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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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小川隆夫ONGAKUゼミナール
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TEL: 078-265-6595

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 早くも1月最後の「Jazz Conversation」となりました。といっても1月は日曜が5回あるので充実した気分ですが。これってきっとひとりよがりなんでしょうね。

 番組には「声が嫌だ、話が多すぎる、音楽だけかけてくれればいい」というメールも届いています。まったくそのとおりだと思います。ぼくも自分の声が嫌いですし、話が多すぎると思っています。でもこの番組で「音楽だけかけてくれ」は無理です。

 すべてのひとに満足いただける番組は作れないですから、この感じでやるしかないんですけどね。声は変えられませんし(かっこいい声に変えられるものなら変えたいですよ)、これでも話はセーヴしてるんですから。

 これって、居直ってることになるんでしょうね。ぼくの性格からすれば、ラジオの番組なんて居直らなければできません。だからやりたいようにやるしかないです。器用じゃないんで、ありのままの自分でやるしかないってことです。

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 それで5回目の明日はこういう内容です。

Jazz Conversation #005(2010.1.31.放送)
①【16:00:日本のジャズ】
②【16:30:マイルスの真実(第5回:パーカー・クインテットで初録音)】
③【17:00:インタヴュー(鈴木良雄)】
④【17:30:アーティスト特集(第1回:ウイントン・マルサリス)】

 ①はいわゆる「和ジャズ」と呼ばれているものですね。菊地雅章さんの「ダンシング・ミスト」、渡辺貞夫さんの「パストラル」、それに日野皓正さんの「ライク・マイルス」。この3曲でトータル40分以上ですから、30分番組には収まりません。おまけにあれも話したいこれも話したいの日本ジャズなので、本当は2曲にすればいいんですが、どうしてもこの3曲はかけたい、ということで、大変なことになりました。どうしてこの3曲か、それについては番組で、ということにしましょう。

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 インタヴュー・ゲストにはニューヨーク時代、散々お世話になったチンさんが登場。昨年プロ・デビュー40周年を迎えたことや、新作と2月8日のコンサートのことなどを語ってもらいました。

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 そろそろアーティスト特集もやりたくなったので、1回目は「となりのウイントン」です。彼と知り合ったきかっけとか、まあここは自慢話のコーナーかな? ですから台本は白紙です。ほかのコーナーも、決まりの言葉以外は全部白紙ですけど。

 それでは明日の午後4時、ラジオとお時間のある方は、そして電波が届く地域にお住まいの方はInter-FMにチャンネルを合わせてくださいね。

 ぼくはもう少ししたら銀座に行って「ONGAKUゼミナール」をやってきます。
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by jazz_ogawa | 2010-01-30 12:42 | Inter-FM | Trackback | Comments(16)
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 数日前ですが、キューバのピアニスト、ロベルト・フォンセカのステージを「ブルーノート東京」で観てきました。

 ぼくの中で強烈な印象として残っているのは2002年の「東京Jazz」で観たステージ。このときはオマーラ・ポルトゥオンドと一緒に来日し、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。あのときは完全にノックアウト。75年にハバナで生まれているから、そのときでフォンセカは27歳。才能の凄さだけでなく、雰囲気のあるピアニストという点に惚れました。

 キューバのピアニストというと、チューチョ・ヴァルデスやゴンサロ・ルバルカバのように超絶技巧派が目立ちます。フォンセカにもその気はありますが、「ブルーノート東京」のステージではそういう面がほとんど目立たず、もっと悠然としたプレイでイマジネイティヴな世界を表現してくれました。

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 曲によってですが、彼はピアノを弾きながらひとりコーラスのようにメロディを歌い上げます。その澄んだ高音を聴きながらリチャード・ボナみたいだな、なんて思ってもいました。全体に音楽は聴きやすく、親しみやすいものでした。系統はまったく違いますが、第1期リターン・トゥ・フォーエヴァーの音楽にも通じているというか。それはラテン風味とフォンセカのコーラスからそう感じたんだと思いますが。

 一番印象に残ったのは、アンコールで「古いキューバの音楽を紹介します」とアナウンスして演奏したタンゴの曲。それも含めて、フォンセカの演奏はそれほどキューバ的なラテン色は濃くありません。もちろんラテン・ミュージック特有のリズミックなコンピングはあちこちで登場しますが、じっと聴いているとラテン・ジャズの印象はあまり感じられません。心地のよい音楽──それに尽きました。

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 フォンセカといえば、ラテン・ジャズとクラブ・ミュージックの融合という印象があります。ジャイルス・ピーターソンと組んだ新作『ハバナ・カルチュラ~ニュー・キューバ・サウンド』もその路線でしたから。でも「ブルーノート東京」ではそんな感じはほとんどしなかったですね。シンセサイザーもステージにセットされていたんですが、ぼくが聴いた回では一度も指を触れなかったですし。

 それで、ぼくの夢はもう一度オマーラとの共演をこの目で観ること。彼女の年齢を考えると日本では無理かな? 観ることができるなら、一度はキューバにも行ってみたいので、そのチャンスを狙っているんですが。
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by jazz_ogawa | 2010-01-28 12:57 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(4)
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 1週間ほど前のことになりますが、丸の内の「コットン・クラブ」に出演していたジェラルド・クレイトンのインタヴューをしてきました。

 旬のピアニストとして注目しているのがこのクレイトン。自分のトリオで初の来日ということから、ステージでは張り切ったプレイを聴かせてくれました。こういう優れた人材が登場してくることにぼくは大きな喜びを覚えます。まさにピアノのニュー・ブラッド。

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 オーソドックスなスタイルですが、そこに現代の風味が遺憾なく発揮されていて、彼個人だけでなく、ピアノ・トリオとしても聴き応えのあるステージが満喫できました。聞けば、この3人は高校時代に出会ったとのこと。その後、プロで活動するようになってレギュラー・コンボを結成したそうです。そういうわけで、初リーダー作の『トゥー・シェイド』もこのメンバー(ベースがジョー・サンダース、ドラムスがジャスティン・ブラウン)で吹き込まれています。

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 ステージ終了後に楽屋でラジオ用にインタヴューしてきましたが、自分の音楽を確立した意図といったことを熱い口調で語ってくれました。この模様は2月放送の「Jazz Conversation」で紹介しますね。余談ですが、腕時計がほしいので渋谷に買いに行こうかななんていう話もしてくれました。あと、ジェラルドはヌードル好きでした。

 ご存知のかたもいると思いますが、彼の父親はベーシストのジョン・クレイトンで叔父さんがアルト・サックス奏者のジェフ・クレイトン。ふたりでクレイトン・ブラザーズとして活躍していますし、そこにじぇラルドも加えて1週間ほど前にレコーディングも済ませたそうです。

 以下に「コットン・クラブ」のHPにアップされていた紹介を貼り付けておきます。これでジェラルドがどんなピアニストかわかると思います。

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 1984年5月11日オランダ・ユトレヒト生まれ。幼少期よりアメリカに移住し、豊かな音楽環境の中で育つ。2006年のセロニアス・モンク・ジャズ・ピアノ・コンペティションでは堂々の2位を獲得。同年以降、ロイ・ハーグローヴ・バンドのピアニストとして様々な形でツアーに参加し、09年9月に「ブルーノート東京」で行われた渡辺貞夫公演でもフレッシュな感性でステージを盛りあげた。また、ダイアナ・クラールをはじめとするミュージシャンのレコーディングに参加し、ダイアナをして『素晴らしいピアニスト、あんなにかっこいい録音が出来たのも彼のおかげ』と言わしめた逸材でもあり、ニューヨーク・タイムズでも「オスカー・ピーターソンを彷彿とさせるプレイスタイルの逸材」と紹介される。生存競争が激しいN.Y.の若手ジャズ・シーンにおいても飛び抜けた才能とイマジネーションが繰り出す彼。SmallsやJazz Galleryといった地元でも最も耳の肥えたオーディエンスを相手に最前線で活躍するまさに時代の寵児が堂々の本人名義のトリオで日本初登場。
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by jazz_ogawa | 2010-01-26 12:53 | Inter-FM | Trackback | Comments(4)
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 2ヶ月に一度はやろうと思っている駒場東大前「Orchard Bar」の「ONGAKUゼミナール」。今回は2月20日の開催です。銀座の「ONGAKUゼミナール」はジャズがメインで、こちらはノンジャンルの「60年代音楽」を追求しようというもの。それで今回はビートルズ。

 ぼくが一番大きな影響を受けたのは誰だろう? 順番はつけられないとしてもビートルズがかなり上位にいることは間違いありません。中学時代から高校時代にかけて、未熟だったぼくの音楽感(いまも未熟です)に強い影響を与えたのがビートルズでした。そういうひとってとても多いんじゃないでしょうか?

 そんな個人的な体験談を話しつつ、ビートルズの凄さを自分で再確認したいと思っているのが次回の「ONGAKUゼミナール」です。ビートルズの素晴らしさはその音楽自体が物語っていますから、いまさら言葉は不要でしょう。

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 ビートルズには聴き手にそれぞれのストリーやヒストリーがあるんじゃないでしょうか。ぼくのストーリーやヒストリーなんか聞いたって面白くもなんともないかもしれません。でもマニアックなことをこういう場で話しても仕方ないでしょ。

 60年代はどんな時代だったのか、それを音楽を聴きながら振り返ってみようというのがこのイヴェントの趣旨なので、そのあたりを自分の体験談を踏まえて話せればいいと思っています。

 去年はリマスター盤も発売されたことですし、ここで自分なりにビートルズとはなんだったのか、そのことを考え直してみたいと思います。それからビートルズの話を1回で済ますことは無理だと思いますので、今回は「パート1」として、66年に来日するあたりまでを考えています。

日時:2010年2月20日(土) 午後8時~10時頃
会場:駒場東大前 Orchard Bar 
チャージ:2,000円(1ドリンク付)
テーマ:The Beatles part 1

 参加ご希望の方はお店に予約をしてください。
 お問い合わせ・予約:「Orchard Bar」 080-3463-1807
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、もしくはコチラから

 それから本日は午後4時からInter-FMの「Jazz Conversation」もあります。こちらも合わせてよろしくお願いします。
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by jazz_ogawa | 2010-01-24 09:42 | ONGAKUゼミナール | Trackback | Comments(8)
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 数えて4回目の明日はこんな内容です。

【16:00:今月の新譜(2010年1月)】
【16:30:マイルスの真実】
【17:00:インタヴュー(Spike Wilner, Owner of Smalls Club)】
【17:30:レーベル特集(第1回:ブルーノート)】

 今月の新譜ではパット・メセニーのひとりオーケストラにびっくりしました。オーケストリオンという装置を開発して、それをバックにメセニーのギターが爆発します。

「マイルスの真実」は初レコーディング(45年4月)からパーカー・クインテットに抜擢(同年9月)される5ヶ月間を紹介。ついでにパーカー・クイテットで初レコーディング(11月)した「ナウズ・ザ・タイム」も聴いて次回へ、という感じです。少しずつ前進はしています。

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 インタヴューは前回に続いてニューヨーク取材から。グリニッチ・ヴィレッジにある「スモールズ」のオーナー、スパイク・ウィルナーが登場。自主制作しているライヴCDのことや店のポリシーなどを話してくれます。

 それで最後はブルーノート特集。特集といっても30分のコーナーですから、いいとこ3曲を紹介するのがやっと。この特集に限りませんが、ジャズの場合、演奏時間が一般的に長いため、どうしても演奏の後半や終盤でぼくのみっともない声が被さるケースがあります。全曲完奏としたいのですが、構成上仕方ないんですね。それならダラダラ喋るなっていわれそうですが、こればっかりはぶっつけ本番、行き当たりばったりの出たとこ勝負だからどうしようもできません。というわけで、明日の放送も気楽に聴いてください。

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 そういえば前回の放送で「ニューヨークのお土産を3名にプレゼントする」っていいましたけど、あれって締め切りが24日の番組開始まで、つまり16時までだそうです。写真のようなものがもらえますから、気になる方は番組あてにメールjazz@interfm.jpしてください。これ、かなり内容豊富です。もらって損はありませんし、絶対に喜んでもらえること請け合いです。持って帰ってくるの、重かったんですから。

 それからポッドキャストですが、この件については来週ミーティングが開かれると聞きました。少し前進するといいですね。
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by jazz_ogawa | 2010-01-23 08:52 | Inter-FM | Trackback | Comments(9)
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 この年になると、生きててよかったと思うライヴも何度か経験しています。昨日観たスライのステージもそのひとつでした。一緒に観ていた平野啓一郎さんのチェックによればスライの出演時間は13分。去年より2分長かったそうです。そしてアンコールでステージに登場していたのは2分間だけ。この15分で、ぼくは人生の中でかなり順位の高い幸福感を覚えました。

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 スライ・ストーンは青春時代のアイコンのひとり。ウッドストックの映画で動く姿を初めて観たときの強烈な印象。眼光鋭く、そしてそれと同じくらいシャープなファンクのリズム。レコードで聴いていた以上の衝撃を覚えました。

 当時のぼくは彼らのやっているファンクよりスタックス・サウンドに夢中だったので、関心はあったものの、この映画を観るまではそれほど気になる存在でありませんでした。ディスコでかかるダンス・ミュージックぐらいにしか思っていなかったんですね。

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 しかしウッドストックのステージを観てスライが時代のメッセンジャーであることを知ってからは、音楽もさることながら、彼が発信するメッセージにも注目するようになりました。日本も70年安保の前後で騒然としていましたし、ノンポリのぼくでも多感な時代を生きていましたから。

 あれから40年。スライがこういう形でぼくたちの前に戻ってくるとは。去年の「東京Jazz」でも感じましたが、ステージでのスライは飄々としていて、それでいながら登場するや空気が一変してしまうほど強い存在感を漂わせていました。

 それまでルーファスが熱演していたステージはなんだったのだろう? 素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれた彼らの1時間はスライのひと声でかすんでしまいました。

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 ルーファスについても触れておくなら、女性シンガー5人を加えた総勢13人。彼女たち(全員がとびきりのおでぶちゃん)が次から次へと素晴らしいノドを聴かせて、これでもか、これでもかと場内を盛り上げ、還暦イヤーを今年迎えるぼくは少々へばり気味のところでスライが登場。その途端、いっきにアドレナリンが体内を駆け巡り、ぼくは蘇生しました。

 うまさとか音楽性を超えているのが現在のスライです。そこにいてくれるだけで十分。ぼくにとっては人間国宝のひとですから、長い時間ステージに立たなくていいんです。正味15分でももったいないくらい。

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 留学時代に一度だけ再結成されたスライとファミリー・ストーンを観ましたが、あのときに比べてなんてお爺ちゃんになっていることか。ステージではマイクを持たずに歌いはじめ、女性シンガーがマイクを差し出したり、飲み物をわたしたりと、上げ膳据え膳状態です。とにかくスライには気分よく時間をすごしてもらいたい。聴衆もそんな感じで見守っていたのではないでしょうか。

 ぼくは彼の姿に、ソウルの未来はこういうことだったのかと思いました。この気持ち、うまく言葉で表せません。つまり、60年代に一所懸命ソウル・ミュージックを聴いていたときのぼくは、それから40年後にみんながどうなっているかなんて考えてみたこともありませんでした。それを、いまぼくは現実として体験しているわけです。

 この心地のよさはどこから来るのか。音楽の究極は音楽性を超越することかもしれません。ぼくはとっくの昔に音楽的にどうだとかこうだとかいうことは考えなくなりました。そんなこと、どうでもよくなっちゃったんですね。自分にとって心地がよいか、楽しめるか、幸せな気分になれるか、そういったことが大切だと気がついたんです。

 昨日のスライもまさしくそうでした。音楽的にはルーファスのほうが圧倒的に勝っていました。でも吸引力はスライがはるかに上です。あの15分間は至福の時間でした。かなうことなら来年も「ブルーノート」に戻ってきてほしいなぁ。
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by jazz_ogawa | 2010-01-21 22:58 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(7)
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 このところ毎日ブログを更新しています。このブログ、自慢話と宣伝を中心にしたいと思っているので、更新の回数が多いのは自慢と宣伝が多いということになります。それで、今日も懲りずに宣伝です。

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 ぜひにと(ここ、強調しておきます)主催者から頼まれたので宣伝させてください。3月10日から4泊6日のニューヨーク・ツアーがあります。前にもやりましたが、同じような内容で、レコーディング見学(今回はマンハッタン・ジャズ・クインテット)、ジャズの名所巡りバス・ツアー、アーティストとの懇親などを予定しています。ぼくもつきあいますし、夜は一緒にジャズ・クラブにも行こうではないですか。

旅行代金は26万円
すべてのお問い合わせは 03-3572-5899 (平日10:00~18:00)
となっています。JTBとソニー・ミュージックダイレクトが主催ですから、きちんとしたツアーになることは保障します。

 ニューヨークに行ってみようとお考えになっているあなた。この機会にどうでしょう? 3月はまだ寒いかもしれません。でもいい季節です。ぼくもとことんつきあいます。なんならアパートに遊びにきてもらってもいいです。そういうわけで、よろしくお願いします。
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by jazz_ogawa | 2010-01-21 11:40 | Works | Trackback | Comments(7)
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 12月のクオシモード・インタヴューと年末のニューヨーク取材はダイナース・カードの会報誌『Signature』のためのものでした。ニューヨークでのインタヴューは一部「Jazz Conversation」でも使っていますが、そこはほら、ぼく得意の一石二鳥方式です。ひと粒で二度おいしいのはいいですよね。

 それから一昨日は小曽根さんにインタヴューをさせてもらいました。これで『Sigunature』用の取材はすべて終了。

 今回は16ページのジャズ特集。カード会社の会報誌ですが侮ってはいけません。通向けの内容ではありませんが、ハイ・クォリティを狙いました。いまのジャズを16ページで紹介するのが監修者であるぼくの役目です。

 こちらのスケジュールの都合で渡辺貞夫さんのインタヴューはほかの方にお願いし、ほかにはジャイル・ピーターソンのインタヴューもあります。幅広い世代のアーティストから話をうかがい、ジャズのいまを伝えたい──そんなことを意図しました。

 それで小曽根さんのインタヴューですが、これは渋谷の並木橋近くにあるジャズ・バー「代官山レザール」で行ないました。

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 このお店、昼間に行ったので雰囲気はわかりませんが、良さそうな感じです。とにかくピアノの音が素晴らしい。小曽根さんも絶賛していて、「オーナーの愛情がこもったピアノ」と何度も話していました。

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 写真撮影のときに小曽根さんがいろいろな曲を弾いてくれましたが、本当に余韻が残る美しい響きでうっとり。これは小曽根さんのプレイも素晴らしいからですが。そういうわけで、近々このお店にはお邪魔しなくては。

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 小曽根さんとのインタヴューはニューヨークの話で盛り上がりました。住んでいた時期はぼくと違いますが、あの街から受けた印象には共通するものが多く、原稿はそのあたりを中心に書こうかなと。

 残念ながら『Signature』は一般向けには販売されていません。2月10日発行の3月号、ダイナース・カードをお持ちの方はぜひご覧ください。お持ちでない方は、友人・知人にカード所有者がいるなら強奪してくださいね。ぼくの原稿はどうでもいいですが、写真が素晴らしいです。なにせニューヨークで写した写真はカラーとモノクロを併せて600枚以上。そのどれもがかっこよくて、選ぶの苦労しました。
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by jazz_ogawa | 2010-01-20 12:37 | Works | Trackback(1) | Comments(9)
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 先日ですが観てきました。

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 どうせ観るならIMAX 3Dでと、川崎ラゾーナの「109 Cinemas」へ。

 実はニューヨークで観ようと思ったのですが、行きたい日のチケットが完売だったため、東京に戻ってからとなりました。

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 こちらもかなりの混雑で、ギリギリにチケットが買えたといったところです。

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 入り口で3Dのめがねが渡されます。以前の2色のものとはまったく違いました。スキーのゴーグルみたいでしょ。ちなみに上映中にめがねを外してスクリーンを観たのですが、外しても映像は割と普通で、字幕が少し滲んで読みづらかった程度です。

 この映画、大昔の3Dとはまったく違います。今後はこういう映画が増えるんでしょうね。これまでに体験したことのないものが体験できた喜びを覚えました。とはいっても、シーンによって立体感にばらつきがあるのは目が悪いせいかしら? あと字幕が少し手前に出てくるため、ちょっと焦点が合わせづらいときもありました。目のいいひとなら気にならないんでしょうね。

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 映像の美しさはロジャー・ディーンが描いたイエスのジャケットみたいです。スピード感があるので、観終わったときは少し疲れていました。それだけ映画に没入していたってことでしょう。ネットでは、「その世界に自分もいる感じ」みたいなことが書かれていましたが、そこまではいけなかったです。あくまで、目の前で展開されているストーリーでした。

 いろんなものが発達して、映画もここまで来たのか、そういう思いで映画館を出てきました。iPodにしてもそうですが、昔は自分のポケットにブルーノートのすべてが入るなんて想像すらしていませんでした。3Dの映画が主流になるかどうかはわかりませんが、世の中がどのように変わっていくかを体験している面白さには格別なものがあります。その象徴的な出来事が、最近ではこの映画だってことでしょう、ぼくにとっては、ですが。

 こういう映画を作ってしまうハリウッドの底力、見直しました。そうそう、立体感の点では、予告編で観た『不思議の国のアリス』のほうが圧倒的でした。いろんなものが飛んできて、それを何度もよけてしまいましたから。とくに猫の飛び出してくるシーンが凄かったです! 『アバター』でぼくがよけたのは1回きりです。よければいいってものじゃないですけど。
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by jazz_ogawa | 2010-01-19 11:54 | 映画&DVD | Trackback | Comments(9)
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 数日前ですが、ベーシストのちんさんこと鈴木良雄さんのインビューをさせてもらいました。ちんさんとはニューヨークに留学していたときに知り合いましたから、25年以上の付き合いになります。あのときは本当にお世話になりました。

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 顔立ちからもわかるように、ちんさんは非常に優しいひとで、せち辛いニューヨークでジャズ・ミュージシャンとしてずっとトップのひとりに居続けてこれたことにぼくは敬服しています。渡米してすぐにスタン・ゲッツのグループに抜擢され、その後はアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに入って世界中で大活躍。

 ぼくがちんさんと知り合ったのは、ジャズ・メッセンジャーズで一緒だったビル・ハードマンとジュニア・クックが結成していたクインテットでニューヨークの「Jazz Forum」に出ていたときのこと。さっそく翌日ちんさんのアパートにお邪魔をして、その後は家族ぐるみでお付き合いをさせてもらいました。

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 インタビューではそんな思い出話から始まり、昨年ベーシストとなって40周年を記念したアルバムの『My Dear Pianists』、『スイングジャーナル』誌の「2009年度 南里文雄賞」受賞、それから2月8日に紀尾井ホールで開催される「40周年記念コンサート」のことなどを聞きつつ、そのアルバムからの曲や、ぼくの大好きな「ウイングス」を聴くという内容です。この模様は1月31日放送の「Jazz Conversation」で。

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 ところでちんさんの「ウイングス」。彼が書くメロディには美しいものが多いのですが、とりわけこの曲は名曲だと思っています。ニューヨーク時代に、そのころちんさんが一緒に活動していたメンバーと吹き込んだ『ウイングス』のタイトル・トラックです。その演奏が大好きだったことから、ぼくは自分の会社をウイングスという名前にしています。

 ちなみにレコーディングの仕事を請け負うときの会社名は「Flatout Productions」。こちらの名付け親はジョン・スコフィールドで、彼の曲名から会社の名前をもらいました。

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 ちんさんは、自宅の地下に「フレンズ・ミュージック」というスタジオを持っています。インタビューはそのスタジオでしました。ちんさんが発表するアルバムのレコーディングは現在ではほとんどこのスタジオで録音されています。小ぢんまりとしたいいスタジオで、まるでちんさんの人柄そのものの暖かい雰囲気でした。

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 2月8日のコンサートも楽しみです。アルバム『My Dear Pianists』に参加した6人のピアニストの中から、秋吉敏子、イサオササキ、野力奏一、山本剛のみなさんがちんさんとデュエットを繰り広げるそうです。ぼくもぜひ行きたいと思っています。

 それからぜんぜん関係ないですが、本日、日曜の16時からはInter-FMでの「Jazz Converastion」。素っ頓狂な番組ですから、冷やかし半分に聴いてください。決してマジには受け止めないように。本当の話もあれば出鱈目や口から出まかせもあるんですから。
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by jazz_ogawa | 2010-01-17 12:50 | Inter-FM | Trackback(3) | Comments(5)
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