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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2008-05-15 行方均さんと対談
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 おとといですが、EMIミュージックジャパンのオフィスで、同社の行方均さんと、6月に出る『ジャズ批評』のための対談をしてきました。テーマは「アルフレッド・ライオンとブルーノート」みたいなものです。
 ご存じのかたもいると思いますが、行方さんは日本でブルーノートのブームを仕掛けた張本人です。ぼくも、彼と出会ったことで音楽業界に足を突っ込むことになりました。

 東芝EMI(当時)のブルーノート担当ディレクターとして、あるひとの紹介で行方さんがニューヨークに留学していたぼくを訪ねてきたのが付き合いの始まりです。あれから25年が経ちました。
 それとはまったく関係ありませんが、今年はアルフレッド・ライオン生誕100周年です。それで『ジャズ批評』がライオンとブルーノートの特集号を作ることになって、おとといの対談は企画されました。

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 この写真からいろいろなことが始まりました。1985年にニューヨークで開催された「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」コンサートの前日に写したものです。場所はリハーサルが行なわれていたSIRスタジオ。
 ここにライオン夫妻がふらりと現れたのです。彼らがニューヨークのジャズ関係者の前に登場したのは1969年以来ですから、16年ぶりでしょうか。一時は生死も不明だったライオンです。
 リハーサル・スタジオには彼が育てたミュージシャンがたくさん集まっていました。最初に、「あなたはミスター・ライオン?」と訊ねたのはロン・カーターです。リハーサル中だったフレディ・ハバードは、ロビーでの騒ぎを聞きつけ、スタジオを飛び出し、ライオンに抱きついて涙を浮かべていました。
 この写真は、そうした興奮が収まったあとに写したものです。みんな若い。行方さんは前列のひと。左端は、彼と一緒になってぼくを音楽業界に誘ってくれた中山康樹さん。当時は『スイングジャーナル』の副編集長でした。そのとなりが油井正一さんです。

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 行方さんとの対談では、そういうわけで、ライオンのことを個人的に知っているふたりで、彼がどんな人物だったか、なぜ彼が作ったアルバムがことごとく名盤と呼ばれるのか、みたいな話をしました。

 あのころのぼくたちは、いまからは考えられないほどブルーノートに情熱を燃やしていたんですね。対談をしながら、それらのことがいろいろと頭の中をよぎりました。
 行方さんは、「ブルーノートを日本で売るなら、ライオンの精神を尊重すべき」と、会社を説き伏せ、1500番台を番号順に発売することにした人物です。『ジャズ批評』に話を持ち込み、別冊の「全ブルーノート・ブック」も企画しました。ぼくは、彼のあとをついていくだけ。それで、思いもよらぬ楽しいことがたくさん味わえました。
 「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」が終わったときに、ぼくたちはこういうコンサートが日本でも開けないものかと、夢を語りました。それから1年半後、「マウント・フジ・ジャズ・フェスティヴァル」が実現したのです。行方さんの奔走によるものです。

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 ぼくはライオンの主治医ということで、フェスティヴァルではスタッフにしてもらいました。これは楽屋からステージに向かうときの写真です。

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 こちらはウェルカム・パーティでのライオン夫妻、アート・ブレイキー、それにジャッキー・マクリーン。

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 対談では、ライオンと最初に会ったときの顛末なんかも話しましたが、すべてがいい思い出ですね。そのときからでも23年。
 行方さんがいみじくも話していたんですが、ライオンがニューヨークから忽然と姿を消して、再びみんなの前に登場したのが16年後。その期間より、ライオンとぼくたちが出会ってからのほうが長い時間が過ぎているんですね。ときが経つのはなんと早いものでしょうか。

 行方さんと会ったころのぼくは大学病院に籍がありました。彼は、一介のディレクター。その後のぼくは大学病院を辞めて、いまでは明日をも知れぬフリーの医者をしています。
 ところが行方さんはとんとん拍子かどうかは知りませんが、気がついたらちゃ~んと出世していて、いまではブルーノートからビートルズまで扱うストラテジック・マーケティングのプレジデントという偉そうなひとになってしまいました。
 友達が出世するのは嬉しいし、会えばお互い単なる音楽ファンに戻って、いくらでも話に興じることができます。そういうわけで、おとといも本当に楽しい時間がすごせました。人生って悪くないなって、何気なく感じるのがこういうときでしょうか。
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by jazz_ogawa | 2008-05-15 22:55 | Works | Trackback | Comments(10)
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Commented by sou-un at 2008-05-16 00:10 x
私たちは何気なくブルーノートの作品を買って聴いては、あ~でもない、
こ~でもないと言っていますが、その一枚一枚にいろんな人の人生や情熱があるんですね。いい話でした。
Commented by 浦島 at 2008-05-16 06:42 x
友達が出世するのは、本当に嬉しいことですね。そんな友達を応援することで、私も自分では経験できないような世界をたくさん知ることができました。人生は一度とよく言われますが、友達を持つことで私は人生を何度も生きていけると確信しています。小川さんは何人分の人生を歩んでいるのでしょうか?
Commented by jazz_ogawa at 2008-05-16 08:51
sou-unさん、ブルーノートにはとくにいろいろなドラマがあります。6月に講談社からブルーノート関連の本を出しますが、そこにそういう話をいろいろ書いてみました。
Commented by jazz_ogawa at 2008-05-16 08:53
浦島さん、ぼくは友達は少ないほうだと思います。それだけに、それぞれの友情は大切にしたいと心では思っているのですが、なかなか、ですね(苦笑)。行方さんとは、なんというか、会えば互いの悪口を言い合うような間柄です。
Commented by こばやし at 2008-05-17 21:36 x
対談された時の行方さん、マフラーはされてなかったみたいですね(笑)。僕らは行方さんや小川さん、それからカスクーナさんを始めとする多くの方々のおかげでブルーノートの作品を聴く事が出来ている訳ですね。出来れば現在入手出来なくなっている初期(モダンジャズ期以前)の再発、あるいは未CD化の作品のCD化をお願いしたいです。ところで小川さんは今月発売のSJ誌臨時増刊号は見られましたか?児山さんがウルフ氏にインタビューをされていたという記事には驚きました。以前ジャズ批評誌でいそノてるヲさんがグラント・グリーンにインタビューをしたという記事を見た時に次ぐものです(というとオーバーですね)。おそらくウルフ氏と話した事がある唯一の日本人なのではないでしょうか?出来る事ならライオン氏との関わりや創立時の苦労話も聞いて欲しかったです。
Commented by jazz_ogawa at 2008-05-18 00:07
こばやしさん、実はブルーノートのモダン・ジャズ以前の作品も大変優れているという点で、行方さんとぼくの見解は一致しています。そのことで、インタヴュー後に、「そんなこというなら、どうして現在入手ができないままにしているんだ」ときつーく言っておきました。
児山さんは、本当の意味で、ぼくなんかが足元にもおよばないほど素晴らしい業績を残しています。しかも時代がよかったので、はるかに貴重なインタヴューをしています。もっときちんとした形で残してもらいたいと常々思っています。
Commented by こばやし at 2008-05-18 06:42 x
以前SP時代のボックスセットにハイライト CD 、バラ売りでも何点か出た事がありますが今では殆ど手に入れる事が出来ません。是非ともお願いしたいところです。貴重なインタビューの陰には様々な苦労もされてるんですね。小川さんもそうだと思われますが、すっぽかされたり拒否された事も度々なんでしょうね。児山さんの今回の物は大変貴重な資料ですね。多くの人が読んでもらいたいです。児山さんもそうですが小川さんのマイルスやライオン氏とのインタビューを今となっては大変貴重な物ですよ。
Commented by jazz_ogawa at 2008-05-18 08:52
こばやしさん、ジャズの歴史を飾った重要なひとたちのインタヴューは貴重だと思います。そのことを考えると、児山さんのインタヴューはきちんとした形で残してほいてほしいと思います。
こばやしさんがご指摘のブルーノートのSP盤についても先日話題になりました。行方さんに、また何らかの形で出してくれるよう、強力にプッシュしておきました。
Commented by 加持顕 at 2008-06-03 07:46 x
小川さんこんにちわ。
反応が遅れてしまいましたが、コメントさせていただきます。

『真ブルーノート入門・青春篇1939~1957-選曲・解説:行方 均』
を脇に置きながらの対談だったのですね、今回は。

それで思いついたのですが、小川隆夫さん選曲・解説のブルーノート作品のコンピレーション・アルバムは発売されたことがありますか?

なければ1500番台ライナー本の発売記念として、コンピレーション・アルバムを発売されたらいかがでしょう。
中山康樹さんがブルーノート本を出版された時は、しっかりコンピレーション・アルバム発売しておりましたから、こちらも強力にプッシュされては(笑)?期待してます。
Commented by jazz_ogawa at 2008-06-03 14:34
加持顕さん、建設的なアイディア、ありがとうございます。コンピレーションはこれまでいろいろ出させてもらっています。本とのタイアップも、『ブルーノート・ジャズ』(平凡社新書)と『ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ』(平凡社新書)を出したときにやらせてもらいました。そのほか、クラブ系の選曲とか、王道を行く名演コンピとか各種出しています。
今回もタイアップでCDを出そうという話もあったのですが、ライオンの誕生日である4月に本が間に合わなかったため、立ち消えになりました。
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