その50周年記念のコンサートに先日(10月30日)行ってきました。50年の歴史を持つ「モダン・ジャズ研究会」。それだけに、プロのミュージシャンも数多く輩出されています。筆頭は鈴木良雄さんと増尾好秋さんかしら。
コンサートの最後は彼らのデュオ、さらにはそこに寺下誠さんと小山彰太さんを加えたカルテット、そしてゲストの日野皓正さんも迎えてのオーラスでおおいに盛り上がりました。3時に始まったコンサートの終演は7時ちょっと前。途中10分だけ休憩を挟んでのステージです。
それにしても、早稲田のダンモ研はアマチュアもうまい。プロはだしのひとがぞろぞろ出てきて、彼らがプロの先輩や後輩ミュージシャンとグループを組んで演奏します。ぼくはプロよりアマチュアOBたちの演奏に心を動かされました。「ぼくだってやってればこの位はできる」、「いや、負けた」なんて勝手に勝敗をつけて聴いていました。
後半に、懐かしい中洲産業大学音楽学部器楽科教授の森田さんに戻ったタモリさん登場。いまではこういう密室芸は封印しているみたいで、よもやここで教授の「ジャズ史講座」が受講できるとは思いませんでした。
この写真は開演前のロビーで撮ったものです。現役のグループでしょうか。それでもかなりの腕前。いまだ「ダンモ研」恐るべし、です。