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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

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2007-01-15 永遠のマイケル・ブレッカー
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 悲しいニュースが届けられたのは昨日の午後のことでした。レコード会社のひとが、休日にもかかわらず電話で教えてくれたのです。
 実は、ニューヨークにいたときからマイケル・ブレッカーが危ないことは耳にしていました。しかし、医者のくせにぼくは奇跡が彼に訪れることを祈っていました。多くのひとがそう願っていたことでしょう。
 以下は、2月に出版予定の『愛しのジャズ・マン』からの引用です。この文章をもう一度読みながら、自分なりにマイケルの冥福を祈りたいと思います。

 ぼくが1990年代初頭にプロデュースした作品で、テナー・サックス奏者のボブ・ミンツアーをリーダーにしたものがある。彼とは2枚のアルバムを作ったが、2枚目では歴代のテナー・サックス奏者にトリビュートしようということになった。そこで、同じテナー・サックス奏者のマイケル・ブレッカーにゲストとして入ってもらい、テナー・バトルをやってみようではないかと提案してみた。
 マイケルはインパルスの契約アーティストである。レコード会社から許可を取らなくてはならない。ジャズの世界でも、彼のクラスになれば他社でのレコーディングはおいそれとは許してもらえない。そこは同じ世代で同じ楽器、長いこと一緒に苦労してきたボブがマネージメントと交渉してくれて、3曲ならOKの返事をもらう。そうして『ジャイアント・ステップス~フィーチャリング・トゥー・ティーズ』(BMG)という作品がニューヨークでレコーディングされることになった。

e0021965_22104246.jpg マイケルとは留学時代からの知り合いである。ボブの1枚目『アイ・リメンバー・ジャコ』(同)を作るときに、彼のグループでピアノを弾いているジョーイ・カルデラッツォを起用することになり、その了承を得るため挨拶をしにいったことがある。そのときに、「タカオがプロデュースするなら何でも協力するから遠慮なくいってくれ」とはいわれていた。社交辞令だろうが、そういういきさつもあったので、今回はぜひともマイケル本人に参加してもらいたいとお願いしたのである。
 マネージメントがレコード会社の了解を得てくれたので、晴れてマイケルも交えてボブと具体的な企画を練ることにした。ピアニストには何人かの候補を考えていた。ぼくが挙げた中から、最終的にこのひとがいいと選んでくれたのはマイケルだった。彼はゲストであるにもかかわらず、仲のいいボブのレコーディングということから、積極的にこの企画に参加してくれた。
 そのピアニストとはドン・グロルニックである。当初はフュージョン派として注目を集めていたが、ぼくは彼が弾くアコースティック・ピアノにも魅了されていた。ただしグロルニックはマドンナのプロデュースなども手がけていて多忙だし、ギャラもそれによって跳ね上がっている。こちらは低予算に泣かされている身だから、そこがちょっと引っかかっていた。
e0021965_2212759.jpg
 しかし、それもマイケルが解決してくれた。かくしてレコーディングは、彼とボブがジョン・コルトレーンの代表曲「ジャイアント・ステップス」などで創造的なバトルを繰り広げる素晴らしいものになった。

 発売を目前に控えたある明けがた、家のファクスが1枚の紙を吐き出した。この時間帯に届くのは大半がアメリカからだ。そして眠い目をこすりながらその紙片を見たぼくは、いっぺんに目が覚めてしまった。マイケルの所属レコード会社から送られた警告書だったからだ。
「当社専属のアーティストを無許可でレコーディングに起用したことに対し、当社はそれに該当する作品の発売中止を要請すべく弁護士と協議中である」
 こんな内容のファクスが届けば誰だってびっくりする。気が弱いぼくは、それだけで腰が抜けそうになった。しかしマネージメントを通してレコード会社の許諾は取っているのだから、どうしてこうなったのかがわからない。マイケルのマネージャーと交わしたこの件のやりとりはファクスで記録に残っている。
 そのままボブに国際電話をかけ、ファクスも転送する。彼の意見では、マネージャーからOKの返事をもらったファクスさえあれば問題はないから大丈夫ということだった。しかし、心配な気持ちは一向に晴れない。アメリカは訴訟社会だし、向こうには専門の弁護士がついている。こちらはレコード会社からの請負いなので、個人で対応するしかない。そんなことを考えていたらすっかり憂鬱になってしまった。
 しかしその直後に電話のベルが鳴る。ボブからだろうと思ったが、受話器の向こうから聞こえてきたのはマイケルの声だった。彼がしきりに謝っている。ボブから電話をもらってことの顛末を知ったという。
 彼がいうには、マネージャーがレコード会社の担当者に了解は取っていたものの、それを書類の形で提出しなかったため、事情を知らない会社の上層部が問題視して、法務部経由でぼくのところにファクスが来たということだった。
 マイケルに非はもちろんない。ぼくが最後まできちんと確認しなかったのが悪いのだ。しかしこの一件があって、彼とはますます親しくさせてもらえることができた。そのマイケルが、いま死の病と闘っている。何とか生還してもらいたいと願っているが、祈ることしかできない自分がもどかしくてしょうがない。

e0021965_22143288.jpg
 マイケルとは同じ世代でした。数年前には、やはりぼくが企画したレコーディングに参加してくれた同世代のボブ・バーグも交通事故死を遂げています。あとは日野元彦さんも病で失ってしまいました。年齢の近い、そしてぼくにとっては個人的にも親しくさせてもらったミュージシャンの死に接するのは辛いです。でも、ぼくにとってはいつまでも心の中で生きている永遠の彼らです。
 ここ数年、死について真剣に考えるようになりました。生があるから死がある。死ぬために生きている。そんな気持ちが強くなっている昨今です。マイケルの悲報を聞いて、だからこそ、きちんと生きていこうという思いをますます強くしました。
 マイケルは昨年の夏にレコーディングしています。パット・メセニーとブラッド・メルドーをバックにしたふたつのセッションです。その場に居合わせた友人によれば、薬で痛みを和らげながらのレコーディングだったそうです。かなりしっかりとサックスは吹いていたとのことですが、終わると見るのが辛くなるほど苦痛の表情を浮かべていたといいます。そして2週間前にも最後のレコーディングをしたそうです。春ごろにはこのアルバムがリリースされるようですが、平常心で聴けるかどうかわかりません。
 そしてもうひとり、アリス・コルトレーンも12日にこの世を去ってしまいました。彼女とは面識がほとんどなかったですが、ふたりの悲報に接して、歴史がどんどん動いていることを実感しました。
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by jazz_ogawa | 2007-01-15 22:25 | 平凡な日々 | Trackback(7) | Comments(8)
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Tracked from all that jazz at 2007-05-21 22:10
タイトル : 追悼。 マイケル・ブレッカー
なんとなく、まだマイケル・ブレッカーの死を乗り越えられないでいる。 前にも書いたような気がするが、キース・ジャレットが来日する度にコンサートを聴きに行っていたのは(最近はもっぱらご無沙汰だけど)、ビル・エヴァンスや多くの大好きなミュージシャンが、好きになった時点ではもうこの世に居ないことへの反動であって、このマイケル・ブレッカーという人に関しても、同じような後悔を残してしまった気がする。 一度、ライヴで聴いてみたかった。 中でもDennis ChambersやJames Genusが在籍したとき...... more
Commented by C&Y at 2007-01-15 23:23 x
小川さま
はじめてコメント書かせていただきます。このブログはいつも拝見しています。マイケル・ブレッカーの訃報は本当に悲しいです。彼の病気が簡単には回復しないものだということは、いろいろな情報で見ていましたが、私も小川さんと同じく奇跡的に回復して、またあの素晴らしいプレイを聴かせてくれることを信じたい・・・と思っていました。最初に生で聴いたのがたぶん70年代終わりか80年代はじめ頃のブレッカー・ブラザーズ 1982年のStepsの来日公演も、マイケル、そしてドン・グロルニックがメンバーでした。最後にライブを聴いたのは2004年の名古屋BN公演。よもやそのあと発病するなど想像もできないエネルギッシュなステージに圧倒されたのを覚えています。トップにあるマイケルの写真、とても優しげな笑顔で素敵ですね。名古屋BN公演終演後、気軽に記念撮影に応じてくれて、撮ったショットも優しげな笑顔でした。
彼のCDを聴きながら追悼しています。
Commented by jazz_ogawa at 2007-01-15 23:41
C&Yさん、ありがとうございます。何か大きな喪失感を覚えています。上記のレコーディングをしたときに、テレビの取材がありました。そのときにマイケルもインタヴューされたのですが、ぼくのことを身に余る言葉で褒めてくれました。その優しい気持ちに大変感謝したことを覚えています。そのビデオは大切な宝物になっています。
Commented by forcek at 2007-01-16 14:11 x
小川さん、何とも悲しいニュースですね
しかしこれはジャズ界だけじゃなく、彼の多岐に渡る活動は音楽界全体での大きな消失ですね、俺の方はまだ自宅にネットが開通してないのですが、無事にカンバックしました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-01-16 17:42
forcekさん、マイケルのことはともかくとして、Well Comebackですね。20日、時間があれば駒場東大前で会いましょう。そのときはマイケルの話でもしましょうよ。
Commented by koolpaw at 2007-01-16 21:56 x
こんにちは。またおちゃらけたエントリですがTBさせていただきました。

前回の小僧comの愛しのJazzManのサンボーンの回で、サンボーンがジャズ畑出身のプレイヤーにコンプレックスを持っている、という話を読んで驚かされました。

昔のマイク・スターンのソロ・アルバムでの「非バップ」というかバップ・フレーズ一切無しでありながら強烈に「JAZZ」を感じさせるプレイを聴いて以来、(言葉は悪いですが)確信犯的にバップ・フレーズを避けつつJAZZを演る、ということに力をそそいでいる人だとばっかり思っていたので。。。

ロックやポップスのセッションで同じようなシチュエーションで起用されることが多かったマイケルとサンボーン。サンボーンからするとマイケルは「あいつすげーな。ばりばりジャズやれて、それでいて歌心のあるプレイもできて。オレももっと頑張らなきゃ」みたいに音楽へのモティヴェーションをかきたててくれる存在だったのでしょうか。

マイケル・ブレッカーという人を失った喪失感は、ものすごく大きいような気がします。
Commented by jazz_ogawa at 2007-01-16 23:52
koolpawさん、そういわれて思い出しましたが、サンボーンがブレッカー・ブラザーズ参加していたとき、マイケルにはかなわないと何度も思ったそうです。
Commented by カルロス at 2007-01-18 02:18 x
マイケルの訃報にはほんとビックリして、そしてとってもショックでした。

六本木ピットインでのあのステップスの熱狂的なライブを観て身体が震えた想い出が甦ってきました。
そういえばもうドン・グロルニックもボブ・バーグもリチャード・ティもエリック・ゲイルもこの世にいないし・・・素晴らしいミュージシャンがどんどんいなくなっていくのは耐えられない思いです。
随分長い闘病生活でしたけど、きっと復活してくれるものと信じていただけに、なおさら辛い・・・
でも、素晴らしい音楽を沢山残してくれたマイケルには感謝・・・です。
TBさせていただきました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-01-18 07:53
カルロスさん、いつかこういう日が来るとは考えていましたが、現実になるとショックです。関係ないとはいえ、医者のはしくれとしても思いは複雑です。ぼくも六本木ピットインの熱い演奏、よく覚えています。あの夜は胸を躍らせて家路につきました。
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