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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-09-24 ベニー・ゴルソン@「ブルーノート東京」
2008-09-24 ベニー・ゴルソン@「ブルーノート東京」_e0021965_11551279.jpg
 昨日は偶然の成り行きですが、総勢9人でライヴを観てきました。小僧comが「ブルーノト東京」と組んで、特別パッケージみたいなものを始めたんですね。入場料にスペシャル・ドリンクとオードヴルを組み合わせて、少し割安の料金で観られるというパッケージです。その最初の試みがベニー・ゴルソンのライヴでした。

 たまたまぼくも昨日のセカンド・セットを観にいくことにしたので、事前に「同じ回をご覧になるひとで、お嫌じゃなければご一緒にどうですか?」と小僧comのスタッフが声をかけたところ、こういうことになりました。

 いつもはひとりかふたりで観にいくことが多いので、こういうのもたまにはいいですね。早めに店に行き、ご一緒する方たちとジャズ談義で盛り上がったところで、ライヴが開始です。ベニー・ゴルソンは、去年も「東京Jazz」で聴きましたが、肌の色艶もよく元気そうでした。1929年1月生まれですから、もうすぐ80歳。先日のハンク・ジョーンズもそうでしたが、とにかく若々しいことこの上なしです。

2008-09-24 ベニー・ゴルソン@「ブルーノート東京」_e0021965_11552488.jpg
 15年ほど前になりますが、彼を含むカーティス・フラー・クインテットの作品『ブルースエット・パート2』をぼくはプロデュースしていました。あのときから、見かけはまったく変わっていません。

 ステージに登場したのははこのところのレギュラー・カルテットで、マイク・ルドン、バスター・ウィリアムス、ジョー・ファンズワースの面々。「サヴォイでストンプ」、「Mr. P.C.」、「アロング・ケイム・ベティ」、「アイ・リメンバー・クリフォード」などお馴染みの曲が中心の演奏です。途中でピアノ・トリオによる「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」もフィーチャーされました。

 ほとんどの曲で全員のソロがフィーチャーされ、ベニー・ゴルソンはそれほど長く吹きません。まあ、お年を考えればそういうものでしょう。ぼくが若いころだったら、「毎回ベース・ソロやドラムス・ソロはないだろ」と怒ったかもしれません。しかし、「これもいいじゃない」と、いまなら思えます。1929年1月25日生まれのベニー・ゴルソンによる2008年9月23日の演奏はこれしかないんですから。

 ライヴはそのとき限りのものです。ぼくは、その姿を目と耳に焼き付けたいと考えています。「今日の演奏はよかった」とか「つまらなかった」というのは簡単ですし、当たり前のことです。自分の中に芽生えるそうした思いも無視はしませんが、その上でぼくは「今日の演奏はこれしかないんだし、それが聴けてよかった」との思いが年と共に強くなってきました。

 あと何度ベニー・ゴルソンのライヴが聴けるかわかりません。昨日の演奏もぼくには得がたい財産のひとつになりました。これまでに何度もさまざまなライヴを聴いていますが、これからはこれまで以上にひとつひとつのライヴを大切に聴いていきたいと思います。ぼく自身、あとどのくらいライヴに足が運べるんだろうと、最近は強く感じるようになりましたから。

 ご一緒した皆さんも口々に「楽しかった」と話していました。やっぱりライヴはやめられませんね。
by jazz_ogawa | 2008-09-24 12:02 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(6)
Commented by cyubaki3 at 2008-09-24 13:25 x
ゴルソンと聞くとゴルソンハーモニーという言葉を思い出します。
ゴルソン作って名曲多いですよね。

ジャズ評論家の大和明さんが今月8日に亡くなられたそうです。
(ぼくは初めて読んだジャズの本が大和明さん著でした)
もうご存知かもしれませんが。
Commented by jazz_ogawa at 2008-09-24 15:47
cyubaki3さん、ぼくも同感です。昨日はワン・ホーンだったので、ゴルソン・ハーモニーは聴けませんでしたが。
大和さんの悲報、残念です。
Commented by fanfan at 2008-09-24 23:46 x
小川さんこんばんわ。
とても素敵なライヴだったようでよかったですね。
私も、最近「生きている間にどれだけのすばらしい音楽に出会えるんだろう。」と考えたりします。
9割がたは、聴いてもなんとも思わない音楽が多いのも事実ですが、残り1割のすばらしい音楽に出会えたときの、心の震えようは確かにかけがえない経験に思えてならないのです。
音楽の持つ力ってすごいんですね!

少しでも多くの音楽情報に触れられるように、家にいる間はずっと夜中もラジオをつけっぱなしにしております。それでちょっと「素敵なアーティストだな。。」と思ったらネットで深く掘り下げたりして情報を探しています。。


首のほうはいかがですか?
お大事になさってください・・


Commented by jazz_ogawa at 2008-09-25 07:40
fanfanさん、ライヴには一期一会みたいなところがありますから、大切に聴きたいですよね。音楽を聴いているとさまざまな思いがよぎります。そういう瞬間も楽しいですね。
首はいまのところまあまあ何とかなっています。 お気遣いありがとうございます。
Commented by .Double Fantasy at 2008-09-26 22:26 x
ほんとうに、たまには皆でわあわあ言って盛り上がりながらライブに突入して、うっとりして聞き入り、またわあわあ話して、じゃ又!というのもいいなぁ、と思いました♪ストーンズはどれだけ盛り上がるのでしょうか(^^ゞ
Commented by jazz_ogawa at 2008-09-26 23:08
.Double Fantasyさん、先日は楽しんでいただけましたか?大人数で行くのも楽しいですよね。
ストーンズのイヴェントは11月16日に大井町のカフェ(?)で行ないます。時間は午後か夕方から2時間、詳細が決まりましたらブログでお知らせします。今回はle septの倍くらいの広さなので、集客が心配です。駒場のようにならなければいいのですが。
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