気になっていたので先週末に観てきました。
どうせ「ロバート・レッドフォード版」にはかなわんだろうと思っていたんですが、予想に反して面白かったです。レッドフォード版のオールド・ファッションな重厚さには欠けたものの、CGを駆使した映像はさすが『ムーラン・ルージュ』を監督したバズ・ラーマンらしい。
上映時間の関係で3D版を観ました。これも予想に反してよかった。ぼくは3Dのよさがわからないアナログ人間ですし、どうして『華麗なるギャッツビー』が3Dなの? とも思っていたのですが、悪くなかったですね。
それで凡人のぼくはやっぱり安直にふたりを比較してしまいます。ところがこちらもディカプリオなりの味があってよかった。レッドフォード版を観ていなければ、この映画、かなりよかったと思ったことでしょう。そろそろアカデミー賞が獲れないものかしら?
けれどやっぱりレッドフォード版が一枚上かな? というよりレッドフォード版のインパクトがあまりに強いので、どうしてもぼくの中でそれが拭えません。通のひとにいわせれば比較すべきものではないんでしょうけどね。