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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-01-05 戻ってきました
 昨日ニューヨークから戻ってきました。今回は、前半は原稿を書いたり読んだりしていましたが、後半はのんびりできたので、いい気分転換になりました。たまには気分転換も必要ですね。

 話はまったく違うんですが、ここ何年かの間で、ニューヨークには日本語のフリー・ペーパーがすごく増えました。新聞スタイルのものと雑誌スタイルのものとがあって、中には毎日発刊されているものだってあります。10種類以上はあるんじゃないでしょうか?2006-01-05 戻ってきました_e0021965_1138727.jpg
 ニューヨークに留学していた25年ほど前は、いまとはくらべものにならないほどでした。日本の情報は週間で発刊される『OCSニュース』で知るくらいですが、有料だったため貧乏学生のぼくには購読することができません。知人のところでときどき読ませてもらっていました。その『OCSニュース』もフリー・ペーパーには勝てず、数年前に廃刊となっています。
 あとは週末に日本語のテレビ放送があったのですが、ニュースは1週間遅れです。やがてフジ・テレビがウィークデイの朝に2時間の番組を放送するようになり、どうにかほぼリアルタイムで情報が入ってくるようになりました。
 あの時代に比べると雲泥の差があります。いまではインターネットで瞬時に情報を入手することもできますし。ニューヨークにいても、日本と同じ感覚で生活することだってほぼ可能でしょう。
 日本食料品店もマンハッタンの中に何ヵ所もあります。当時はミッドタウンの片桐だけでした。ここで刺身を買うのがたまの贅沢です。まあ、お金がなかったということもありますが、いろいろな意味で日本とニューヨークは遠かった時代です。

 ところで、東京は気温的にはニューヨークより温かいと思いますが、体感的にはニューヨークのほうが暖かったようです。緯度は青森、気候は札幌(これは札幌出身のひとが言っていました)、空気は木曽に近い(これは木曽出身のひとの言葉)そうです。
 成田は帰国ラッシュと聞いて覚悟していたんですが、いつもより空いていたように思います。リムジンバスも空席が目立ちました。品川方面のバスに乗るのですが、これも品川プリンスまで55分ほどで着いてしまいました。いつもだと1時間20分くらいかかりますが。

 夜は古畑任三郎を観たのですが、イチローは演技もたいしたものですね。長島一茂が役者になりたてだったころを思い出してしまいました。いまは演技もうまくなりましたが、最初は棒読みでした。それに比べるとイチローは達者だなぁ、などと睡魔に襲われつつ見惚れていました。
 一流のひとは何をやっても一流なんでしょうか? 美空ひばりがジャズのスタンダードを歌うアルバムがあるのですが、そのことを思い出しました。ひばり節が何と英語にフィットすることか。日本のジャズ・シンガーの誰と比べても彼女の歌は上手いし、ジャズ・シンガーとして優れています。ジャズの真髄が本能的にわかっているのかもしれません。一流は何をやっても一流。うとうとしながら、イチローと美空ひばりがたぶっていました。
by jazz_ogawa | 2006-01-05 11:40 | NY Mapができるまで | Trackback | Comments(12)
Commented by forcek at 2006-01-06 01:55 x
はじめまして小川さん、小川さんの書き物はライナーやスィングジャーナル等多数読んでいましたがブログは初めて拝見させてもらいました。
ニューヨークはホント寒そうですね(日本も十二分に寒いですが)
自分も99年に初めて行ったビレッジバンガードでマクリーンを聞いた寒い
ニューヨークを思いだしました。

イチローや美空ひばりの「一流は真髄が本能的にわかってる」この言葉はいいですねー。
あと愛しのJazz Manのマイルスとチェットは最高ですね、この先もデクスターやステット等のいぶし銀のジャズマン達の話もあれば聞かせてください。
これからもチェックしますね、またおじゃましますー。
Commented by jazz_ogawa at 2006-01-06 08:46
forcekさん、そのときに感じたことを勝手気儘に書いているブログです。今後ともよろしく。
Commented by konaguchi at 2006-01-07 17:19 x
はじめまして小川さん。jazzという見出しで思わず読みました。私は最近ジャズを聴きはじめました。これからもチェックしたいです。がんばってください!
Commented by jazz_ogawa at 2006-01-07 23:28
konaguchiさん、ジャズ・ブログと名乗っていますが、看板に偽りありで、ジャズにこだわっていません。それでもよろしければ、よろしく。
Commented by あ洋介! at 2006-01-10 07:18 x
歌について思うことです。
ボブ・ディランはリアリティを見て、逃避を歌った。
ボブ・マーリィはリアリティを見て、愛と戦いと予言を歌った。
ヨーコ・オノはリアリティを見て、戦いの歌を歌い、
ジョン・レノンはリアリティを見て、未来へ飛んで行った。
ニーナ・シモンはリアリティを見て、愛と哲学を歌った。
Commented by あ洋介! at 2006-01-10 07:49 x
小川さん、英語で書くとこんな感じでいいのでしょうか?

Bob Dylan saw the reality and sang escape.

Bob Marley saw the reality and sang love, fight and prophecy.

Yoko Ono saw the reality and sang fight,

John Lennon saw the reality and flew to the future.

Nina Simone saw the reality and sang love and philosophy.

Commented by jazz_ogawa at 2006-01-10 16:54
あ洋介!さん、ジョンの「ゴッド」の歌詞のようですね。こういうコメントを頂くととても触発されます。ありがとうございました。
Commented by あ洋介! at 2006-01-11 15:27 x
God 見つけました。

痛みの裏返しがGodということでしょうか?
ジョンが夢見人から現実に戻ったということですか?
ジョンも目覚めたのですね、このときに。
この詩をJhonがいつ書いたか興味があります。

面白い詩を教えていただいて、嬉しいです。ありがとうございます。
Commented by あ洋介! at 2006-01-11 15:54 x
小川さん、

Imagine の前に書いたのではないでしょうか? 推測ですが。前のコメントで、Johnのスペル間違えました。すみません。
Commented by jazz_ogawa at 2006-01-11 23:03
あ洋介! さん、まさしくその通りです。ジョンはこの曲で、「ビートルズもボブ・ディランもキリストも信じない、信じるのは自分とヨーコだけ。夢は終わった。現実を見よう」と歌っています。アルバムで行くと『イマジン』の前に発表した『ジョンの魂』に入っていた曲です。これはビートルズを解散した1970年に録音されました。ジョンはビートルズの解散で大きな挫折を味わい、『イマジン』で精神的に立ち直ったとぼくは思っています。あるいは「イマジン」という曲を作ったことで、精神的に立ち直れたのかもしれません。
Commented by あ洋介! at 2006-01-12 04:25 x
僕は中学生のときにヨーコのOpen Your Boxを聞いて衝撃を受けました。意味不明だったから。ヨーコがジョンの尻の導火線に火をつけて、イマジンができたのだと想像していました。やはり、女はリアリティを直視する生物です。男はリアリティを直視したときに、男になると思っています。多くの場合、女の力を借りますが。そういうふうに感じていました。
Commented by jazz_ogawa at 2006-01-12 11:01
あ洋介!さん、ぼくは恥ずかしながら、最初ヨーコさんのことを「邪魔な女」くらいにしか思っていませんでした。しかし、それが見当違いも甚だしいことに気がついたのは『ダブル・ファンタジー』を聴いてからです。気がつくのが遅すぎましたが、それだけビートルズがぼくにとってはある意味ですべてだったということなんですね。
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