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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2009-09-21 祝デビュー40周年 遠藤賢司「第2回純音楽祭り」
2009-09-21 祝デビュー40周年 遠藤賢司「第2回純音楽祭り」_e0021965_11445838.jpg
 昨日は渋谷の「クラブクアトロ」で遠藤賢司さんのライヴに行ってきました。前日にも同じ場所でライヴが行なわれ、そちらに登場したゲストは、泉谷しげる、曽我部恵一、土屋昌巳、口笛太郎。こちらにもそそられましたが、さすが二日続けては体力的に無理なので、頭脳警察に惹かれ、二日目を観てきました。

2009-09-21 祝デビュー40周年 遠藤賢司「第2回純音楽祭り」_e0021965_11451634.jpg
 頭脳警察、懐かしいですね。ステージに登場したのはPANTAとTOSHIに菊池琢己。1970年だと思いますが、日比谷の野音で初めて観たグループのサウンドと歌は衝撃的でした。その衝撃が、昨日の「クアトロ」で久々に思い出され、青春の炎が心の中で燃えたぎりました。ただし、昨日は3人編成だったので、おとなし目の頭脳警察でしたが。

 エンケンも元気です。清志郎がいない今、日本のロックが歌えるのはエンケンだけかもしれません。かなり独善的なロックンロールですが。

 エンケンを最初に観たのも日比谷の野音だったかもしれません。彼のHPにはこんなメッセージが書かれています。

遠からん者は 音にも聞け
近くばよって 目にも見よ
我こそは 千代に八千代に
我が代の男
姓は遠藤 名は賢司
人呼んで 天下御免の純音楽家

2009-09-21 祝デビュー40周年 遠藤賢司「第2回純音楽祭り」_e0021965_11452930.jpg
 先日出た最新作『君にふにゃふにゃ』も買いました。デビュー40周年ということで、バックのメンバーも、石塚俊明、上原“ユカリ”裕、鈴木 茂、林 立夫、細野晴臣、湯川トーベン他と豪華です。ディスク・ユニオンで予約をしたら、本人のサインが入ったジャケットがもうひとつついてきたので、これは嬉しかったですね。

 ぼくより3歳年上のエンケン。とってもじゃありませんが、この元気いっぱいな姿にはかないません。その迫力だけでも圧巻ですし、爆音に身を浸していると、このひと、昔より過激で疲れ知らずで、超人の域に達しているなぁとつくづく思いました。

2009-09-21 祝デビュー40周年 遠藤賢司「第2回純音楽祭り」_e0021965_11454322.jpg
 元気いっぱいといえば、話はまったく違いますが、ジュリーの6枚組ライヴにもびっくりしました。昨年、還暦祝いのコンサートを東京ドームで開いた際の完全実況録音盤です。6時間、全80曲を、途中で一度休憩しただけで最後まで歌いきっています。しかも、徐々に声が出てくるようになるんですから「凄い」のひとこと。最後の挨拶ではまだ余裕が感じられました。

 嬉しかったのは、元気なことだけでなく、タイガース時代から最新の歌まで、アレンジも歌い方もオリジナルに準じていたことです。ぼくが嫌いなのは、昔の歌をフェイクして歌うひとです。自分のヒット曲を何十年も歌っていれば、ちょっとメロディやアクセントをいじってみたくなる気持ちはわからないでもないです。でも、オリジナルの歌が刷り込まれているぼくには、とくにヒットした曲は妙に変えてほしくないんですね。その点、ジュリーはえらい!

 最初、ぼくは、生涯を代表するこういうイヴェントなら、タイガースやPYGを再結成してほしいと思ったのですが、このCDを聴いて、そうしなくて正解だったと思いました。余計な要素は一切無用。ジュリーはその歌と存在感だけで6時間半のステージを悠々とこなしていたからです。

 ウィークデイの午後からでなければ、絶対に行っていたコンサートです。行けなかったのは無念ですが、完全収録されたこのCDもぼくの宝物のひとつになりました。
by jazz_ogawa | 2009-09-21 11:49 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(9)
Commented by 浦島 at 2009-09-22 08:28 x
小川さん、私も沢田研二には感動しました。しかも、歌える喜びが伝わってきました。高校時代にタイガースのステージを見て以来、忘れられないアーティストです。そう言えば、12月6デイビット・サンボーンがわが町に来ます。私の関係している音楽祭の一環です。今からとても楽しみにしています。
Commented by jazz_ogawa at 2009-09-22 08:53
浦島さん、ぼくもタイガースのステージは何度か観たことがあります。あと、日比谷の野音で行なわれたロックのコンサートにPYGが出て、帰れコールの中で、それにもめげず最後まで歌ったジュリーの姿も忘れられません。
Commented by yuricoz at 2009-09-23 03:09
>ぼくが嫌いなのは、昔の歌をフェイクして歌うひとです。

同感ですっ!!
ジュリーかっこいいですよね♪
しかし、エンケンが、小川さんより年上だったなんてびっくりです!!
Commented by jazz_ogawa at 2009-09-23 10:31
yuricozさん、エンケン、ぼくよりぜんぜん若々しいです。

Commented at 2009-09-23 18:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by IT起業研究所代表小松仁 at 2009-09-23 21:33 x
小川さん、沢田研二という人は、ちょっと日本人には珍しいアーティストのタイプかもしれないと感じています。
ヒット曲を何曲かものにすると、それを言わばストックにして食いつないでいくタイプが大部分のなかで、一種の爽やかさを感じさせてくれます。
Commented by jazz_ogawa at 2009-09-23 22:11
小松さん、いくら還暦記念といっても、東京ドームでコンサートができるひとはザラにいません。しかも過去を引きずらず、いまだに新曲を出し続けているジュリーは特別な存在なんでしょうね。
Commented by ぬこ at 2009-10-03 01:02 x
お散歩中にたどりつきました!

ジュリーへのおほめの言葉、ありがとうです♪
ファンとしてうれしいです。

しかし、ん? PANTAさんといえば、月の刃の楽曲提供してくれて、
この東京ドームのジュリー祭りの終了後、楽屋にきたという方では…?
上原“ユカリ”裕って、確かエキゾティクスのドラムのお方…?
鈴木茂さんって、いつくかの場面でギター参加してくれた…?

おー知っている名前がいっぱ~い。と驚いています。
Commented by jazz_ogawa at 2009-10-03 07:41
ぬこさん、コメントありがとうございます。ジュリーのことはめったに書かないと思いますが、これからもよろしく。
<< 2009-09-24 ボルボX... 2009-09-18 ボルボX... >>
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