日曜日(15日)に南青山の「ブルーノート東京」で10年ぶりに再結成された塩谷哲さんのバンドを観てきました。
2002年に活動を停止した塩谷哲 with SALT BANDが若干メンバーを入れ替えての復活。名前も塩谷哲 with SUPER SALT BANDとなって戻ってきたのは嬉しい限り。
来年は塩谷さんのデビュー20周年ということで、このグループのレコーディングも予定されているそうです。ステージが素晴らしかったのでそちらも期待大。
塩谷さんといえば、オルケスタ・デ・ラ・ルスで大活躍したピアニスト。その印象が強いですが、休憩時間にインタヴューをさせていただき、それまでラテン・ミュージックやサルサはまったくの門外漢だったことが判明。
これにはビックリ。だって、曲やアレンジも数多く提供していましたし、彼がデ・ラ・ルスの音楽的かなめのひとりでしたから。
それはそれとして、この日のステージではアコースティック・ピアノにこだわりつつのフュージョン・ミュージックというか、コンテンポラリーなジャズがたっぷりと楽しめました。とにかくこのSUPER SALT BAND、ご機嫌なメンバーが醸し出すグルーヴ感がお見事。
塩谷哲(ピアノ)
田中義人(ギター)
松原秀樹(ベース)
山木秀夫(ドラムス)
大儀見元(パーカッション)
最強のメンバーが揃ったユニットです。この日は新曲なしでしたが、来年のレコーディングを目指し、これから新しい曲が書かれていくことになるようです。このメンバーでどんな演奏が聴けるのか、それもおおいに楽しみ。
アンコールで大儀さんがスペイン語の歌詞をつけて歌った「Side By Side(We Go)」に強く胸打たれました。