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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2009-07-17 NHK-FM『真夏の夜の偉人たち』収録
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 昨日は渋谷にあるNHKで、8月に放送予定の番組を収録してきました。年に一度、2時間の特別番組です。3回目の今年はサリナ・ジョーンズにスポットライトを当てました。

 サリナのことはこのブログでも何度か紹介しています。昨年、プロモーションで来日したときに、それこそ20年ぶりくらいの再会が実現し、それがきっかけでこの企画が実現しました。

 サリナは本当に気さくで、初めて会ったときからいいひとぶりを存分に発揮していました。そして久しぶりの再会でも、あの優しさはまったく変わっていなかったのが嬉しかったですね。

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 今回は、4月に来日した際、この番組用に録音したインタヴューも用いて、彼女のこれまでを追ってみました。ぼくがサリナの存在を知ったのは1973年にイギリスで録音した『アローン・アンド・トゥゲザー』です。なんてうまいシンガーなんだろうと思い、来る日も来る日も聴いていたことを覚えています。サラ・ヴォーンが少し新しい感覚で歌ったらこうなるのでは? というイメージでした。

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 以来、ずっと注目してきたんですが、ちょっと前までは少しマンネリになっていて、せっかく素晴らしい才能を持っているのにもったいないと思っていました。でも、昨年新作を出してから、またいい感じになってきたので、今後はおおいに楽しみです。

 そんなサリナのとっておきのエピソードをひとつ。以前にもこのブログで紹介しましたから新鮮味はないかもしれませんが。

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 サリナは今年の1月に40年におよぶ恋を実らせて結婚しました。キース・マンスフィールドというアレンジャー、プロデューサーがお相手です。彼とはイギリスに着いてすぐに知り合います。彼女が所属していたKPMのアレンジメント部にキースも所属していたからです。

 サリナのひと目惚れでした。ところが当時のキースは結婚していました。そこで、彼女はずっと自分の気持ちを隠していたそうです。そして、一緒にいくつかの仕事をしたあと、キースはメイナード・ファーガソンのアレンジャーになって、アメリカに移ってしまいます。それから40年間音信不通でした。そして、再び出会いが。彼女はインタヴューでこんなことを話してくれました。

 キースが客席にいたのは知りませんでした。ショウが終わって楽屋でファンにサインをしたりおしゃべりをしていました。「あなたに会いたがっているひとがいる」といわれて振り返ると、そこにキースがいました。

「あなた、40年前にわたしの前から消えたじゃない」とキースにいいました。ひとがたくさんいたのに、わたしには彼の姿しか見えなくなっていました。ふたりだけ。でも、彼のことは忘れなきゃ。結婚しているんだから。

 翌週ランチを一緒にしているときに、彼が独身だとわかって、そのときの気持ちは「ハロー、イッツ・マイ・タイム・ナウ」。この歳になって、こういう関係が持てて、気持ちを高ぶらさせることができるって、本当にラッキーだと思うわ。

 こういう話を聞くと、ひとごとながらジーンときます。思い続けるって大事ですね。ぼくの場合も、昔買い逃したレコードのことをずっと思い続けていたら20年後に買えたとかね。色っぽくもなんともないですけど。

 でも、何十年ぶりの再会っていうのも、この歳になるといくつかあります。サリナとの再会もそうですし。もっとも、こちらは色っぽいことにはなりませんでしたが。当たり前ですね。ときどき「あのひとはどうしているかなぁ」って思っていたひとと本当に会うことがあります。ですから、歳を取るっていうことはそんなに悪いことじゃないなって思っています。歳をとらなきゃこういう再会はできないんですから。

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 サリナをフィーチャーした今年の『真夏の夜の偉人たち』。放送は8月7日の金曜日、21時10分から23時まで。再放送もあります。こちらは8月21日(金)の16時から。NHK-FMなので全国ネットです。いまからその日のカレンダーに印をつけておいてくださいね。
 
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by jazz_ogawa | 2009-07-17 09:38 | Works | Trackback | Comments(19)
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Commented by 浦島 at 2009-07-17 18:53 x
小川さん、私もサリナ・ジョーンズが昔から好きです。3年前(?)に室蘭のジャズフェスティバルで初めて聞きましたが、その場にいる人がみんな幸せになれるようなライブでした。結婚の話も素晴らしいですね。
Commented by Shun at 2009-07-17 21:33 x
小川さん、以前に紹介されたときもジーンと来ましたが、サリナの結婚の話、実にいい話ですよねぇ。これからの人生にもまだまだいいことがあるかもしれないと、期待を持たせてくれます(笑)。
放送は、7日は無理そうなので、21日に聴かせていただきます。
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-17 22:53
浦島さん、昨日の収録でも触れたんですが、サリナは人柄がその歌にとてもよく反映されていると思います。雰囲気を作るのもうまいですし、この手のシンガー、ぼくは大好きです。
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-17 22:55
Shunさん、サリナとキースの姿を見て、歳を取ってもいいことって沢山あるんだなって実感しました。
Commented by med_ical at 2009-07-18 07:26 x
小川さん おはようございます。新刊『ブルーノート読本』(アルフレッド・ライオン語録)アマゾンで注文しました。
8月7日は確か小川さんのお誕生日だったでしょうか。その日は旅行なので21日の再放送になりそうです。放送楽しみにしています。翻訳講座の1回目の添削が返ってきたのですが点数は目標より下ながら先生の講評がとてもよく今後も頑張りたいと思います。

Commented by jazz_ogawa at 2009-07-18 07:38
med_icalさん、拙著お買い上げありがとうございます。楽しんでいただけるといいんですが。
7日は偶然、誕生日です。翻訳も講評がよかったとのこと、励みになりますね。着実に前に進んでいるんじゃないでしょうか?
Commented by Shun at 2009-07-18 07:52 x
小川さん、おはようございます。「涙ものの話」で、一つミュージシャン関係で思い出しました。こちらは恋愛でなくで友情に纏わるもので、ジョンズ・ホプキンス大学の学長の卒業生向け講話の中で出てきた話です。URL貼っておきました。全体は長いですが、その話しは、最後の三分の一くらいの部分で、”There is another trustee of Johns Hopkins who I'd like to tell you about. His name is Sandy Greenberg." から始まる部分になります。学生時代からデビュー、そして最近に至るまでの話しに触れられています。これを読むと、恥ずかしながら今でもウルウルしてしまいます(笑)。
Commented by med_ical at 2009-07-18 13:45 x
お返事ありがとうございます。翻訳はまだまだですが小川さんのような文章が書けるようになりたいです。『ブルーノート読本』も好評のようですね。
Commented by 寒川猫持 at 2009-07-18 19:49 x
小川先生
 御著 参考にさせていただいております 音楽と将棋と猫が大好きなうた詠み・目医者であります ただいまクリフォード・ブラウンにはまっております
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-18 23:25
med_icalさん、ぼくの文章は全然駄目ですから、参考にしないほうがいいですよ。
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-18 23:26
寒川猫持さん、拙著で参考になることってあるんですか? そういっていただけると励みになりますが。
Commented by めいこ at 2009-07-19 04:58 x
お久しぶりです。
サリナさんのお話、感激しました。40年・・・待つ値打ちがあってよかった。
結果が得られないまま、ただ待ってる場合もありですが・・・
いいお話を聞かせていただいて、待っているのもいいもんだなぁと思いました。
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-19 08:51
めいこさん、こういうハッピーな話って、こちらまで心が温かくなりますよね。
Commented by 寒川猫持 at 2009-07-19 16:58 x
ご高著「ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100」からはじまるシリーズ 毎日読んでます 間もなくご紹介の名盤ぜんぶ揃いそうです 助かります
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-19 22:37
寒川猫持さん、こういうコメントをいただくと本当に嬉しいです。それにしても全部揃いそう、とはすごいですね。
Commented by med_ical at 2009-07-20 06:40 x
小川さん 昨日『ブルーノート読本』届きました。装丁がお洒落で、厚い本ですがライオンが話している感じの文章で読みやすいですね。ブルーノートについての知識がないので分からないことがあったら教えて下さい。帯に書いてあった『ブルーノートは私が作ったけれどわたしのものじゃない。ミュージシャンとファンのものだった。』というライオンの言葉、最近シャドウイングしているオバマ演説集でオバマが言っていた『大統領選の勝利は国民の勝利』と同じような言い方でした。ほんとうに偉大な方はそういう風に考えるのだなと感心しました。また最初のレコーディングの日のことが面白かったです。もしかして小川さんはその1枚もお持ちなのでしょうか。
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-20 08:52
med_icalさん、拙著をお買い求めいただきありがとうございます。
最初のレコーディングで残された演奏のいくつかはオリジナルのSPで持っていますが、こちらはコンプリート・コレクションを達成していません。現在ではCDで聴けるのかなぁ? 一時CD化されていたんですけど、どうでしょうか?
Commented by nao at 2009-08-09 23:58 x
「真夏の夜の偉人たち」聴かせて頂きました。サリナさんのお声、素敵ですね!ひととき、京都のじっとりした蒸し暑さを忘れさせてもらいました。それと10代の頃の歌にはびっくりしました!
結婚のお話は、何度聴いても感動します。

サリナさん、以前「笑っていいとも」にゲスト出演されてましたが、その時にタモリさんとは友達なんだと話しておられました。確か、昔タモリさんのラジオ番組にゲストで出た時に、一緒に歌った仲なんだと言われてたような… 構えのない、温かな雰囲気の方ですね!
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-10 08:51
naoさん、聴いてくれたんですね。ありがとうございます。サリナの優しい人柄やこれまでの人生が少しでも伝えられればと思いながら番組を収録しました。
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