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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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 前から考えていた「親子・兄弟の共演盤」を巻頭特集で紹介したいと思います。ジャズの世界には親子や兄弟で有名なミュージシャンが数多くいます。その中から気に入っているひとや好きな演奏をオンエアするつもりです。果たしてぼくお得意のウイントン一家は登場するか? 

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「マイルスの真実」は、そろそろレギュラー・クインテット結成に話が向かいます。しかしその前に触れておかなければいけないことがいくつか。その最初がアーマット・ジャマルについて。それぞれの演奏を聴きながら、彼とマイルスの類似性を実際に味わってみようと思うのですが、うまくいったらおなぐさみ。

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 オランダのギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーは新作の『チェンバー・トーンズ』を携えて来日しました。そのときに受けてもらったインタヴューを紹介しつつ、そのアルバムから何曲か聴くことにしましょう。

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 そして最後は「真夏に聴くボサノヴァ」。ぼくのイメージでは、ボサノヴァ=夏の音楽なんですね。といっても、ボサノヴァは秋にも冬にも春にも似合うと思います。それでも、ブラジル、イパネマ、〈サマー・サンバ〉、〈波〉なんていう言葉から、単純なぼくは夏を連想してしまいます。そういうわけで、こじつけですが、真夏にはボサノヴァが一番!

 さて、夏本番、この番組をみなさんはどこで聴いているでしょうか? エッ、「聴く暇なんかないよ」。そりゃそうでしょう。「Jazz Conversation」なんかよりもっと面白いこと、やらなきゃいけないことがありますよね。とひがみつつ、あさっての8月1日も午後4時から、聴くひとがいてもいなくても、いつものように「Jazz Conversation」は始まります。

Jazz Conversation #031(2010.8.1.放送)
①【16:00:親子・兄弟の共演盤】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第31回:アーマッド・ジャマルの影響)】
③【17:00:Meet The Star(第28回:ジェシ・ヴァン・ルーラー)】
④【17:30:真夏に聴くボサノヴァ】

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【朗報】
 全世界のB'zファンのみなさん、以前この番組でLarry & Takのインタヴューを放送しましたが、わがディレクターがマネージメントと折衝を続けた結果、Podcastで聴けることになりました。すでに番組ブログで配信中です。これで地方のみなさんにもラリー・カールトンと松本さんのツー・ショット・インタヴューが楽しめることになりました。

 さらに朗報をひとつ。急ですが、追加公演も決定!(ファンならすでに知ってますよね)

【Larry Carlton&Tak Matsumoto LIVE 2010 “TAKE YOUR PICK” 追加公演】
9月1日(水)Zepp SAPPORO
9月2日(木)Zepp SENDAI
9月6日(月)BLUE NOTE TOKYO
9月7日(火)BLUE NOTE TOKYO
http://www.bz-vermillion.com/solo/2010/tak/index.html

 頑張ってチケットを入手してください。
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by jazz_ogawa | 2010-07-30 00:57 | Inter-FM | Trackback | Comments(8)
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 ミュージック・エアというケーブルTVのチャンネルで8月から「学べるジャズ」という月1回の放送が始まります。といっても、わずか15分の番組。毎回、女性アシスタントの方に説明する形で、ひとりのアーティストを紹介する構成です。

 内容の詳細については出来上がりを観ないとわかりません。どんな形になるんでしょうね? 同じアーティストのライヴがこのあとの1時間枠で放送されます。それで、ぼくはてっきりそのライヴ番組の解説者として出演するものとばかり思っていました。

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 しかしもらった番組表を見ると、「学べるジャズ」は毎月第4水曜日の21時45分から22時まで。そして22時から23時までが「人生で一度は聴かなきゃいけないJAZZ」となっていました。その番組に登場するアーティストをぼくも紹介するので、同じ番組枠にしてもいいと思うんですが、編成上で何か理由があるのかもしれません。

 それで、8月分と9月分を先週の土曜日に収録してきました。ぼくのお相手は西舘さをりさんという若い女性。番組は、彼女にぼくが選んだアーティストを紹介する形で進行していきます。

 西舘さんについてはhttp://ameblo.jp/saorinishitate/をご覧ください。魅力的な若いお嬢さんです。

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 ひとりで話すのも苦手ですが、ふたりで話すのもそれほど得意じゃないです。でも15分番組で、カメラに向かって話すのではなく、彼女に自分の好きなアーティストについて紹介する形ですから、まあ何とかなっているのかな? スタッフの皆さんからは、お世辞でしょうが、「わかりやすくて面白かった」といってもらえました(ホッ)。

 それで1回目の放送(8月25日)はアート・ブレイキー、2回目(9月22日)はチェット・ベイカーです。ぼくの本を読んでくださっている方には「またかよ」の話です。でも、ぼくにはこれしかできませんから。

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「大人の音楽専門TV」をうたい文句にしているミュージック・エアは、全国のケーブル・テレビ局、またはスカパー!、スカパー!e2でご覧いただけます。ぼくが加入しているケーブル・テレビでも観られるぐらいですから、パックでこのチャンネルに加入しているひと、多いかもしれません。でも恥ずかしいしみっともないから見なくていいです。

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 それでも宣伝(自慢?)しているぼくって、何なんでしょう(苦笑)。そうそう、詳細は現時点で不明ですが、再放送もあるそうです。はい、さようなら、です。
 
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by jazz_ogawa | 2010-07-27 16:13 | Works & Information | Trackback | Comments(5)
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 これ、明日の「Jazz Conversation」の話です。毎月最後の週の巻頭特集は「今月の新譜」。といっても、当然のことながら全部聴いているわけではありませんし、すべての新譜がぼくの手元にあるわけじゃありません。

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 主だったレコード会社からはサンプル盤が送られてきます。放送にはそこから選んで使います。中には翌月になって送られてくるものもあります。たとえば5月5日に発売されたキース・ジャレットとチャーリー・へイデンのデュオ・アルバム『ジャスミン』。これなんか絶対にかけたい作品のひとつでしたが、6月に入ってから6月分の新譜と一緒に届きました。残念無念。

 でも、それでいいんです。無理して音源を集めてまでやる必要はありません。だって、無理は体に毒ですから。なるべく簡単に、そして単純に番組を作っていくのがいいと思っています。それが長続きさせるコツじゃないかしら。ありとあらゆる新譜を集めても、このコーナーで音楽が流れる時間はせいぜい20分くらいですし。

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 それでも今月はいいアルバムが手元に揃いました。そのひとつが、大西順子さんがユニバーサルに移籍して発表する『バロック』。ニューヨークに乗り込み、フロントにスリー・ホーンを迎えての演奏集です。ソロ・ピアノも含まれていますし、彼女独特の世界がいい感じで表現されています。

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 それからハービー・ハンコックの『イマジン・プロジェクト』。この作品はジャズとはいえないかもしれません。ハンコックが世界中のアーティストをピックアップし、ワールド・ミュージックのような、つまりエスニック風味いっぱいの音楽を聴かせてくれます。

 コンセプトは「平和と地球規模の責任」。うーん、よくわかりません。それより、ジャンルにとらわれない人選が興味深く感じられました。Seal、P!nk、ジョン・レジェンド、ジェフ・ベック、デイヴ・マシューズ、デレク・トラックス、チャカ・カーン、チーフタンズなどが参加しています。ウエイン・ショーターもはせ参じました。

 ジャズにとことんこだわるのもいいし、ジャズだかなんだかわからない音楽もいい。これがぼくのテイストです。なので、このアルバム、ぼくにとってはかなり素晴らしい1枚です。

 取りあげたのも、ジョン・レノン、ビートルズ、ディラン、ボブ・マーリー、ジョー・コッカー、ピーター・ゲイブリエル、バーデン・パウエル、そしていくつかの自作曲という具合で、「いったい何なんだ!」というほど幅広いセレクション。こういうアーティストはみんな好きで、いまも新譜が出れば必ず買うひとばかりです。まるでぼくのために作ってくれたようなアルバムでした。一生の愛聴盤にします。

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 それでは今週のライナップをここで。
Jazz Conversation #030(2010.7.25.放送)
①【16:00:今月の新譜(2010年7月)】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第30回:喧嘩セッション)】
③【17:00:Meet The Star(第27回:トレインチャ)】
④【17:30:アーティスト特集(第7回:アート・ペッパー)】

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 トレインチャのインタヴューはすごかったです。普段なら喋りまくりのぼくが、反対に喋り倒されてきました。完全なワン・マン・ショー、否ワン・ウィマン・ショウでした。こちらは頷いていればいいだけなので、楽でしたけどね。

 そう、楽が一番。まだまだ暑い日が続くでしょうが、「この夏は楽して乗り切ろう!」、これでいくことにします。無理は体に毒ですから。
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by jazz_ogawa | 2010-07-24 21:36 | Inter-FM | Trackback | Comments(6)
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「よもやま話」の翌日(18日)、「le sept」のママ、のりこさんに誘われて、銀座の8丁目に先月オープンした「Bar Chase」に行ってきました。このお店、テナー・サックスの中村誠一さんの息子さんがオーナーです。

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 この日は午後2時から誠一さんのカルテットがライヴをするというので、佐藤礼央さんとゴメスも交えての4人でお店にお邪魔しました。息子さんの誠吾さんはお若いのに、立派なお店を切り盛りしていました。カウンター内では彼も含めて3人がバーテンダーを務めています。重厚な内装で、棚にはお酒がギッシリ。

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 バーについてはまったくの素人ですが、その素人が見てもすごいことがわかります。かなり本格的なバーで、そういうお店を開かれたのは大変なことだと思います。

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 誠一さんは、初代山下洋輔トリオの一員としてぼくの青春時代に血湧き肉踊る演奏を何度も聴かせてくれたひとです。「新宿ピットイン」での凄絶な演奏や日比谷野外音楽堂で暴れまくっていたことなど、昨日のように覚えています。その彼も、いまでは円熟味に溢れたプレイで、「デサフィナード」や「サマータイム」といったお馴染みの曲をいろいろ聴かせてくれました。

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 嬉しかったのは、ピアノの吉岡秀晃さんと久々に会えたことです。彼とは、今津雅仁さんのバンドにいたときに知り合い、その後はアルバムのコ・プロデュースをさせてもらったり、初めてのコンサートのときに司会をさせてもらったり、という関係でした。この20年近く会っていなかったんですが、気さくな人柄や抜群のスイング感は昔のまんま。

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 うだるような暑い日曜の午後を、洒落たバーでジャズを聴き、その後は夕食ということになりました。そこで思わぬハプニングが。

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 のりこさんと佐藤さんからバースデイ・プレゼントをいただき、お店ではスタッフによるハッピー・バースデイの合唱まで。誕生日は来月なので、これは予期せぬ出来事でした。お店でハッピー・バースデイを歌ってもらったのは生まれて初めて。こういうの、恥ずかしいから断ってきたんですが、ひとの好意には甘えるものですね。赤いチャンチャンコが出てこなくてよかったです。

 佐賀牛のお店でしたが、ぼくは野菜と魚にしてもらいました。みなさんが食べていた佐賀牛と野菜のせいろ蒸しのおいしそうなこと。霜降りのお肉、以前だったら大喜びで食べたでしょうが、横目で睨みつつ(心の中でよだれも流しつつ)、いまのぼくは野菜と魚で満足です。

 ぼくは可愛いくなくて、誕生日といっても特別な1日とは思わない性格です。それでも、やっぱり祝ってもらうのは嬉しいですね。楽しい食事を終えて外に出たら、昼間の暑さが嘘のように消え、心地よいそよ風が吹いていました。日曜の銀座の夜は閑散としていて、これはこれでちょっとした風情を覚えました。
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by jazz_ogawa | 2010-07-22 12:00 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(11)
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 マイケル・センベロが観たくて、16日に丸の内の「コットン・クラブ」に行ってきました。ザ・ボサノヴァ・ホテルは、彼とブルース・ガイチ、それにガイチ夫人のジェイニー・クルワーが中心になったユニット。グループ名のとおり、さまざまなビッグ・スターに提供してきたヒット曲をボサノヴァやサルサなどのラテン・ミュージックにアレンジして聴かせてくれました。

 予想に反し、センベロはほとんどギターを弾かず。抱えてはいたんですが、ボディを叩くだけでヴォーカルに徹していました。彼とジェイニーがヴォーカルでガイチがギターを弾く、というのがおもな役割り分担です。

 センベロのヴォーカルを目の前で聴いたのは初めてのこと。イメージとしてはホセ・フェリシアーノ。どの曲を聴いても、そのまま「ライト・マイ・ファイア」にメドレーで行けそうな雰囲気です。

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 バックにも気になるメンバーが。ビル・サマーズが加わっているとは思いもよりませんでした。ピアノとキーボードはランディ・ウォルドマン。このひとはキングのパドル・ホイールからCDが出ていたんじゃないかしら? 家に帰って棚を見たらやっぱり出していました。ぼくの記憶力も捨てたものじゃないです。もうひとりはベースのティム・デンベロ。このひとのことはよくわかりません。

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 ザ・ボサノヴァ・ホテル──ポップス界の大御所が大人の音楽を聴かせてくれるユニットです。ジャズっぽいところもあればロックっぽいところもある。総じていうなら大人のポップスでしょうか。むきにならず、無理もせず、自分たちで楽しんでいる。その雰囲気がこちらにも伝わってきました。ぼくもリラックスして彼らの音楽に身を任せることでいい時間がすごせました。
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by jazz_ogawa | 2010-07-20 09:37 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(0)
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 昨日は銀座のバー「le sept」で、作曲家の佐藤礼央さんとのトーク・イヴェント「よもやま話~音楽編 Vol.2」をやってきました。お暑い中、そしてお忙しい中、お越しいただいたみなさんには感謝です。どうもありがとうございました。
 
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 よもやま話ですからたいした内容じゃないんですが、お店は満席、よかったです。それにしても、ほんと、とりとめない話ばかりで、ご来場のみなさんには欲求不満が残ったかもしれません。でもぼくのトーク・イヴェントは、ラジオもそうですが、いつもあんな調子でやっています。

 昨日のよもやま話、ぼくのセレクトは『ブルース・ブラザーズ』と『ザ・コミットメンツ』。佐藤さんは日本の映画を2本選び、ぼくが先行で交互にDVDの面白そうなシーンを観ながら、ひたすら思いついたことをしゃべるだけという、いたってお手軽な内容でした。

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『ブルース・ブラザーズ』で選んだのは、牧師役のジェームス・ブラウンがトリプルロック教会でお説教しながら「ジ・オールド・ランドマーク」を歌うシーン。これに啓示を受け、ジョリエットと弟エルウッドのジェイク兄弟がブルース・ブラザーズを結成することになります。

 次はソウルフッド・カフェでアレサ・フランクリンが「シンク」を歌うシーン。この迫力、最高です。

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 ブルース・ブラザーズのパフォーマンスもなにか1曲と思い、最後の方で登場するコンサートの場面から「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ」を。このジョン・ベルーシは最高です。

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 こういう場面を観ながら、思いついた話をしていたら30分がすぎてしまいました。そこで、あわてて佐藤さんにバトン・タッチ。佐藤さんはぼくの意表をついて、森繁久弥の社長シリーズから『社長道中記』。のどかないい時代でした。

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 休憩をはさんで後半は、ぼくが選んだ『ザ・コミッツメンツ』から。この映画、『小さな恋のメロディー』、『フェーム』、『エビータ』などの監督で知られるアラン・パーカーの作品です。舞台はダブリン。鬱屈した若者たちがソウル・バンドを作る話ですが、劇中の演奏シーンがかっこよくて、そのあたりのことを紹介しながら、話を進めました。

 今回の2本は、どちらもアトランティック系のリズム&ブルースが重要なポイントになっています。8月7日の「ONGAKUゼミナール」のテーマもアトランティック系ソウルなので、両方に参加していただくとよりはっきりと魅力がわかるんじゃないかしら。でも、両方参加する奇特なひとはいないみたいです。あれ? いるのかな?

 佐藤さんの2本目は、大林宣彦監督の『日本殉情伝 おかしなふたり ものくるおしきひとびとの群』という作品。これはシュールな映画でした。佐藤さんはとなりでしきりに、「美しいなぁ」、「きれいだなぁ」とため息をついています。さすがアーティスト。

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 まったく感性の違う佐藤さんとぼくのコンビ。ぜんぜんかみ合いません。そんなことなど超越している佐藤さんの持ち味で持っているイヴェントといえばいいでしょうか。次回は未定ですが、ご要望があれば、そしてこんな内容でよければ、またあるかもしれません。

 お越しいただいたみなさん、そして主催してくださったのりこさん、昨日はどうもありがとうございました。
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by jazz_ogawa | 2010-07-18 12:19 | Works | Trackback | Comments(3)
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 みずからオーケストリオンについて語ってくれます。6月に行なわれた自動演奏装置のオーケストリオンを持ち込んでのコンサートは壮大なものでした。そのことについてはブログで紹介しましたし、オーケストリオンがどんなものかも書きました。

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 しかし、ぼくにはこの楽器(装置?)の仕組みがまったくわかりません。そこで、コンサート初日が終わった翌日の午後、グループ・インタヴューの形でパットが質問に応じてくれるというので、出席してみました。

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 オーケストリオンがどうなっているのか? 少しでも知りたいと思い、いくつか質問をしてみたのですが、それでもよくわかりません。仕組みはおぼろげながら理解できたものの、実際に動かして音楽を創造する方法がわかりません。そんなとまどいも含めて、今回の「Meet The Star」のコーナーではそのときのインタヴューを紹介します。

 構成はこんな具合。

Jazz Conversation #029(2010.7.18.放送)
①【16:00:ハンク・ジョーンズ・トリビュート】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第29回:ハード・バップの考察)】
③【17:00:Meet The Star(第26回:)】
④【17:30:レーベル特集(第7回:アーゴ)】

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 最初のコーナーは、5月にこの世を去ったハンクさんを偲び、彼の遺作『ラスト・レコーディング』から何曲か聴きます。2月のインタヴュー時、最後にちょっと雑談をしたんですが、その模様も紹介できたら、と思っています。

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「マイルスの真実」では名盤『バグス・グルーヴ』を中心に「ハード・バップの考察」をしてみたいと思いますが、【考察】などという知的なことができるかどうか。ほとんど無理でしょうね。

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 アーゴは好きなレーベルのひとつで、このレーベルのシリーズを紙ジャケットで出したときの監修を務めたこともあります。とはいっても、そんなこととは無関係に好きなアルバムをいつものように紹介するだけで終わるでしょう。「アーゴといえばこのアルバム」みたいなものを選びます。

 それでは日曜午後4時、よろしくおねがいします。
 テレビでCMも流れるようになりましたし、少しこの番組が話題になるといいのですが。
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by jazz_ogawa | 2010-07-16 09:31 | Inter-FM | Trackback | Comments(10)
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 Music Birdは何度か出たことのある有料のPCM衛星デジタル・ラジオ局です。その中の「プロファウンドリー・ブルー」という番組の収録をしてきました。

 この番組、畏友の行方均さんが4月から始めたもので、毎週土曜の午後1時から1時間放送されています(再放送は日曜の同時間帯)。ブルーノートしかかけないということで、いっきに3回分、ブルーノートの音源をいろいろ聴きながらの3時間を楽しくすごさせてもらいました。

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 ぼくは根がいい加減ですから、すご~くイージーな選曲です。テーマは「My Favorite Blue Note」。ほら、イージーでしょ。それだけじゃあんまりだからと、3回のうちの1回は「One Night With Blue Note」のライヴを聴く回にしました。これは行方さんの提案。さすがにぼくのイージーさに不安を覚えたのでしょう。

 相手が行方さんなら話すネタもたっぷりあるしと、あんまり音源は持っていきませんでした。1500番台に絞ってCDを7枚か8枚持っていっただけです。「One Night~」のCDは行方さんが持ってきてくれました。

 案の定、ふたりして昔話に花を咲かせていたら、あっという間に3時間が過ぎました。行方さんは、ぼくをジャズの世界に引っ張ってくれた張本人です。おかげで日本医学界は大損失を蒙ることになったのですが(なわけないか)、行方さんにいわせれば、ぼくが医者をやっていること自体が犯罪なんだそうです。

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 てなことを言い合える友人がいるって幸せですよね。かれこれ27年の付き合いです。お互いに歳を取ったものですが、会えばすぐに27年前の気分にタイムスリップします。先日も高校卒業以来40ン年ぶりにいろいろな友人と会ったんですが、そのときもそういう気分でしたね。

 ところでこのMusic Birdなる放送局、以前もブログで紹介しましたが、残念ながら普通のラジオでは聞けません。契約して受信装置を設置しないといけないんですね。

 どのくらいのひとが聞いているのかわかりません。でも契約している方がいらしたら、8月7日、14日、21日に放送されますので【(土)13:00~14:00  再放送=(日)13:00~14:00】、よろしくお願いします。

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 ところで、ぼくのジャズ番組「Jazz Conversation」のTV-CMですが、すでに放映されています。いまのところ深夜に流されているだけなので、ほとんど目に触れることはないでしょう。それでも、昨日は、「テレビを観ていたら、知っている顔が出てきてびっくりした」といわれました。

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 このCM、8月に入ると普通の時間帯でも流れるようになるみたいです。このところテレ東も視聴率がいいですから、何かの番組を観ていたら、ついでに登場してくるかもしれません。ぼくとしては放送日である日曜のお昼過ぎくらいに流してほしいところですが、そういう時間帯は広告料も高いから無理でしょうね。

 でも、テレビでラジオ番組のCMが放映されることは画期的です。その事実もうれしいですが、そんな画期的なことをやってくれたスタッフの気持ち、つまりこの番組をプッシュしようという気持ちですよね、それが何と言っても嬉しいです。
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by jazz_ogawa | 2010-07-14 09:51 | Works | Trackback | Comments(1)
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 8日の夜に丸の内の「コットン・クラブ」でバッキーとジョンのピザレリ親子のライヴを聴いてきました。まずは、ジョンのカルテットが登場して2曲ほどスタンダードを披露。その後に父親のバッキーがステージに招かれ、ジョンの新作『 Rockin' In Rhythm-A Duke Ellington Tribute』からの曲をたっぷりと聴かせてくれました。

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 ぼくのイメージではジョンはギタリスト。もちろんばりばりソロを弾きますが、実際はシンガーの印象が強いでしょうか? まあギターの弾き語りと言ってしまえばそういうことなんですが、ぼくは最初、ギタリストとしての彼に興味を持ったので、どうしてもそういう目で見てしまいます。

 お父さんのバッキーは今年で84歳。元気です。エンジンがかかってくると早いフレーズもガンガン弾きますし、コードワークによるソロも大胆不敵。昔から好きなギタリストでしたが、さらに味わい深くなっていました。

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 ステージ終了後、おふたりにインタヴューもさせてもらいました。この親子、とても仲がいいです。親子であると同時に師弟でもあるんですが、堅苦しいところはまったくなし。友人のような感じでしたね。

 ひとしきりインタヴューが終わり、ジョンはメンバーのところに戻ったんですが、バッキーはしばらくその場にとどまっていました。そこで、ひとつ質問を。

 バッキーはマイルスがエレクトリック・ギターを加えて最初にレコーディングした『マイルス・イン・ザ・スカイ』用のセッションに起用されたことがあります。結局そのとき録音された「ファン」はお蔵入りし、直後にジョージ・ベンソンを加えたグループで録音した「パラフェルナリア」がアルバムには収録されました。

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 バッキーとマイルス。まったく音楽的にタイプの違う共演がどうして実現したのか? そのことを聞いたら「あれは思い出したくない」と一蹴されました。よほど嫌な思い出があったんでしょう。でもテオ・マセロから電話がかかってきてスタジオに行ったらマイルスが居て、譜面を渡され、ほとんどリハーサルなしでレコーディングが始まったことなどを教えてくれました。

 このことでちょっとした話が書けるくらいのネタは仕入れたので、チャンスがあればどこかで書きますね。ギャラが幾らかまで聞いちゃいました。はっきり覚えていなかったですが、大体の金額はわかりました。

 バッキーさん、ぼくはその昔、ズート・シムズのグループに入って初来日したときに聴いたのが最初です。翌年にはニューヨークの「カフェ・ピエール」で演奏しているところにも行きました。「カフェ・ピエール」は「カフェ」とあるのに高級なレストランで、普通のかっこで行ったら、入り口で備え付けのジャケットを着させられました。最高級ホテルのひとつ「ピエール」のレストランだったので、「カフェ」も高級だったんですね。

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 それから昨年暮れにはニューヨークの「スモールズ」でジョン・バンチのトリオで演奏しているのも、取材絡みで観ています。ジョン・バンチは残念ながら先日この世を去っていますが、バッキーさんはまだまだお元気。そんな話もインタヴューの合間にちょこっとさせてもらいました。

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 ジョンさんは、帰りがけに1曲、遊び半分でスタンダードの弾き語り(もどき)もして、間奏に「禁じられた遊び」を入れてくれました。これは、以前といってもずいぶん前ですが、彼をインタヴューしたときに話題になったことを覚えていてくれたんですね。言葉には出さなくても、ミュージシャンらしいやりかたでグリーティングしてくれたことが嬉しいです。

 またいい思い出ができました。
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by jazz_ogawa | 2010-07-13 10:31 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(4)
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 今回は、番組史上、といってもまだ始まって半年強ですが、一番の大物ゲストが登場します。もうすでにブログでも書いていますがTak MatumotoことB'zの松本孝弘さん。しかもあのミスター 335のラリー・カールトンと一緒の登場です。

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 ふたりが共演作『Take Your Pick』を発表したのが6月のこと。その発売に合わせ、6月から7月にかけて国内ツアーを行ない、最後に登場したのが「ブルーノート東京」でした。

 マイルスはさすがに例外ですが、ジャズ・ミュージシャンならたいていの場合、わりと簡単にインタヴューができます。しかし、そこはロック系の超人気者、B'zのTakさんです。マネージメントのしばりがきつくて、インタヴューのオファーもダメもとで出してみました。

 ジャズの番組だし、彼のファン層とはほとんど無縁でしょうから、Takさんサイドにとってメリットがあるのかどうか? あっさり断られると思っていたのですが、どういう風の吹き回しか、先方は実に好意的にこちらのオファーを受け入れてくれました。

 しかもラリーさんとの2ショット・インタヴューです。すでに各種雑誌などでふたりのインタヴューは紹介されていますが、ぼくの知る限りではいずれも個別のインタヴューです。ふたりが同席してのインタヴューは見たことがありません。

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 それにしてもTakさんもマネージメントの方々も、こちらにとても気を遣ってくれました。前日にはライヴにも招待してくれて、翌日のインタヴューもきちんと時間どおりにスタート。Takさんもラリーさんも気さくに当方の質問に応じてくれましたし、気持ちよくインタヴューをすることができました。

 大きな仕事をしているひとたちには、こちらが想像しないような大変なことがたくさんあると思います。「ブルーノート東京」に出演するといっても、通常のジャズ系ライヴとは違い、スタッフも多ければ関係各位も多岐にわたっているんじゃないでしょうか。

 そんな忙しい中、きちんと時間を作ってくれて、しかも行き届いた手配までしてくれたスタッフの方々、そしてもちろん主役のおふたりに深く感謝したいと思います。こういうひとたちと出会えることもこの仕事の喜びです。相手の気持ちに思いをめぐらす。忘れがちなこの気持ち、久々に身に沁みました。ありがたいことです。

 それで最後になりましたが、本日のメニューです。

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Jazz Conversation #028(2010.7.11.放送)
①【16:00:若くしてデビューしたジャズマン~日本人アーティスト編】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第28回:ホレス・シルヴァーとの共演)】
③【17:00:Meet The Star(第25回:ラリー・カールトン&松本孝弘)】
④【17:30:楽器別特集(第7回:トロンボーン)】

 内容については番組ブログでディレクター氏が紹介してくれるでしょうから、そちらを参照してください。では本日も午後4時に!
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by jazz_ogawa | 2010-07-11 09:43 | Inter-FM | Trackback(1) | Comments(6)
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