一昨日は、次回の「Jazz Conversation」用にマーちゃんことデヴィッド・マシューズのインタヴューをしてきました。これが面白かったです。なにがって、1ヶ所をのぞいてすべて日本語で話してくれたんですから。
以前から、マーちゃんには日本語でのインタヴューをしたいと思っていたんですが、それがラジオ番組で実現。雑誌の原稿だったら、いくら日本語でインタヴューしてもその面白さやマーちゃんの日本語のうまさが伝わりません。ですから、ラジオ番組に登場してくれて嬉しかったです。
ところで今回はスタジオの風景がいつもと違うでしょ。Inter FMのスタジオは3つあるんですが、すべて予約でいっぱい。そこで、新橋の小さなスタジオで収録してきました。ここでの収録は、ほかの番組でも以前使ったことがあるので3回目かな? たまには気分が変わっていいですね。
さて、このマーちゃん、マンハッタン・ジャズ・クインテットやマンハッタン・ジャズ・オーケストラのリーダーとして知られていますが、ポップス・フィールドでのアレンジャーとして実は超大物です。なにせジェームス・ブラウンの専属アレンジャーを皮切りに、フランク・シナトラ、ビリー・ジョエル、サイモン&ガーファンクル(セントラル・パーク・コンサート)、ポール・マッカートニー、松田聖子などのレコーディングに素晴らしい編曲を提供してきました。
そんな話も日本語でしてくれて、ときどきジョークまで言ってくれるんですから最高です。30分のコーナーではとうてい時間が足りません。事前にしていた世間話(これもほとんど日本語)では、収録された内容の倍くらいは話題があったんですけどね。それを録音しておいたほうがよかったかもしれません。先日のリチャード・ボナといい、昨日のマーちゃんといい、普段の話のほうが面白いのは仕方ないです。でも、なるべくインタヴューではそういう話もしたいと思っています。
ところで上の写真、左はお馴染みのディレクター氏、そのとなりがマーちゃんの作品を30年以上プロデュースしてきた川島さん。ぼくも長いことお世話になっています。
ともあれ、今回のインタヴュー、マーちゃんの人柄がよくわかる内容だと思います。ぜひ、番組が聴ける地域にお住まいの方は、日曜の午後4時からの2時間、Inter FM(76.1)にラジオを合わせてください。PCでも、局のHPから番組が聴けますし。
こんな名刺も持ってました。ひょっとしてマーちゃんてレコード会社の社員なの?