにも何度かカナダ人アーティストのミニ・コンサートなどに招かれていますが、いつもは服装に指定がありません。それが今回は「ビジネス・スーツ着用」となっていました。

 ジャズ系の招待客は服装がだらしないんで、業を煮やした大使館がこういう風に指定したのかしら? そんなことを思いつつ、普段はめったに着ないスーツとネクタイ姿で行ってきました。けっこう有名人も招待されていましたね。目が悪いんで目立つひとしかわかりませんが、奥田瑛二夫妻、渡辺貞夫夫妻、カールスモーキー石井さん、モンキー・マジックのメンバーといったひとたちが近くに座っていました。

 それで「ビジネススーツ着用」ですが、会場について理由がわかりました。高円宮妃が列席されるからだったんですね。高円宮妃はカナダ大使館およびカナダと縁が深いみたいです。たしかカナダ大使館のレセプション・パーティーでご主人になる憲仁親王と出会ったと記憶しています。

 ところで今年はカナダ大使館が東京に開設されて80周年で、その記念のイヴェントとしてダイアナ・クラールのショウケースが開催されたそうです。ぼくはまったくなにも知らないまま、レコード会社の招待で会場に行ったのですが、司会が小曽根真さんと中山エミリさん、それで最初に上原ひろみさんが2曲、次に小曽根さんが2曲、ダイアナ・クラールが6~7曲くらいでしょうか、弾き語りを聴かせてくれました。それで最後は小曽根さんのピアノでダイアナが「イフ・アイ・ハド・ユー」を歌うという、めったに見ることのできない共演もありました。

2009-04-08 ダイアナ・クラール@カナダ大使館_e0021965_1142477.jpg
 ダイアナは出たばかりの『クワイエット・ナイツ』のプロモーションをするために、たった2日間の来日です。1曲目だけひとりでピアノを弾きながら歌い、2曲目からは帯同したギタリストが加わりました。ほとんどギターだけをバックに歌った「クワイエット・ナイツ」と「ア・ボーイ・フロム・イパネマ」がとくによかったですね。

2009-04-08 ダイアナ・クラール@カナダ大使館_e0021965_11421825.jpg
 あとは、彼女のステージじゃないですが、上原さんの1曲目がすごかったです。ルイ・ベルソンが書いた「ラン・バーニンブ・ラン」(といったかしら? まあこんな感じの曲名だったと思います)では、絶頂期のバド・パウエルのタッチをものすごくモダンなコンセプトで演奏したらこうなった、みたいな内容でびっくりさせられました。次の「サクラ・サクラ」もよかったです。この曲、もうすぐ出る、彼女をフィーチャーしたスタンリー・クラーク・トリオのアルバムにも入っていました。

2009-04-08 ダイアナ・クラール@カナダ大使館_e0021965_11423564.jpg
 小曽根さんもよかったです。こちらは5月に発売されるノー・ネーム・ホーシズの新作でも取り上げた「ノー・シエスタ」とオスカー・ピーターソンに捧げた『カナダ組曲』からの1曲を素晴らしいタッチで聴かせてくれました。ピーターソンはカナダ出身ですし、昨日の会場は大使館内の「オスカー・ピーターソン・シアター」でした。

 小曽根さんはバークリー音楽大学時代、ダイアナと同級生だったそうです。そんな縁もあって司会を頼まれたのでしょう。バークリーにある練習室でよくピアノを弾きあったエピソードなどを披露しながらの司会進行は、そのプレイ同様、実に見事でした。

 こんなに豪華なコンサート、一般の方にも公開できればどんなにいいことでしょう。役得といえばそれまでですが、ちょっともったいないような、そしてちょっと申し訳ないような、さらには相当得した気分で家に帰ってきました。
by jazz_ogawa | 2009-04-08 11:47 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(16)
Tracked from スーツ at 2009-04-10 23:15
タイトル : スーツ
スーツにはもうなれたころでしょうか。スーツの着こなしや青山のスーツなど、2着目のスーツのご参考に。... more
Commented by ゆっぴー at 2009-04-08 21:42 x
『役得』いいですね!!!
フル活用すべきです!!そして、今回のように紹介していただくととっても嬉しいです。
カナダ大使館開設80周年って、すごいことですね!!!
高円宮妃の地道な活動も素晴らしいと思います。
そういえば、貞夫さんも6月にアメリカでレコーディングし、すぐにカナダにツアーへ行くそうです。
その関連なんでしょうか???


Commented by jazz_ogawa at 2009-04-09 00:56
ゆっぴーさん、役得ですっかり楽しませてもらいました。
サダオさんですが、この日登場した3人はすべてバークリーで彼の後輩ですから、そういうつながりもあるのかなと思ったりしています。
Commented by nao at 2009-04-11 00:27 x
小川さん、初めまして。書き込みをするのは初めてですが、いつもブログを読ませて頂いてます。

小曽根さん、今日は「京都市交響楽団スプリング・コンサート」に出演され、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第6番」と、「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏されました。小曽根さんのピアノを生で聴くのは初めてでしたが、ほんとうに素晴らしかったです!特に「ラプソディー・イン・ブルー」は、かなりのお客さん立ち上がっての拍手!しかも鳴りやまない!それほど熱い演奏でした。
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-11 10:57
naoさん、初コメントありがとうございます。

小曽根さんは、現在クラシックのマネージメント会社に所属しているので、クラシックの仕事も増えているみたいです。先日インタヴューさせてもらいましたが、ジャズとクラシックをバランスよく演奏することで、自分の創造性を高めているご様子でした。
Commented by m_benten at 2009-04-13 00:47
すごい話です!!
普通なら 知ることが出来ない事を こちらのブログで垣間見させて
いただいて 驚きです。

音楽セミナーは一般の人も参加できるのでしょうか。。
Commented by nao at 2009-04-13 10:00 x
返信をありがとうございました。

小曽根さん、クラシックの仕事が増えておられるのはそういうことなんですね。インタビューされたとのことですが、それは雑誌か何かのインタビューでしょうか?掲載の折りにはお知らせ頂けると嬉しいです。
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-13 12:02
m_bentenさん、またこういう紹介もしますのでよおろしく。
「ONゼミ」はどなたでもご参加できます。ぜひ、ご都合のいいときにご参加ください。
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-13 12:03
naoさん、小曽根さんのインタヴューは、ダイナース・カードの会員誌掲載のため、カードのメンバーに配布されているだけです。最新号で読めるのですが。
Commented by nao at 2009-04-13 21:36 x
インタヴューはカードメンバー限定でしたか~
でもまた機会はあるでしょうし、小川さんの著書なども読ませて頂こうと思います。
ONGAKUゼミナールも近かったら是非参加したいところですが、関西在住なもので… 残念です!
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-13 23:10
naoさん、小曽根さんとはこれからもインタヴューをする機会があると思います。
関西でも開催の動きがありますので、そのときは是非!
Commented by nao at 2009-04-14 16:37 x
先ずはお詫びを!いつも見ていたはずなんですが、4月1日のブログは見落としていたのか… 小曽根さんのインタヴューのお知らせを書いて下さっていたんですね。よく見もせず、失礼なことで申し訳ありませんでした。

小川さんのブログを拝見するようになってまだ日が浅いのですが、今日はまとまった時間があったので、過去の記事などをじっくり読ませて頂きました。「小曽根真&塩谷哲デュオ」について書かれていたのも、興味深く読ませて頂きました。

それと驚いたのですが、shantiさんのライブにも行かれてたんですね!私も横浜のとあるお店で聴いたことがあります。梶原順さん、本田雅人さんがスペシャルゲストで参加された、素晴らしいライブでした。shantiさん、歌もルックスも魅力的でした!

ONGAKUゼミナール、関西でも開催の動きがあるんですか!楽しみにしております!
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-14 17:52
naoさん、お詫びなんてとんでもないですよ。気にする必要まったくありませんから。
Shantiさんのライヴは、彼女をバックアップしている評論家の方に招待していただきました。ああいう感じのヴォーカルや彼女の世界、好きですね。
関西の「ONゼミ」ですが、現在有志が京都開催を目論んでいます。ぼくの腰が重いのでいつになることやら、ですが。naoさんのところから京都はお近いですか?
Commented by nao at 2009-04-15 11:07 x
関西と言っても広いし、何となく大阪か神戸あたりかなあと思っていたんですが、嬉しいです!私は京都に住んでおります!実現のあかつきには、何とか予定を合わせて参加させて頂きたいなあと思います。とは言っても、音楽は大好きなんですが、ジャズには全く無知で…

それからshantiさんのライヴ、私もある評論家の方のつながりで行きました。小川さんのブログを拝見するようになったのも、その方がブログで紹介されていたのがきっかけでした。多分同じ方ではないかと思うのですが…
Commented by jazz_ogawa at 2009-04-15 23:34
naoさん、京都在住だったんですね。もし開催することが決まりましたらそのときはよろしく。
Shantiさん、きっと同じ方でしょうね。
Commented by megawatt at 2009-05-10 02:08 x
小川さん、日本に到着したのでしょうか?

さて、今日MTVのUSTop20を観てたのですが、耳障りの悪いミュージシャンの次に「Quiet Nights」がかかり、え6位なの?誰?と思ったらダイアナでした。ヴィデオ・クリップを観て「ダイアナじゃない?」と家人に言ったんですが、否定され、確かにクリップの遠景の彼女は太っていて(申し訳ない!)、別人かなと思い、クレジットを注視したらダイアナでした。MTVを観る人の間に何が今起こっているのでしょうね。

家人はソウルが聴かれなくなる時期に他の音楽が流行るからそういう波が今来てるだけなんじゃないの、と言ってましたが。

今日タワレコで試聴。「イパネマの娘」の英語版は知っていますが、それを男性に置き換えたヴァージョンはなかなか可愛い歌詞だと思いました。このアルバムいいですね。自ブログに「定額給付金の使い方」シリーズを書こうと思っているのですが、そのネタに使おうと思いました。友人以上恋人未満な女性にこのCDを贈ったら贈った人の株あがると思いませんか?そんなことを書こうと思っています。
Commented by jazz_ogawa at 2009-05-10 08:51
megawattさん、昨日無事に帰ってきました。
ダイアナはポピュラー・シンガーとしてかなりの人気を確立していますよね。ニューヨークでは6月24日にコンサートを開くことになっています。日本公演は未定ですが、「World Tour 2009」と銘打っていますから、あちこちを回るんでしょうね。
「定額給付金の使い方」、面白そうですね。ぼくも読ませていただきます。
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