現在、サリナ・ジョーンズがレコーディングのため来日しています。そのレコーディング初日、「Jazz Conversation」用のインタヴューを兼ね、九段にある一口坂スタジオに行ってきました。
サリナは初日なのに余裕綽々。「緊張してる?」の問いに、「聴衆がいないからリラックスしてるわ」の返事。でも「来日してから1週間近くが過ぎているのにまだ時差ぼけが治らない」とぼやいてもいました。
今回のレコーディングは、所属がポニーキャニオンに移っての1作目。J-POPのヒット曲がテーマです。どんな歌が吹き込まれているかは11月発売の新作を楽しみにしてもらうとして、とにかくお馴染みの曲がまるでジャズのスタンダードのような感じに仕上がっていたのには驚きです。
初日のバックを務めていたのは、ピアノの秋田慎治さん、ベースの佐藤ハチ恭彦さん、そしてドラムスの藤井学さん。アレンジも秋田さんが担当しているようで、大人のジャズ・ヴォーカル・アルバム誕生の予感がしました。
顔は見えませんが、手前の白いシャツを着ているひとが秋田さんです。「Jazz Conversation」をいつも聴いてくれているとのこと。ありがとうございます。
ベースの佐藤さん。
そしてドラムスの藤井さん。拙著を読んでくれているそうで、光栄です。
スタジオにはもちろん大好物のラーメンが。で、毎日食べているのかと思いきや、今回はこれが2回目だとか。1回目はブログで紹介した食事会のとき。ということは、4日間ほど食べていなかったんですね。
お箸の持ち方、ぼくより上手です。なにせ、外国のミュージシャンから持ち方を教わるくらい駄目なぼくですから。
スタジオでは熱心なディスカッションが行なわれていました。邪魔しちゃいけないので適当なところで帰ってきましたが、このレコーディング、ぼくはかなり期待しています。