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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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e0021965_5195057.jpg 10月の『TALKIN'』に続いて、20日に『マンハッタン・ジャズ・カタログ』という単行本が全音楽譜出版社から出ます。マンハッタン中のジャズ・クラブや関連スポットをすべて写真つきで323ヵ所紹介したものです。ニューヨークでジャズ三昧をしたい方のためにさまざまなノウハウも書き込んでみました。ニューヨークに行くひともいかないひとも楽しめる内容になるよう務めたつもりです。
 それから、3月にこれまた全音楽譜出版社から出した『ジャズのたしなみ方』と連動したコンピレーションCD『ジャズのたしなみ方』が9日にユニバーサル ミュージックからリリースされます。ジョン・コルトレーン、オスカー・ピーターソン、スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドなどの名演・名唱を16曲収録したものです。入門編としては最適な1枚になるかと思います。e0021965_52145.jpg


【Broadcast】
毎週水曜日 『赤坂泰彦One On One』(Inter FM 76.1 7:20頃、出演)


【Activities】
11.5.  青山ブックセンター本店内カルチャー・サロンで『TALKIN' ジャズX文学』刊行記念トーク・セッション (出演)平野啓一郎・小川隆夫 15:00~17:00 入場料500円(要予約) 問い合わせ:03-5485-5511

11.25. 新宿・朝日カルチャー・センターで『小川隆夫のブルーノート・コレクション』(2回目) 19:00~20:30 問い合わせ:℡03-3344-1945


【Articles】
11.18. 『英会話エンジョイ・スピーキング』(12月号)
    「エッセイ:Reading JAZZ Bar #21」

11.20. 『スイングジャーナル』(12月号)
    「ディスク・レビュー」
    「名盤研究:ソニー・ロリンズ/橋」
    「ゴールド・ディスク紹介:松永貴志/無機質オレンジ」
    「ブルーノート新定番座談会」
    「ファン必見!マイルス・デイビスのアナログLPが22年ぶりに復刻」

11.20. 『CDジャーナル』(11月号)
    「カラー・レビュー」
    「試聴記」
    「輸入盤紹介」

11.21. 『ブルーノート・クラブ』(50号)
    「コンサート・レビュー:松永貴志ニューヨーク・トリオ」
    「著書紹介:TALKIN' ジャズX文学」


【Linernotes】
11.02. 『ニール・ラーセン/ジャングル・フィーヴァー』(ユニバーサル)
11.02. 『ニール・ラーセン/ハイ・ギア』(ユニバーサル)
11.02. 『ロニー・ジョーダン/アンティダウト』(ユニバーサル)
11.02. 『ノーマン・ブラウン/ジャスト・ビトゥーン・アス』(ユニバーサル)
11.02. 『ノーマン・ブラウン/アフター・ザ・ストーム』(ユニバーサル)
11.02. 『リッピントンズ/ツーリスト・イン・パラダイス』(ユニバーサル)
11.02. 『デヴィッド・ベノワ/エヴリ・ステップ・オブ・ザ・ウェイ』(ユニバーサル)
11.02. 『チャック・マンジョーネ/ファン・アンド・ゲームス』(ユニバーサル)
11.02. 『トム・スコット/キープ・ディス・アライヴ』(ユニバーサル)
11.02. 『ジョン・パティトゥッチ/パティトゥッチ』(ユニバーサル)
11.07. 『ジェーン・モンハイト/グレイテスト・ヒッツ・コレクション』(ビクター)
11.09. 『V.A./ベスト・ブルーノート100 Vol.3』(東芝EMI)
11.09. 『V.A./ジャズのたしなみ方』(ユニバーサル)
11.09. 『V.A./ジャズ・ザ・ベスト・プレミア・ボックス』(ユニバーサル)
11.09. 『ジャック・ルーシェ/モーツァルト・ピアノ協奏曲 第20番・第23番』(ユニバーサル)
11.23. 『エディ・ヒギンズ/スタンダード・ヒギンズ』(ヴィーナス)
11.23. 『エディ・ヒギンズ/バラード・ヒギンズ』(ヴィーナス)
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by jazz_ogawa | 2005-10-31 23:15 | Works & Information | Trackback(1) | Comments(8)
 渋谷の「カフェano」でトーク・イヴェントをやってきました。2回目の今回は「マイルス・デイヴィスの真実」と題して、マイルスにまつわる話をしました。司会兼進行役の高橋慎一さんの乗せ方がうまくて、あっと言う間の2時間でした。
 今回は、前回の「ブルーノートの真実」のようには脱線せず、脱線したにしてもマイルス関連の脱線で収まりました。あぁよかった。
 それにしても、マイルスの話には尽きることがありません。平凡社から出した『マイルス・デイヴィスの真実』にもいろいろと書きましたが、あの本に出てこない話やエピソードも随分話せたと思います。また、書いてはいけないようなことまで、調子に乗って話してしまいました。これも高橋さんの誘導がうまかったからでしょう。
e0021965_5124588.jpg マイルスのことを話すたびに思うのは、彼がどれだけ心優しい人物だったかということです。傲岸不遜と言われていたマイルスですが、ひとたび心を開いてくれると、本当に繊細で気配りをするひとでした。そんな帝王の姿にほんのわずかでしたけれど、ぼくも触れることができました。これは、その後の人生の糧になっています。
 中学のときに偶然のことながら彼の来日公演を観て、高校でその音楽の虜になって約40年。マイルスの音楽に触れ、そして彼がこの世を去る最後の6年間はその当人とも曲がりなりにも交流が持てたことが、ぼくの人生のある部分をつかさどっています。

 元来、簡単に影響を受けてしまうぼくです。ジョン・レノンがいなければ、そしてマイルスがいなければ、ぼくはどんな人生を過してきたのでしょうか? そんなことを考えることに意味はないのですが、少なくともぼくはこの人生に満足していますし、納得しています。
 もちろん、不満も物足りなさも、そしてふがいなさも感じます。しかし上を見たらきりがないし、下をみることも同じです。まあ、こんなぼくにしたらちょっと出来すぎの人生かな? といったところが本音です。これも、周囲の皆さんのお陰です。

 こんなことを思ったのも、この文章を書きながら、マイルスやブルーノートのことを考えていたからです。マイルスもブルーノートのアルフレッド・ライオンも、周囲のひとに恵まれていました。ぼくとはもちろんスケールがまったく違いますが、よき友人・よき知人に恵まれることが、そのひとの生き方を左右するんでしょうね。
 翻ってみると、周囲のひとに恵まれているぼくですが、そういったひとたちに甘えっぱなしのままでここまで来てしまったと思います。それをおおいに反省している日曜のお昼前でした。
 と、これまた大脱線のブログになってしまいました。
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by jazz_ogawa | 2005-10-30 11:47 | Works | Trackback | Comments(5)
 ブログ上でトラブル(?)があり、前2回分の文章とそれに対して寄せて頂いたコメントが消えてしまいました。原因は不明です。文書は再掲載しましたが、コメントは消失したままです。せっかくいくつもお寄せ頂いたのに申し訳ありません。
 次回の「ONGAKUゼミナール」ではボブ・ディランをと思いましたが、ジョン・レノンの命日が12月であることから、ジョンの特集にしようと考えています。そんなことがコメントのやりとりの中で決定したことです。

 さて気持ちを入れ直して、久しぶりのMHRです。今回はひょんなことから手に入れたmondialitoなる日本人ふたり組ユニットの作品。このグループ、toshiya fueokaさんがギター、ベース、プログラミング、作曲で、junko nishimuraさんがヴォーカルに作詞という役割り分担のようです。
 彼らの3枚目の作品はタイトルもユニット名と同じ『mondialito』で、l'azur-recordというインディーズからリリースされています。現在はネット上(http://www.lazur-record.com)で販売されているだけですが、12月2日からはレコード店にも置かれるようです。
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 どこにはまったかと言えば、ウイスパー・ヴォイスとでも言うんでしょうか、フランス語で歌われるjunkoさんの無垢でいてどこかアンニュイなヴォーカルがとても心地のいいこと、それからアコースティック・ギターを中心にしたサウンドが優しい響きを有しているところです。
 junkoさんは目下フランス留学中とのことで、ぼくはフランス語はまったくわかりませんが、フランス語特有の気だるい雰囲気がとてもいい感じで表現されています。全体のイメージは、1960年代のフレンチ・ポップスにいま風のテイストを盛り込んだといったところでしょうか。古くて新しいサウンド。こういうの、ぼくは大好きです。
 これまでのMHLで紹介したアル・クーパーやストーンズも同じです。ぼくは新しいことにも興味がありますが、昔のものも捨てきれません。音楽でもそれ以外のものでも、考えてみると自分の感性に引っかかってくるのは、割とそういうテイストのものが多いようです。mondialitoの音楽もまさしくこれに当てはまりました。
 例えばクロディーヌ・ロンジェとかアストラッド・ジルベルトの歌はいまも大好きで聴き続けています。そんなタイプに通じているのがjunkoさんのヴォーカルでしょうか。fueokaさんのギターも、テクニックを前面に出すのではなく、ヴォーカルに味わいをつけ加えているスタイルが好ましく思えます。
 かつてギターを弾いていたぼくは、魅力的なアルペジオや個性的なフレーズにもセンスがいいなぁとつくづく感じ入ってしまいました。こういうのって、もっと目立ちたくなって、なかなかできないものです。
 方向性にはピチカート・ファイヴ的なところもありますが、彼らよりマニアックでないところが自然で、素直で、聴いていて微笑ましく思えます。つまり、演出されたお洒落サウンドではないんですね。ピチカートにもにやりとさせられますが、音楽おたくが作ったサウンドでないところがmondialitoの場合は却ってお洒落なんです。

 このユニットは、ふたりが自然体で音楽を表現しようとしているところがいいんじゃないでしょうか。だからすっと心の中に入ってくるのだと思います。バックで流れていると、別に一所懸命に耳を傾けていなくても、その場の空気が和むというか。そんな音楽ってなかなかないんですが。とくにお気に入りは4曲目の「sommeil des vrilles」とか6曲目の「indecise」。
 日本では滅多にライヴは観られないみたいですが、9月には香港でレコード・リリースに併せてライヴをやったそうです。そのほかにも、森田童子の「僕たちの失敗」をフランス語でカヴァーしたトラック(2枚目に収録)が韓国企業のCMに採用されたとか、なかなか活躍しているみたいで、今後が楽しみになってきました。
 興味がある方は、彼らのHP(http://www.mondialito.net)を覗いてみてください。

 なお、今週の土曜日は渋谷の「カフェano」で「マイルス・デイヴィスの真実」と題したトーク・イヴェントを行ないます。興味があるかたは是非いらしてください。

カフェano(東京都渋谷区渋谷1-20-3) 19:00~21:00 入場料:1000円 
問い合わせ:03-5467-0861(青山こどもの城近く、ヒコ・みずのジュエリーカレッジとなり)http://www.ufpress.jp/cafeano/
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by jazz_ogawa | 2005-10-27 19:25 | MHR | Trackback | Comments(5)
 おとといに続いて昨日(10月22日)もひと前で話をしてきました。今年の2月から2ヵ月に1回、駒場東大前にある「Orchard Bar」での「Ongakuゼミナール」。

 今回は「エレクトリック・マイルス後編」と題して、引退後からこの世を去るまでの10年間の演奏を聴きながら、個人的な思いを交えてマイルスの話をしました。あちこちで散々書いたり話したりしてきているので新鮮なねたはありませんが、来場された方には楽しんでもらえたでしょうか?
 ついつい脱線して話が飛んでしまうため、この日も用意してきたレコードとCDを全部かけることはできませんでした。それだけマイルスには思い入れがあるということで、(勝手にあるいは一方的に)ご勘弁願った次第です(許してもらえたかどうかは知りませんが)。とりわけ、マイルスに初めてインタビューしたときの艱難辛苦について時間を割いてしまいました。e0021965_5929100.jpg
 話していると、マイルスとの日々がいろいろと甦ってきます。ブランフォード・マルサリスがレコーディングに呼ばれたときに、ウイントンと一緒にスタジオまで行き、ふたり揃って門前払いを食らわせれたときのこととか、この世を去る3ヵ月前にニューヨークで観たマイルスの姿とか、マイルスとヘヴィー級のボクサーで誰が史上最強かについて話をしたときのこととか。

 マイルスの音楽を同時代に体験できたことはとてもラッキーでした。チャーリー・パーカーもバド・パウエルも、そしてウエス・モンゴメリーも観ることはできなかったけれど、マイルスをはじめジョン・コルトレーンやセロニアス・モンクの演奏が聴けたことはぼくの財産です。
 思えば、いまもポールやストーンズといったロック・レジェンドが「昔の名前で出ています」ではなくて、現役のバリバリでシーンを引っ張っています。その姿を観ることができることに喜びを覚えています。そして、もうすぐソニー・ロリンズが来日を果します。引退をほのめかしていることから、これが彼を観る最後になることでしょう。その姿をぼくはしっかりと心に焼きつけておきたいと思います。

 なお、次回の「Ongakuゼミナール」では、ジャズから離れて「ボブ・ディランと仲間たち」みたいな内容をやろうかな、といま思いつきました。相変わらず思いつきで動いているぼくでした。
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by jazz_ogawa | 2005-10-27 10:56 | Works | Trackback | Comments(0)
 このところトーク・イヴェントの機会が増えてきました。それでもやっぱりひと前で話すのは苦手ですね。昨日(10月21日)は朝日カルチャー・センターで「ブルーノートのすべて」と題した講座を開いたんですが、相変わらず緊張しました。
 講座という設定がいけないのかもしれません。トーク・イヴェントならもう少し寛いで話せるのですが、講座と言われるとなんだか教室で講義しているような感じで(まさにその通りのことをしているんですが)、どうも落ち着けません。朝日カルチャーでは講師とか先生とか呼ばれますし、それでますますきちんと話さなければと意識をしてしまうのかもしれません。
 それでもせっかく受講料(これですもん)を払って金曜の夜に集まってくださる方のために、何とか有意義な時間を過していただきたい、そう思って四苦八苦するわけです。前期は3回にわたってブルーノートの概要を紹介したので、今回は2回と回数が減りましたが、もう少し突っ込んだブルーノートの紹介をしたいと考えました。e0021965_564449.jpg
 しかし具体的に内容を考えてみると、前回からの引き続きの方もいれば、今回からの方もいるということで、話が重複しても面白くないだろうし、かと言って基本的なことは話さないと初めての方には申し訳ないしで、そこが難しいところでした。これが5回連続ならかなり深い内容の話ができるんでしょうが、細切れはいけません。でも、ぼくの集客力(集聴講生力とでも言うんですか?)ではそんな回数は無理でしょう。

 今回はDVDやCDやレコードを使い、アルフレッド・ライオン、ルディ・ヴァン・ゲルダー、アート・ブレイキー、バド・パウエル、ハンク・モブレーの話をしました。ジミー・スミスも予定に入っていたのですが、いつもの通り、話しているうちにいろいろなことを思い出してきて、それらをつけ加えてしまうもので、時間がなくなってしまいました。
 トーク・イヴェントのときは、ほとんど事前に具体的なことは考えていません。出たとこ勝負みたいなものです。ぼくの人生がそういう感じなので、これが一番性に合っています。
 ところが朝日カルチャーでは、ある程度内容を考えています。これが緊張の原因のひとつであるかもしれません。それでも、結局は行き当たりばったりになるので、今度からあまり考えずに始めようかなとも思っています。しかし、それではそれなりの受講料を払って来て下さるかたに失礼かも。いや、楽しい話ができればその方がいいのか? などなど、考えれば考えるほど混乱してしまうぼくでした。
 次回は11月25日に「ブルーノートの奥深さを知る」と題して19時から行ないます。1回の聴講(こう書くの抵抗あるなぁ)も可能なので、興味がある方は是非ご参加ください。連絡先などは今月の「Works & Information」に書いてあります。
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by jazz_ogawa | 2005-10-27 10:50 | ONGAKUゼミナール | Trackback | Comments(0)
 キース・ジャレットのコンサートは、トリオでもソロでも、いつも聴き手に心地よい緊張感を与えてくれます。昨夜(10月20日)、池袋の東京芸術劇場で聴いた彼のソロ・パフォーマンスも、緊張感の中にぬくもりが感じられる素晴らしい内容でした。

 ビル・エヴァンスと比較されることの多いキースです。しかしキースが決定的に違うのは、同じ美しさでも、エヴァンスの繊細で触れれば冷凍したバラが粉々に砕け散るようなあやうい美しさに対して、強く触れてもびくともしない力強さを伴っている点でしょうか。
 キースのソロ・コンサートは、ほとんど純粋なインプロヴィゼーションです。ときには途切れることなく、1回のステージの中でさまざまな表情を見せながら演奏が進行していきます。しかし今回は1曲が5分前後と、比較的短い曲を各ステージで7~8曲演奏したでしょうか。
 穏やかな表情のもの、激しいパッションを感じさせる演奏。ゴスペル調の曲を演奏したときは、中腰姿勢で足を踏み鳴らし、リズムを取っていました。クラシックに通ずる荘厳な演奏も定番です。万華鏡のように、ひとつひとつの曲が多彩な表情を持っています。
 曲が終わると、ひと呼吸おき、あるいはグラスの水をひとくち飲んで、すぐ次の曲に向かいます。その間に新たな創造の心や力を得るのでしょうか? 曲間のインターヴァルがちょっと短い気もしたのですが、それだけいまのキースは音楽に没頭しているのか、創造性に溢れているのでしょう。
 ただしぼくだけかもしれませんが、その素早い気持ちの転換にときとしてついて行くことができなかったのも事実です。これは否定的な意味ではありません。それだけ、彼とぼくの音楽的なレヴェルが違うことを痛感した次第です。
 その場でキースの素晴らしい音楽に触れていたことは間違いありません。しかし、自分の理解力不足で彼の音楽がリアルタイムでは咀嚼できないもどかしさも同時にひしひしと感じました。音楽の奥深さ、そしてキースの常に前進している姿に、いろいろな意味でショックを受けたのです。

 考えてみると、初来日した1974年以来、ぼくはキースのライヴを30年以上にわたってコンスタントに観てきました。これだけ長い間、平均すれば数年に一度の割合になるかと思いますが、コンスタントにひとりのアーティストを観続けてきた例はあまりありません。
 マイルスにしたって、途中で6年の隠居時代がありますし、多くのアーティストはいつの間にか音沙汰がなくなってしまいました。そんな中で、キースはいつも素晴らしい音楽や演奏を聴かせてくれています。その彼の音楽にこれほど距離感を覚えたことは初めてでした。

 キースの演奏は、明らかにジャズ・クラブや気楽な場所で寛いで聴くジャズとは違います。コンサート・ホールのようなフォーマルな場所で聴く音楽です。一概には言えませんが、ジャズ・クラブで演奏されるものをエンタテインメントとするなら、昨日聴いたキースの演奏はアートに近いものでした。
 言葉で音楽をジャンルわけするのは本意でありません。しかし、例えば「ブルーノート」で聴くハービー・ハンコックやチック・コリアの音楽とはまったく質が違います。エンタテインメントとしてのジャズ。こちらにジャズの本質があるのかもしれません。それに比べると、キースの音楽は本来的なジャズとはかなり異なっています。
 しかしジャズが誕生して100年。この間にさまざまな革命的発展がありました。そして、その中でキースは自分なりに最高の創造性を凝縮させることで独自の音楽を確立したのです。
 帰りに、ぼくはこれまでに聴いたキースのコンサートの数々、そしてさまざまな作品に思いを巡らせていました。とても池袋から田町までの時間では追いかけきれません。それで家に帰ってからも、明け方近くまで彼の作品を聴きながら、いろいろな場面を思い返していました。
 コンサートを聴いて何に触発されたのか。それは自分にもよくわかりません。しかし、これほどそのひとの音楽のことを考えてみたいという衝動にかられたことは滅多にありません。そんな反応を起こした自分にびっくりもしました。

 多分、ぼくは悔しかったのでしょう。そしてそれ以上に嬉しかったのです。キースの音楽についていけなかったことが。40年間本気でジャズを聴いてきても、まだ未知の部分があるということです。
 これが斬新な音楽や突拍子もない方法論で成された演奏なら、これほどの衝撃は受けなかったと思います。そんなものなのね、で終わったかもしれません。ところが、キースはぼくが慣れ親しんできた手法で、こちらの想像をはるかに上回る演奏をしてみせたのです。
 思えば、ニューヨークに住んでみたのも、その直前に菊地雅章とギル・エヴァンスの対談を読んで、彼らの話していることがさっぱり理解できなかったのが発端でした。ニューヨークで彼らが体験していることを知らなければ、ふたりの話は理解できない。そして、ぼくは彼らの話についていけるようになりたかった。それが、いくつかある留学した理由のひとつです。

 いま、ぼくはあのときと似た気持ちを感じています。次にキースがソロ・コンサートをするときまでに、何とか彼のレヴェルに達していたい。しかしキースはさらに先を行っていることでしょう。この追いかけっこを、ぼくはしばらく楽しみたいと思います。
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by jazz_ogawa | 2005-10-21 23:33 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(0)
 芥川賞作家・平野啓一郎さんとの対談集『TALKIN' ジャズ×文学』が平凡社より10月14日に出版されました。以下に平凡社が作成した資料を貼りつけておきます。
 
e0021965_525718.jpg【平凡社の資料】
小川隆夫・平野啓一郎著『TALKIN!’ ジャズ×文学』のご案内

平凡社では10月14日に、小川隆夫・平野啓一郎著『TALKIN!’ジャズ×文学』(よみは、トーキン ジャズ ぶんがく 四六版、232ページ、定価・1680円=税込み)を刊行いたします。

若き芥川賞作家・平野啓一郎氏とジャズ・ジャーナリスト・小川隆夫氏の対話です。
平野氏は1975年生まれ、小川氏は1950年生まれ。年齢も仕事も異なる二人が「ジャズが好き!」ということから始まったトーク・セッション。
どんな音楽を聴いてジャズに〈はまった〉のかという二人の個人音楽史から始まり、ジャズ・ピアノのビル・エヴァンスとショパンの対比、帝王マイルス・デイヴィスの軌跡、ロック(とりわけプログレッシヴ・ロック)とジャズの関係、そしてジャズの未来像まで展開します。
ジャズを中心としつつも、クラシック、現代音楽、ロック、歌謡曲、さらに美術、文学などジャンルを超えて話は広がり、それぞれのお仕事や個人的な体験を踏まえ上で、〈創造とは何か〉にまで対話は深められていきます。
この対話を通して、すでにジャズに関心を持っている人は「聴きなおしてみよう」というきっかけになるかもしれません。またこれまであまりジャズを聴いたことのない人にとっては、「よき入門書」となるでしょう。さらに、この本をより楽しんでいただくために、各章の最後に推薦盤コーナーを設け、本全体では小川氏、平野氏が各々10枚ずつ(計20枚)のアルバムをコメント付で挙げています。

章校正は以下のとおりですが、この機会にご紹介いただければ幸いです。

ジャズは誰のもの?――前書きにかえて 平野啓一郎
1 「ジャズ」との遭遇
2  ジャズの中のクラシック――ビル・エヴァンスのいた風景
3 「カッコよさ」の探求――マイルス・デイヴィスの描いた軌跡
4 すべては「リズム」から
5 ジャズはどこに行くのか
後書き 小川隆夫


 以上です。ジャズをこれから聴いてみたいひとにも、すでに親しんでいるひとにも楽しめる内容だと思います。とくに平野さんの幅広い博識ぶりにはびっくりさせられますよ。
 自分で書くのも何ですが、平野さんとの対談は本当に楽しいものでした。打ち合わせのときから会話が弾み、ぼくたちも平凡社の編集者も録音しておけばよかったと後悔したほどです。また、対談が終わったあとの打ち上げでもさらに話が弾み、これまたテープを回しておけばよかったと悔やみました。
 そんな対談の続きが、11月5日の出版記念イヴェント(青山ブックセンター)で実現することになりました。そのお知らせも紹介しておきます。

【出版記念イヴェントのお知らせ】
小川隆夫×平野啓一郎トークセッション『TALKIN’ ジャズ×文学』(平凡社)刊行記念

「ジャズを聴きなおしたい!」

2005年11月5日(土)15:00~17:00(開場14:30)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:100名様
入場料:500円(税込)電話予約の上、当日精算

申し込み先:青山ブックセンター 電話03-5485-5511

  それから最後にもうひとつ。今週の土曜日にもトーク・イヴェントを行ないます。会場はアット・ホームないい雰囲気のバーです。興味があるかたはぜひいらしてみてください。

■10.22. 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第5回:ジャズのたしなみ方~エレクトリック・マイルス)
駒場東大前Orchard Bar 21:00~23:00 チャージ1500 円(w/1 drink) 問い合わせ:03-5453-1777
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by jazz_ogawa | 2005-10-18 00:39 | Works | Trackback(3) | Comments(7)
 昨日は渋谷のカフェanoでトーク・イヴェント。小さな店にちょうどいい感じでお客さんが集まってくれました。

 始まる前に司会者兼インタビューアーの高橋慎一さんと打ち合わせをしたのですが、そこから早くもふたりの間ではトーク・イヴェントがスタートしてしまったような状態になりました。そんなわけですから、結局ほとんど打ち合わせらしきものはしないままイヴェントが始まってしまいました。
 話は、この間アメリカで観てきたストーンズやポール・マッカートニーから始まって、最初から大脱線気味。途中でレコードをかけるつもりでいたのですが、関係者に促されて最初の曲をかけたのが1時間後でした。e0021965_4594343.jpg
 そこでやっとスリー・サウンズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」をかけてひと息。後半は最低2曲はかけるぞと意気込んだものの、また話に夢中になってしまいました。レコードをかけなきゃと思いなおして2曲目をかけたのが、終了5分前。ウエイン・ショーターの『アダムズ・アップル』からA面1曲目のブルースを聴いて、今回は終わりとなりました。

 ひとりで話すのは苦手ですが、相手がいると、ぼくは喋りまくる癖があります。昨日もその癖が出てしまいました。話しているうちに、いろいろなことを思い出してくるんですね。だから、打ち合わせはあってもなくても同じです。とにかくあっちに飛んで、こっちに飛んで、そのうち最初の話が何だったのかわからなくなってしまいます。高橋さんが軌道修正してくれたから、何とか後半はブルーノートの話が中心になったかと思いますが。

 原稿を書くときも同じです。ぼくは、基本的に構成を考えずに書き始めます。事前に考えているのはどうしても外せないことだけです。それでとにかく書き始めると、あとは思いつくままに進めていきます。
 ひとつのことを書くと、それから派生していくつかのことが思い浮かびます。それで次にそれを書くと、さらにいくつかのことが浮かびます。そんな感じですから、終わってみないとどうなるのかまったくわかりません。
 ただし、話をするのとは違いますから、あとでいくらでも修正ができます。ですから、とにかく最初は思いつくままに、書きたいことを、構成など気にせず書いておきます。文字数も気にしません。指定された文字数も大幅にオーヴァーしています。
 こういう状態ですから、一応書き終わった段階で完成度は30パーセントにも達していません。この原稿は、しばらくそのままにしておきます。4~5日とか1週間とかはそのままです。それで一度、原稿のことを頭から締め出して、フレッシュな気持ちになったところで見直しを始めます。ここからが本当の仕事です。文章をチェックし、事実を確認し、不要なものを削ったり、必要なものをつけ足したりしながら文字数の調整もします。

 原稿を書く方法はいろいろありますが、ぼくはずっとこうやってきました。いい加減な性格ですから、事前にどういう内容にするかをきちんと考えておくことができません。そういうことを試みたこともあるんですが、結局、書いていて面白くありません。自分が書いて面白くない文章を、ひとが面白いと思ってくれるでしょうか?
 このブログもそうやって書いています。だから、今日はイヴェントの話を書いていたのに、いつの間にか原稿の話になってしまいました。

 そうそう、今度の金曜日と土曜日にもトーク・イヴェントがあります(これも、いま書きながら思い出したことです)。金曜日が新宿の朝日カルチャー・センター、土曜日が駒場東大前にある「オーチャード・バー」でやります。詳細は「Works & Information」に載っています。興味がある方はぜひご参加ください。
 この先も、しばらく毎週土曜日にイヴェントが続きます。またこのブログで紹介しますから、よろしく。
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by jazz_ogawa | 2005-10-16 10:48 | ONGAKUゼミナール | Trackback | Comments(2)
 今日(10月14日)は『スイングジャーナル』で座談会をやってきました。

 1500円というロー・プライスでブルーノートの名盤100枚が昨年の6月から毎月10枚ずつ発売されて大きな評判を呼びました。そのシリーズの第二期が今年の6月から始まっています。今回は来年の3月まで毎月20枚が発売されます。
 そこで、現在の基準で新しい名盤を選びましょう、という趣旨で座談会が行なわれました。このシリーズ、これまでの売り上げから高い順に発売されています。したがって売り上げ順位の101位から300位(後半はそれほど優位の差はないのじゃないかとも思いますが)までの200枚が今回の発売分です。
 出席したのは、高井信成さんと原田和典さんとぼく、それに司会が『スイングジャーナル』三森隆文編集長。高井さんはかつて『スイングジャーナル』の編集者で、原田さんはつい最近まで『ジャズ批評』の編集長だったかたです。
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                  中央が高井さんで右が原田さん

 座談会に集まったメンバー4人のうち、ぼくを除くとすべてが編集に関係しているひとたちでした。だからどうっていうことはないんですが、音楽ライターになる早道のひとつが編集者になることかもしれません。なんてことを考えながら、座談会に出席していました。

 すでに今期のシリーズはスタートして半分ぐらいが過ぎているので、ぼくたちが選んだのは11月発売分から毎月各1枚の計5枚です。それらは最初の3枚が『スイングジャーナル』の12月号(11月20日発売)、後半の2枚が来年の2月号(1月20日)で紹介されます。
 すでに売れ行きのトップ100が発売済みですから、たいしたものは残っていないんじゃないかと思うのは早計です。ぼくたちが選んだのはシリーズの後半ですから、順位から行けば201位以下ということになります。それでも、素晴らしい作品が多くて選ぶの苦労しました。そこがブルーノートの凄いところです。
 第一期と二期でトータルして300枚。ブルーノート好きのぼくだからかもしれませんが、すべてに何らかの価値を見出すことができます。1枚たりとも駄盤はありません。もし書けと言われたら、すべてのアルバムに推薦文が書けます。それもお世辞ではなく、本心からそれぞれのアルバムの良さについて紹介できる自信があります。

 やはりブルーノートは凄い。それが1500円、しかも3枚買えば1枚ただというキャンペーンも続行中です。ブルーノートの回し者ではありませんが、この際にこれまで買うことを躊躇していたものがあれば、是非ともコレクションに加えることをお薦めします。
 今回の座談会に集まった3人も、毎月の20枚から新定番として1枚を選ぶのに苦労しました。「現在の視点」ですから、昔からのファンにしてみれば変化球と思われる作品も含まれています。しかし、これからジャズを聴こう、ブルーノートの代表的なアルバムは持っているからほかの作品も聴きたい、といったひとには価格も手ごろだし、ほどよい指針になるのでは、と思っています。
 雑誌が出る前に選んだアルバムを紹介してしまうのはルール違反だと思いますので、ここでは紹介しません。興味がある方は、記事が出たら是非ご覧になってください。そのほかのアルバムにもいろいろと触れていますから、参考になるかもしれません。

 さて、明日は渋谷の「カフェano」で「ブルーノートのすべて」と題したトーク・イヴェントです。今日の座談会で、気持ちは全面的にブルーノートに向かっています。どんな話をするかはまったく未定です。司会兼インタビューアーの高橋慎一さんが何を聞いてくるのか、ジャズと同様、それにアドリブで答えることにします。
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by jazz_ogawa | 2005-10-15 00:30 | Works | Trackback | Comments(2)
 先日観てきたストーンズとポールのセットリストです。忘れないために、ここに記録させておいてください。

e0021965_4552192.jpg それにしても、どちらも昔の曲が多いですね。ポールなんかビートルズ時代の曲が半分くらいありますものね。しかも休憩なしで36曲。いろいろな意味で凄いと思いました。
 だけど、どういうことなんでしょう? これは後ろ向きの姿勢なんでしょうか。しかし、ぼくはこういうレパートリーを聴いて、前向きな気持ちになれました。それは、彼らのパワーとか創造性とか継続性とか、そういうものに触発されたんだと思います。でも、マイルスは最後の最後になるまで過去を振り返りませんでした。そんな彼のライヴに接したときと同種の感動を覚えたぼくの感性は、少しおかしいのかもしれませんね。
 でもいいものはいい。それはどちらにも共通していることです。そこに、感激したり触発されたのかも。自分で自分の気持ちを分析するのは難しいですね。まあ、深く考える必要はないんでしょうが。やっぱり、いいものはいい。それを結論としておきます。

■The Rolling Stones MCI Center, Washington, DC Monday, October 3, 2005
【The set list】
1.Start Me Up
2.You Got Me Rocking
3.She's So Cold
4.Tumbling Dice
5.Rough Justice
6.Back Of My Hand
7.Beast Of Burden
8.Bitch
9.Mr. Pitiful
--- Introductions
10.The Worst (Keith)
11.Infamy (Keith)
12.Miss You (to B-stage)
13.Oh No Not You Again (B-stage)
14.Shattered (B-stage)
15.Honky Tonk Women (to main stage)
16.Sympathy for the Devil
17.It's Only Rock'n Roll
18.Brown Sugar
19.Satisfaction
20.You Can't Always Get What You Want (encore)
21.Jumping Jack Flash (encore)
 楽しめたのは9曲目の「ミスター・ピティフル」。オーティス・レディングのオリジナル・ヴァージョンに近い形のブラス・アンサンブルも最高でした。
 あとは、最後にみんなで挨拶する段になって、チャーリー・ワッツがドラムスのスタンドから降りてステージに向かいながらセーターを着たことが面白かった。汗をかいて着ているものを脱ぐのが普通なのに、このひと、汗をかかないにかしら。


■Paul McCartney Madison Square Garden Tuesday, October 4, 2005
【Pre-show:】
Freelance Hellraiser is the pre-show DJ playing tracks from "Twin Freaks" and a few extras that blends into a 10 minute film by Mark Haefeli that Paul's entire life from childhood right through to this year's Live 8 performance. The film climaxes with the start of the stage show by Paul and the band.

【The set list】
1.Magical Mystery Tour
2.Flaming Pie
3.Jet
4.I'll Get You
5.Drive My Car
6.Till There Was You
7.Let Me Roll It (Foxy Lady jam)
8.Got to Get You In My Life
9.Fine Line
10.Maybe I'm Amazed
11.Long and Winding Road
12.In Spite Of All The Danger
13.I Will
14.Jenny Wren
15.For No One
16.Fixing a Hole
17.English Tea
18.I'll Follow the Sun
19.Follow Me
20.Blackbird
21.Eleanor Rigby
22.Too Many People
23.She Came In Through The Bathroom Window
24.Good Day Sunshine
25.Band on the Run
26.Penny Lane
27.I've Got A Feeling
28.Back in the USSR
29.Hey Jude
30.Live and Let Die
-- 1st Encore --
31.Yesterday
32.Get Back
33.Helter Skelter
-- 2nd Encore --
34.Please Please Me
35.Let it Be
36.Sgt. Pepper's (Reprise) / The End
e0021965_4564492.jpg 2回のアンコールで6曲、しかもすべてビートルズ・ナンバー。そこにポールの思いがあるのかもしれません。
 あと、ぼくがふーんと思ったのは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」。これ『レット・イット・ビー』のアレンジを用いていました。『ネイキッド』では、オリジナルの形に戻して、あとからダビングしたストリングスを外していたんですが、ポールはやっぱり『レット・イット・ビー』のほうが好きなのね、っていうことでした。まあ、どうでもいいことかもしれませんが。
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by jazz_ogawa | 2005-10-13 23:51 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(4)
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