おとといのことですが、仕事の帰り道、銀座で途中下車して観てきました。
マイクル・コナリーの原作は読んでなかったんですが、リンカーンの後部座席を事務所代わりにロサンゼルスを舞台に活躍する弁護士という設定がいいです。
映画としては小粒ですが、法廷ものは好きなのでなかなか楽しめました。やっぱり裁判は弁護士次第。映画や小説だと、弁護士対検察、もしくは弁護士同士のやりとりが駆け引きも含めて面白いのですが、現実はどうでしょう?
リンカーン弁護士の主人公は違法すれすれのこともやりますが、「無罪のひとを有罪にしてはいけない」という倫理観で仕事を引き受けている弁護士です。司法の世界はまったくわかりませんが、法律の壁や限界の中での頭脳戦というのは、医学の世界にも、たとえば『ER』を観ていると感じるのですが、似たところがあるみたいです。
ところでこれ、シリーズ化されるんでしょうか? ストーリーの広がりやスケール的にはテレビ・ドラマでもいいのでは? と思うのですが。