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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

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2007-02-15 「今月の小僧」@小僧com
2007-02-15 「今月の小僧」@小僧com_e0021965_1295678.jpg
「愛しのJazz Man」を毎週連載している小僧comの「今月の小僧」というコーナーに、本日から4週間、ぼくのインタヴューが掲載されます。興味のあるかたはここhttp://www.kozocom.com/lifestyle/thismonth/index.htmlをクリックしてください。

 これまでに「今月の小僧」では何人かが紹介されてきました。選択の基準は「二足の草鞋を履いているひと」のようです。ただし、これまでのみなさんは本業でも素晴らしいことをやっているひとばかりなので、ぼくのような年齢的には「小僧」であっても「ちんぴら」はどうなんでしょう? 役者不足のような気がしてなりません。
 医者といえば聞こえはいいですが、パート・タイマーですから。日給いくらの肉体労働医です。大病院の院長だとか部長じゃありませんし、大学病院の教授でもありません。肩書きはいたって貧弱です。インタヴューしてくれたかたも、本業には触れるのが難しかったんじゃないでしょうか?
 というわけで、内容はどうしても副業についてが中心になりました。副業では面白い話がたくさんありますから。ただし、このブログやぼくの本を読んでくださっているかたには目新しい話はほとんどないと思います。
 これまでに、自分のことも含めてさまざまなことを書いたり話したりしてしてきました。いまこの文章を書いていて、自分はそろそろネタ切れなんだということを改めて実感しています。これからどうしましょう?
 てなことをいっても、これまでにも同じことをあちこちで繰り返し書いてきましたから、これからもしつこくそうやっていくんでしょうね。同じ文章が何度も出てくるのは、レコードやCDでいうならコンピレーションみたいなものと思ってください。

 考えてみたら、医者の部分で何か書けることがあるかもしれません。医局時代には笑える話がたくさんありました。専門職ゆえの厳しさもあれば、真剣ゆえにとんでもなく馬鹿げたエピソードもあります。
 医者の世界では、世間の常識が通じないところがありますし、ぼくが大きっらいな「過去の習慣を何にも考えずに、これまでもこうしてきたから」という理由で踏襲していることも少なくありません。こういうのって、裁判でも政治でもお役所仕事でも同じですよね。
 脱線しますが、名盤と呼ばれているだけで、聴きもしないで「あれは名盤だ」というひとがいます。たとえば「チャーリー・パーカーは偉大だ」とたいていのひとはいいます。たしかに、客観的に考えても、あるいはジャズを40年間聴いてきた経験からいってもパーカーは偉大だと思います。ところがそういっているひとの中で、本当に聴いているひとがどのくらいいるでしょう? パーカーのCDなんてたいして売れていないんですから。
 名盤と呼ばれているものの多くはたしかに名盤です。ですが、それを鵜呑みにせず、「ちょっと待てよ」とか「本当にそうか?」といった疑問を常に持ち、自分の耳で確かめてみることが必要です。
 ぼくは、ひとのいっていることをあてにしません。あらゆるものごとに対してそんなことはできませんが、少なくとも自分が好きなものに対しては自分で確認することにしています。
 『あるある大辞典II』の問題もそこにあります。どうして、あんなことを本気にするんでしょう? 信じられません。簡単に痩せられると、多くのひとが思っているのでしょうか? あの番組を観ていないのでわかりませんが、2週間納豆を食べると痩せられるんですか? 
 この手の番組で不思議に思うのは、2週間後にはそれが嘘だってわかるのに、そういうことを平然と放送していることです。しかも同じようなすぐに結果が出ることを、何度も繰り返してきたにもかかわらず、かなりの視聴率をあげていることです。
 観ているひとも、はなから信じていないんでしょうか? そうなると、納豆が売り切れたこととは矛盾します。本気で信じてはいないけれど、ちょっと試してみようかな、といったところですかね。
 それなら、これほど大騒ぎしなくたっていいじゃないですか。本気にしているひとがそれほどいないのなら、東スポやぼくと同じで、「また適当なことをいってらぁ」で済ませればいいと思うのですが、そのあたりの心理がわかりません。
 そもそも食事だけで痩せられると考えているとしたら、そのひとがいかに無知であるかをみずからが名乗っていることになります。健康的に体重を減らすためには、適切な食事と運動の両方が不可欠です。
 サプリメントについてもいいたくなってきました。食事でもサプリメントでもそうですが、どれだけのひとが適切なものを適量選んでいるのか、おおいに疑問です。飲めばいいってものじゃないことを肝に銘じておくべきです。これも名盤と同じです。自分できちんと確認すべきです。
 書いているうちに「憤り」の部分が出てきました。申し訳ありません。今日はこれで終わにします。
 
by jazz_ogawa | 2007-02-15 12:10 | Works | Trackback | Comments(28)
Commented by cyubaki3 at 2007-02-15 12:57 x
なるほど。
確かに歴史的名盤=聴いて楽しいかというと、必ずしもそうでないような気がします。例えばコルトレーン「至上の愛」とか(コルトレーンは大好きなのですが)。
しかし初心者というか、あまり知識の無いうちはそういう情報に頼らざるをえない所もありますよね。
まあ買って聴いて外したというのも音楽を聴く楽しみのうちかと。
要は聴かずしてわかったような気になるな、ということですね。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-15 16:40
cyubaki3さん、同感です。ぼくがいいたいのは、ひとの意見に左右されず、自分に素直でいたいなぁということです。コルトレーンがつまらないと思えばそういえばいいし、聴いたことがなければ聴いたことがないといえばいいのに、とときどき思うことがあるからです。そういうことがいいずらい状況をジャズ・ファンがいつの間にか作ってしまったのでは? という反省もあります。
Commented by しんいちろう at 2007-02-15 16:59 x
小川さん、はじめまして。正直で気取らない小川さんのユーモアあふれる記事、いつも楽しく拝読しております。
おっしゃることとてもよくわかります。コルトレーンにしろパーカーにしろ、ろくに聴いてもいないのに、評論家がよいというから、付和雷同的にほめているような人は多いと思います。しかし、自分の場合、特にジャズなどは、1回聴いてつまらなかったものでも、何回も何回も繰り返し聴いているうちにだんだん理解できて好きになるようなものも多いです。ですから自分の感性や耳には常に懐疑的です。たとえば「至上の愛」を聴いてちんぷんかんぷんだったとしても、その時点でこれをはっきり「つまらない」というのは勇気がいりますね。逆にそれを言える人は、勇気があるし、雑誌の文章などもそういう人の書いてるもののほうが信頼できるし面白いのですが。
「納豆ダイエット」については、やはりTVメディアの持つ、権威というものが大きかったのだと思います。基本的にTVというものは公器ですので、そういうところでいい加減なうそを言うわけがない、という思い込みを持っている人は案外多いのではないでしょうか?
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-15 23:17
しんいちろうさん、コメントありがとうございます。ぼくも最初は何がなんだかわからないレコードも沢山買いました。その中で好きになるものもあれば、やっぱりだめなものもあります。その結果、ひとの評価は鵜呑みにしないことを学んだんですね。
Commented by Sing'Ya at 2007-02-15 23:19 x
初めまして。時々こちら拝見しているジャズ・ファンです。勿論、小川さんのファンです。そして今もって五木寛之ファンでもあります(^^)
 皆さん先輩方に少し反論させてください。
僕がマッコイ・タイナーを初めて聴いて、その時点からいっぺんにファンになったのは、その「至上の愛」なんすけど・・・。昔あったジャズ喫茶「中野ビアズレー」、1976年頃のころでした。
 最高に感激しました。「何が・・・」とたずねられても理由はわかりませんが、聴いているうちに、自分の中で何かが高揚していったんですね。頭はもちろんタテ振り状態(わおっ)
 ついでに「あるある」もファンでした(ここで笑う?)
ダイエットこそ興味なかったので、被害者になりませんでしたが。
さらについでに、僕の場合、一番痛いめにあったのは「ノストラダムスの大◯言」でした。まともに信じて東京郊外に引っ越してから、以後、引っ越し貧乏なりました・・・・・(こんなオイラって阿呆かいな・・・)

小川さんのブログ、以前は僕ごときがコメントできる場所じゃないもんね、と見ているだけでしたが、最近とても「庶民!?」が見えて、思わず書かせていただきました。これからも応援させていただきます!!
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-15 23:44
Sing'Yaさん、はじめまして! 『至上の愛』がいっぺんに好きになった気持ち、わかるような気がします。ぼくの場合、コルトレーンは『ジャイアント・ステップス』から入りました。それから何枚か聴いて『至上の愛』と出会いました。やはり、感激しましたよ。高揚感というのもよくわかります。
『あるある』のファンというのもいいんじゃないですか? ぼくはほんのたまにしか観たことがないので、内容についてはよくわかりません。ただ今回の騒動がとても滑稽に思えたっていうだけのことです。ケースは違いますが、ぼくだってたとえば何かのCDが回収騒動になっているなんて言われたら、あちこちのCD屋さんを駈けずり回りますから、納豆騒動と同じようなことをやっています。これまた、他人から見れば滑稽なんじゃないですか?
Commented by cyubaki3 at 2007-02-16 10:30 x
> しんいちろう殿
別に「至上の愛」がちんぷんかんぷんだとか駄盤だとか言ってるわけではないので誤解なきよう。あくまで例え話です。

>Sing'Ya殿
ビアズレーってパラゴンのあった店ですね。懐かしいです。
Commented by ysbee at 2007-02-16 13:05 x
初めまして、
「窓」さんのブログリンクから
2/10の「あれから20年」を読ませていただきました。
いきなり heavy but warm な内容に、じ〜んときてます。

これからも日曜の午前中に、ドン・フリードマンでもかけながら
少しずつゆっくり過去のページを繰ってみたいと思います。
どうぞよろしく!
Commented by Abby Jane at 2007-02-16 13:18 x
久々にアツくなってる小川さんを読みました。
あるあるの問題は、「ウソだとわかっているのにそれを放送した」というのがポイントなんだと思います。視聴者が踊らされるのをわかっていながら、です。私は普段から納豆食いなので、被害者ではありませんが、水戸の友人の納豆工場は、特需が急になくなって泣いてました。(苦笑)

私も「至上の愛」好きです。
小僧comの「今月の小僧」には、小川先生の珍しい「白衣姿」付きです。ぜひご覧くださいませ。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-16 18:36
ysbeeさん、コメントありがとうございます。
このブログは、書きたいことを勝手に書きなぐっているだけですから、いい加減なところも多々あります。それでもよろしければ、今後ともよろしく。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-16 18:40
Abby Janeさん、「あるある」はぼくと同じで、「いい加減、口から出任せ、思いつき、みたいな発想で番組を作っています」って断っておけばよかったのにね。って、これじゃぁ、もっと顰蹙をかうか? 
Commented by ysbee at 2007-02-16 19:14 x
小川様 さっそくご了解いただきまして、ありがとうございます。
私の方では米国の時事とジャーナリズムを書いてますが、
去年はクラシックジャズのPodcastも、ちらっとやっておりました。
またたびたび寄らせていただきます。こちらこそよろしく!
Commented by Sing'Ya at 2007-02-16 22:00 x
小川さま、そして皆さま。
ぼく、「血圧上がってる」? わけではありませんので、誤解なきようお願いいたします(^^) そんなわけないか・・・
あれ依頼、やはり定番「マイ・フェイバリット・シングス」、「バラード」などと続き、コルトレーンの大ファンでもあります。日本人って、なんでこんなにコルトレーンやマル・ウオルドロン、マイルスに心酔しちゃうんだろう。
え!? 日本人だけじゃないんでした (^^)
>cyubaki3さん
わっ、おっしゃるとおり パラゴンのビアズレーですっ! おなつかしゅうございます
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 00:03
Sing'Yaさん、ぜんぜん誤解なんてしてませんから、ご安心を。
ぼくも「ビアズレー」はその昔、何度かいきました。あの音に感化され、借金してパラゴンを買った友人がいました。あのスピーカーはその後どうなったんだろう?
Commented by カルロス at 2007-02-17 00:08 x
小川さん、この話、激しく共感しました!
既成概念を鵜呑みにしてばかりじゃ、この先はありませんものね。
そういった既成概念の殻を打ち破ってきたマイルス、コルトレーンなんて人は、やっぱり偉大なんだと改めて確認しました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 00:59
カルロスさん、感性っていうのはひとぞれぞれで違いますから、結局は自分で磨くしかないんですね。ひとの意見はあくまでそのひとの意見であることを見誤ってはいけないと思います。ぼくも、気をつけなくては。
Commented at 2007-02-17 11:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by forcek at 2007-02-17 12:46 x
小川さん、おつかれさまですーネタ切れだろうがまぁーブログですから、小川さんの日々のことやその時感じたことを話してもらうだけでも嬉しいですから(笑)俺の方はまぁー何とか生きてますが、また小川さんと会ってリラックスしたいのでよろしくお願いします(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 14:23
forcekさん、いつもコメントありがとうございます。またどこかで会って、いろいろ話しましょう。ブログではこれからも思いついたことを書きますのでよろしく。
Commented by だいすけ at 2007-02-17 18:25 x
5年ほど前、音楽をあまり聴かない私を不憫に思った友人が貸してくれた「Kind of Blue」を聞いて以来、Jazzファンを営んでおります。
今やっと70枚ほどのJazzのCDを集めました。これもそれなりに大変だったのですが、小川さんのお部屋の壁一面のアナログレコードに精神的なショックを受けました(笑)。まだJazzファンになって日も浅いので色々な名盤紹介の本などを参考にしてCDを集めていました。最近になってやっと自分の好みというのが出来てきたようです。
そこで思ったのは、名盤という代物もしばしば、自分にとってはそれほどいい物と感じないことがあると言うことです。今ではコルトレーン大好きですが、最初に聞いたのが「アセッション」だったのです、もう混乱しまくりでした。正直わけがわからなかったです。しばらくはトラウマでコルトレーンが聞けませんでした。その後、「ジャイアントステップス」を聞いて、ものすごく「ひょうげた」というか「くぅ~!」というかなんともいえないいい感じになって・・・それからはコルトレーンにはまりましたね。
いやぁ~ジャズファンになってよかったと思える事ってあまり言葉にできませんです。
Commented by こばやし at 2007-02-17 20:58 x
大手のレコード店に行くと推薦盤が何点か飾っている事がありますけど、その中にはチャーリー・パーカーのタイトルってなかなかないですよ。別にパーカーがいまいちという訳でなくてマイルスやロリンズを聴いてから手に入れても遅くないという事だと思いますよ。
僕は「至上の愛」ってどういうところが良いのかな?って人です。いくらか解説というかコルトレーンがどういう主張をしているのかというのがわかるといくらか納得して聴けるのではないでしょうか。コルトレーンというと僕は「ブルートレーン」や「ソウルトレーン」あたりがいいですよ。インパルス時代のは持ってますけどなかなかトレイに乗せてないです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 21:59
だいすけさん、どういうタイプの音楽が好みかは個人によって違いますから、それこそひとそれぞれでいいんじゃないでしょうか? 出会いっていうのも大切ですよね。それこそコルトレーンなら最初に何を聴くかで印象も違うでしょうし。そのまま嫌いになってしまうことだってあるでしょう。でも、だからこそなおさら自分に正直なほうがいいですよね。そうやって行きつ戻りつをしながら、ぼくは自分の好きなものを増やしてきました。そもそも趣味っていうのは無駄なものですから。遠回りしたのも、あとになってみれば結構楽しい経験になっています。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-17 22:04
こばやしさん、まさしくそういう聴きかたがいいんじゃないでしょうか。ひとのために聴くのではなく、自分が楽しむためですから。
Commented by Sing'Ya at 2007-02-18 01:00 x
もしかしたら当時、小川さんとかちあってたかも知れないんすね。感慨もひとしお・・・
1988、1989に閉店と記憶しますが、昼間、解体中を偶然通りかかり、電飾看板が外され道脇においてありました。あの頃は僕もディスコ通いに夢中なってまして、思い出したかのようにビックリでした。
良い看板でした。きっと今でも、オーナーの自室に宝物となっておるのでしょうか。あのピアノみたいな高級家具?なパラゴンは、当初、何が置いてあるのか、音がどう出ているのかわかりませんでした。地方から出て来たばかりだった自分には・・・(笑)
Commented by 浦島 at 2007-02-18 06:58 x
「今月の小僧」インタビューを読ませてもらいました。そして、先週買った『となりのウイントン』も全て読ませてもらいました。最初から最後まで、こんなに大事に読ませてもらった本は初めてです。気がついたのは、小川さんと私にはたくさん共通点があるということです。ジャズに入る前はベンチャーズを聞いていた(同世代はみな同じかもしれませんが)、酒もゴルフもやらない、NHKの英語テキストにコラムを書いていた(私も「やさしいビジネス英語」「英語リスニング入門」に書いていました)、その他。これからも小川さんの元でジャズを楽しく勉強して行きたいです。よろしくお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-18 10:31
Sing'Yaさん、たしかにひょっとすると同じときに同じ空間を共有していたかもしれませんね。「ビアズレー」は常連ではありませんでしたが、ときどき行っていました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-02-18 10:37
浦島さん、いろいろありがとうございます。仕事でも遊びでも、熱心に打ち込めるものがあったことに、いまとなっては有り難く思っています。きっと、浦島さんも同じだと思います。
Commented at 2007-02-18 21:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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