13日は2ヵ月に一度開催の「60年代音楽シリーズ」。今回のテーマは「カレッジ・フォーク&カレッジ・ポップス」。
ぼくの世代ならほとんどの曲を高校時代に歌ったことがあるはず。あのころはギター1本あれば仲間が集まりフォーク・ソングやGSの曲を歌ったものです。ぼくは高校生でしたが、そうした曲はカレッジ・ポップスとかカレッジ・フォークと呼ばれ、中学生から大学生を中心に流行っていました。
今回はその歴史をたどりながら、代表的なグループ(人物も)と代表的な曲をみなさんと楽しみたいと思います。いつものことですが、頭の中で思いついただけでもかなりの曲数があります。それを絞り込むのがなんとももったいない。
そしてこれまたいつものことですが、いまの時点であまりひとが集まっていません(トホホ)。はたして最終的にどのくらい来てくれるのか。願わくば予約しているひとからキャンセルが出ないことですが、インフルエンザも流行っていることですし、どうなることやら。
12月13日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第25回:カレッジ・ポップスを中心に』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
1960年代の日本では従来の歌謡曲に加えて洋楽ポップスからの影響を受けた新しい歌がさまざまな形で登場してきました。中でも大学生を中心にしたフォーク・ソングのブーム(カレッジ・ポップス、カレッジ・フォーク)はグループ・サウンドとともにこれまでにない新鮮な響きと音楽的な多様性を示した点で画期的でした。
こうした音楽は当時「和製ポップス」などとも呼ばれ、70年代のニュー・ミュージックのブームに繋がっていきます。今回はそのカレッジ・ポップスを中心にグループ・サウンズやロックにも触れてみたいと思います。
1月17日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第35回:さまざまな鍵盤楽器)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
鍵盤楽器の花形はピアノですが、そのほかにもさまざまな鍵盤楽器が存在します。オルガン、ハープシコード、チェンバロ、電気ピアノ、シンセサイザーなど、ピアノ以前のものから最新のものまで、そうした鍵盤楽器を用いたジャズを今回は楽しんでみたいと思います。
1月31日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』(第8回:ゲスト=クリヤ・マコト)
@代官山「Lezard(レザール)」 渋谷区猿楽町2-5 2F(03-3496-1374)
開場:18:30 開演:19:00 会費:4000円(フリー・ドリンク)
ご予約・お問い合わせ:お店までお電話、
音楽ジャーナリスト小川隆夫のトーク・イヴェント「ONGAKUゼミナール」。 代官山「Lezard(レザール)」での「ONゼミ」は、日本を代表するミュージシャンをゲストに迎えるトーク&ライヴで、“よそでは聴けない”を大きなテーマに開催しています。
第8回のゲストは、いまヨーロッパを中心に世界で活躍するピアニスト、クリヤ・マコトさん。多くのアーティストの音楽プロデューサーや映画の音楽監督を務める等、ジャズ以外の分野でも意欲的に活動されています。そんなクリヤさんから小川隆夫がどんな演奏と話を引き出すか、どうぞお楽しみに。