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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャズメン、ジャズを聴く」

「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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 日曜日のファースト・セットを観てきました。今年でギターを弾き始めて50年。リー・リトナーもちょっと歳を取っちゃったけれど、相変わらずいいプレイをしていました。

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 50周年といってもプロ活動が50年ということじゃなくて、ギターを弾き始めて50年ということでした。8歳から始めたそうです。

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 これ、トップ写真の左上。リー少年(左)、11歳のときのお姿です。このころはヴェンチャーズとかサーフィン・ミュージックを弾いていたそうです。ということは、ぼくは13歳。ぼくもこのころからヴェンチャーズのコピーをしていました。

 1963年、日本じゃほとんどヴェンチャーズのことを知っていた少年(大人もそうだ!)なんかいない時代です。ブームが来るのは65年ですから、ぼくって凄いでしょ? ここ、大自慢です。

 ましてやエレキ少年(エレキギターを弾いている少年のこと)なんて日本中探したってほとんどいなかったと思います。エレキを持っているのはプロのミュージシャンくらいしかいなかった時代ですから(これはちとオーヴァーか)。

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 それでステージですが、フット・ペダルのセットは比較的シンプル。ギターはヤマハのスケルトン・モデル、レス・ポールの1969年型リイッシュー、それとアコースティック・ギターはジョニー・スミス・モデル。

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 アンプはフェンダーのツイン・リヴァーヴ。

 オルガンとキーボードのラリー・ゴールディングスもよかったですね。

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 ぼくも思わずステージで弾いちゃいました(笑)

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 ライヴを観る前にはインタヴューもさせてもらいました。その間、リーはずっとギターを弾きっぱなし。

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 ぼくももう少しで弾きそうになりました。このレス・ポール、いいなぁ。
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by jazz_ogawa | 2010-09-29 09:13 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(2)
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 まずは、次回の「ONGAKUゼミナール」のお知らせ。

 次は10月30日の土曜日に駒場東大前の「ORCHARD BAR」で開催します。テーマはひさびさにジャズ物で「プレリュード・トゥ・フュージョン~ジャズ・ロックの時代」。

 1960年代はジャズが多彩な広がりを示しました。中でもロックの台頭に伴い、ジャズもこの音楽に触発され、さまざまな試みが成されていきます。そして、それはやがてフュージョンと呼ばれる音楽で語られるようになるのですが、今回はその前段階の音楽をみなさんと聴きながら、1960年代を振り返ってみたいと思います。

 興味のあるかたはぜひ予約の上、お越しください。

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10.30. Talk Event『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽』(第8回:プレリュード・トゥ・フュージョン~ジャズ・ロックの時代」)@駒場東大前Orchard Bar 20:00~22:00 チャージ2000 円(w/1 drink)
お問い合わせ・予約:「Orchard Bar」 080-3463-1807
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、もしくはコチラから

 そして、一昨日は銀座のBar「le sept」にお越しいただいたみなさん、本当にありがとうございました。ちょっと窮屈&時間超過でご迷惑をおかけしたかと思います。申し訳ありませんでした。

 それで、最終的に予定していた曲を1曲カットし、30分超過して終わりました。

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 選んだ曲目です。

1.ソニー・ロリンズ/セント・トーマス 1956年録音
2.マイルス・デイヴィス/ラウンド・アバウト・ミッドナイト 1956年録音
3.ジャズ・メッセンジャーズ/モーニン 1958年録音
4.ジョン・コルトレーン/ジャイアント・ステップス 1959年録音
5.ビル・エヴァンス/ワルツ・フォー・デビー 1961年録音
6.リー・モーガン/ザ・サイドワインダー 1963年録音
7.ジョー・ヘンダーソン/ブルー・ボッサ 1963年録音
8.ジミー・スミス/ザ・キャット 1964年録音
9.ホレス・シルヴァー/ソング・フォー・マイ・ファーザー 1964年録音
10.ラムゼイ・ルイス/ジ・イン・クラウド 1965年録音
11.ハンク・モブレー/リカード・ボサノヴァ 1965年録音

 カットしたのは
12.キャノンボール・アダレイ/マーシー・マーシー・マーシー

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 マニアの方は「な~んだ」と思う選曲です(エッヘッヘ)。でも、こういう曲がいいんです。ベーシックなものは何度でも聴きます。これらの曲は、ものによっては何百回も聴いていますが、それでもいまだに聴くと楽しめます。そういう曲をどれだけ個人的に持っているか。そこが大切なんじゃないでしょうか? まあ、そこのところは個人の価値観によって違ってくるでしょうが。

 10月30日の駒場でも選曲のコンセプトは同じです。

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 話をしているうちに気がついたのですが、一昨日はほとんどジャズ・ロック系の曲になっていました。意図したわけじゃなく、偶然そうなったんですけど。ということは、ぼくはジャズ・ロックが好きなんですね。

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 で、来月はその特集で行くことに決めました。初参加の方も大歓迎です。バーといっても気楽に集まれるお店ですから、お時間があればどおうぞ。
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by jazz_ogawa | 2010-09-27 10:11 | ONGAKUゼミナール | Trackback(2) | Comments(12)
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 明日の「Jazz Conversation」では、28日に19回目の命日を迎えるマイルスをトリビュートしたくて、5月(誕生月)に続いて再び「マイルス丸ごと2時間」特集を組みます。珍しい音も仕込みましたし、オリジナルLPとSACD(ハイブリット盤じゃなくて純粋のSACDです、こっちのほうが音いいよ)でもいろいろ聴いてみたいと思います。

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 内容はこんな感じ。

Jazz Conversation #039(2010.9.26.放送)*マイルス没後19年記念番組
①【16:00:Miles Reharsals】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第39回:マラソン・セッションを味わう)】
③【17:00:LPとSACDで聴くマイルス】

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 曲者は「Miles Reharsals」でしょうか? 今回は世に出ていない別テイクも紹介しちゃいます。あれッ、海賊盤では出ているのかな? だとしても、ぼくのは出所がちゃんとしてますから音がいいです。

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 SACDを聴くには専用のプレイヤーが必要です。それで今回もディレクターが「帝王の音楽を聴くのだからプレイヤーも帝王級のものを」とデノンさんにお願いし、定価50万円のプレイヤーを提供してもらいます。

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 問題はぼくの話がどれだけ脱線しないかです。それによってかかる曲数に差がでますから。でもマイルスなだらなぁ。それは聴いてのお楽しみということで。

 それでは明日の午後4時、76.1のInter FMで。
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by jazz_ogawa | 2010-09-25 09:43 | Inter-FM | Trackback | Comments(2)
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 月曜にイタリア人トランペッターのファブリッツィオ・ボッソを聴いてきました。この日は敬老の日で、敬老月間サービス中ということもあったのか、場内は満員。といっても若者が目立っていましたが。それより、70歳以上だとミュージック・チャージ無料というサーヴィスがすごい。

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 イタリア人が演奏するジャズってかなり好印象を持っています。といっても、別に人種差別ではありません。ただ、ジャズが持つ粋な雰囲気がイタリア人に抱くぼくのイメージとだぶるっていうか。

 それならフランス人だって粋だろう! っていう意見もあるでしょう。でも、ぼくのいまの感覚からいくと、フランスよりイタリアのほうがかっこいい。ぼくの中のフランス・ブームは20年前に終わりましたから。

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 それでファブリッツィオ・ボッソは、ぼくが描くイタリアのイメージをいい感じで体現しているジャズ・ミュージシャンなんですね。しかも、このひと、トランペットがとてもうまい。バラードを吹いてもモーダルな曲を演奏しても抜群です。

「ブルーノート東京」では、カルテットにゲスト・ギタリストのロベルト・セチェートが曲によって参加する形でステージが進行していました。ピアニストのルカ・マヌッツァが弾くフェンダー・ローズもいい感じ。ぼくはマイルスがイタリア人だったらこんなジャズを演奏するかも、なんて思いながら聴いていました。

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 アンコールの「ニュー・シネマ・パラダイス」も感動的な内容。マイルスのバラードとは違いましたが、こういうプレイをされちゃうとググッときちゃいます。

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 で、ファブリッツィオ・ボッソといえばハイ・ファイヴ。こちらはイタリア版1960年代ブルーノート作品の現代形(なんのこっちゃ?)みたいな演奏をするグループ。これもかっこいい。

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 このライヴ盤なんか最高です。新作も出るらしいけど、そちらも楽しみ。

「ブルーノート東京」では畏友の行方均さんともばったり。ハイ・ファイヴは彼の会社から日本盤が出ているものね。カレー屋さんに誘われたけど、土曜日も一緒にカレーを食べたし、そのあとに予定もあったので「また今度」ということで。どうせ、どこかでまた会うでしょうし。
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by jazz_ogawa | 2010-09-23 11:51 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(1)
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 先月から始まったケーブルTVの『学べるジャズ』。毎月第4水曜日の21時45分から15分間の短い番組ですが、その2回目がミュージック・エアというチャンネルで明日放送されます。

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 今回紹介するアーティストはチェット・ベイカー。15分で代表的な演奏のサワリも聴きながら、破天荒だった彼の人生と音楽性をアシスタントの女性に紹介するのはなかなか難しいです。ついつい話し込んじゃいますからね。

 果たしてどんな編集になっていることやら。いささか心配ではありますが、いまさらどうすることもできません。あとは、明日のオンエアを待つばかり。って、ぼくも含めて誰も待っていないと思いますけど。

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 それでもこの番組は続いていきます。今週の土曜日には10月と11月分の収録があります。最初の2回は収録場所がミュージック・エアにあるスタジオでした。これ、スタジオといっても事務所を改装したようなもので、ちょっと味気がなかったです。

 それで、今回は「ブルーノート東京」で収録することになりました。ロケーションとしては最高ですね。ぼくもいまから楽しみです。

 ということで、ミュージック・エアと契約している方で、明日の夜、暇を持て余しているなら、チャンネルを合わせてみてください。

【学べるジャズ 第2回:チェット・ベイカー】
ミュージック・エア 9月22日 21:45~22:00
ケーブルTVで毎月第4水曜日に放送。再放送は9月26日の11時から。
http://www.musicair.co.jp/program/?rm=detail&id=713
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by jazz_ogawa | 2010-09-21 20:46 | Works | Trackback | Comments(4)
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 横須賀にお住まいの先輩ドクターでもある三上剛志さん(写真左)のことです。いやぁ~参りました、というか呆れました。このひとのコレクション、尋常じゃありません。

 畏友である行方均さん(写真右)のラジオ番組である衛星デジタル放送ミュージックバードの「もっともっとブルーノート」な番組『プロファウンドリー・ブルー』。そのゲストとして三上さんに出演していただくにあたり、お宅にお邪魔をしてそのコレクションを開陳してもらいつつ、番組を収録しちゃおうという企画に「小川さんもおいで」と言われたので、ふたりして京急に乗って、横須賀の手前、県立大学という駅で降りて三上医院に行ってきました。

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 とにかく半端じゃありません。レコードはブルーノートのコンプリート・コレクション(ぼくのよりコンディションのいいものいろいろあり)をはじめ相当な数があるんですが、それを凌駕してあまりあるのがオーディオ装置。

 なにせ三上医院というか三上邸(お住まいは別のところらしい)は1階が医院で、2階がモノラルの間、そして3階がステレオの間となっています。

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 ラジオ番組は2週間分の収録なので、まず最初はモノラルの間でウェスタン・エレクトリック社製、1940年代の劇場用音響装置で、ブルーノートのSP、10インチLP、12インチLPを聴きました。

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 びっくりしたのはバド・パウエルの「ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド」。上記3種類のヴァージョンで聴いてみたら、だんだんと聴きやすい音質に変貌を遂げていました。SP盤はいい意味で「乱暴な音」です。ほとんど音を加工することなくプレスしたんでしょう。その後にマスタリングの技術が出てきて、最後の12インチLPになると、ヴァン・ゲルダーが監修して、ちゃーんとヴァン・ゲルダー・サウンドになっていました。

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 ステレオの間では憧れのアヴァンギャルドがデーンと構えてぼくたちを待っていました。ラジオでは2回目の放送分になるこちらでは4000番台後期の作品を。聴きたいものを選んでいったらジャズ・ロックばかりになってしまったんですが、アヴァンギャルドで格調のあんまりお高くない演奏を聴くのもオツなもの。これも大変楽しい時間となりました。

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 呆れたのは、いくつも部屋があって、それぞれの部屋に超高価なオーディオ装置が2組以上ずつあること。その一番安い装置でも、ぼくのものとは一桁金額がちがうんじゃないかな?

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 ここまでくると羨ましさはとっくに失せて、どうでもよくなってくるから面白いです。これ、維持するの大変でしょうね。オーディオは生き物ですから。

 しかも三上さんのコレクションはオーディオやレコードにとどまりません。「趣味の獄道」というHP(http://www.gokudo.co.jp/)を覗くと、信じられないほどいろいろなものをコレクションしています。笑っちゃったのは自動車。こんなに持っててどうするの? というほど、次から次に出てきます。しかもすごい車が何台もあるんですから、もう「勝手にしてよ」です。

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 同じ医者なのに、この差。どこでどうやったらこうなれるのか。それから三上さんのエライところは、いまだコレクター魂が旺盛なことです。後輩のぼくがそろそろコレクションの処分に手をつけ始めているのに、このお方はまだまだ血気盛ん。とどまるところを知りません。お見それしました。

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 そういうわけで、帰りの京急では行方さんとディレクターの岩崎さんが一緒だったんですが、ぼくはすっかりエネルギーを抜かれた気分でした。でも心地のよい疲労感で、これはこれでとても刺激になりました。

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 なお、行方さんのブログ(http://popopunch.blog9.fc2.com/blog-entry-149.html)では、この模様がもっと面白く書かれています。三上さんのHPも必見ですよ。
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by jazz_ogawa | 2010-09-20 22:19 | Works | Trackback | Comments(4)
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 ようやく秋めいてきました。まだ「東京ジャズ 2010」の余韻に浸っているところもある小川ですが、明日の「Jazz Conversation」では、「東京ジャズ 2010」でN響と共演し、さらには渡辺香津美のTO CHI KA 2010でも圧倒的なベース・ワークを聴かせてくれたマーカス・ミラーをゲストに迎えます。

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「東京ジャズ 2010」に引き続いて出演した「ビルボード東京ライヴ」のバック・ステージ。インタヴューは短い時間だったため、単刀直入、ずばりマイルスについて、挨拶もそこそこに聞いてみました。

 担当ディレクター氏曰く、「いきなりマイルスの話をぶつけたんでヒヤヒヤしました」

 普通は挨拶があって、それから本人の話を聞き、そのあと時間があったらマイルスの話しでも、というのが礼儀かもしれません。でも、マーカスの場合はこれでOK。マイルスの話から始まり、次にマーカスの話になって、最後に挨拶。これが彼とぼくの流儀です。

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 マーカスに限りませんが、マイルスと共演したひとなら大半が彼との思い出話を嬉しそうに語ってくれます。唯一の例外はバッキー・ピザレリかな。でも、彼だって最後は嬉々とした顔つきで、こちらが質問しなかったことまで話してくれたんですから、満更じゃなかったかもしれません。

 個人的な経験からいうと、そのひとの思い出話を嬉しそうに話してくれる二大横綱がマイルスとアルフレッド・ライオンです。とにかくかかわったひとはみんな話したがります。しかもいい思い出ばかり。こんなにミュージシャンから愛されたひと、それも尋常な数じゃない多くのミュージシャンの心にいまもいい思い出として残っている人物をぼくは知りません。

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 そういうわけで、明日の「Meet The Star」のコーナーでは、大半がマイルス話、それで最後にちょこっとマーカスの話、という構成になるはずです。彼のサインもプレゼントしますよ。

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 それでは明日のラインアップを紹介しておきましょう。

Jazz Conversation #038(2010.9.19.放送)
①【16:00:秋に聴くジャズ】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第38回:第1回目のマラソン・セッション)】
③【17:00:Meet The Star(第34回:マーカス・ミラー)】
④【17:30:アーティスト特集(第9回:ビル・エヴァンス~没後30年)】

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 今月、Inter FMは「I will FALL in love with JAZZ」をテーマに1ヶ月を展開しています。そこで、遅まきながらInter FMのジャズ番組である「Jazz Conversation」もそれに連動させてもらいました。

 アーティスト特集は、9月15日で没後30年になったビル・エヴァンス。比較的晩年の作品、ファンタジーやワーナー時代のものを選ぶ予定です。

 それでは明日の午後4時から2時間、76,1のInter FMでお耳にかかりたいと思います。
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by jazz_ogawa | 2010-09-18 00:19 | Inter-FM | Trackback | Comments(2)
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 何度かこのブログでも宣伝しているのでご存知の方も多いと思いますが、電子書籍で過去に発表した本4冊と新刊のマイルス本が発売中です。

 ラインアップは以下のとおり。すべてジャズ・イーブック・ドット・ジェイピーjazz-ebook.jp(http://jazz-ebook.jp)でお買い求めいただけます。

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【新刊】
『プリンス・オブ・ダークネス マイルス・デイヴィスのすべて~小川隆夫アンソロジー』

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【既刊】
『となりのウイントン』
『プレイバック! 10大ニュースで綴るモダンジャズの世紀』
『ブルーノート読本 アルフレッド・ライオン語録』
『ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実 4000番台(4000~4100)ライナーノーツ全解読』

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 商品内容:PDFフォーマットによる電子書籍(日本語)
(Apple iPad, amazon kindle, Macintosh, Windows PC、その他PDFファイルが閲覧可能なデバイスに対応。ハードウェアにより、ビューワーソフトウェアが必要になる場合もあります)
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 それから、今日は増刷のお知らせを。8月に2冊がめでたく増刷になりました。2001年に発刊した『ジャズおもしろ雑学事典』(ヤマハミュージックメディア)は今回で14刷になります。ぼくの本の中ではダントツでロングセラー。本当に嬉しく、ありがたいことです。

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 それから2006年に出した『スタンダード・ジャズのすべて 大事典』(全音楽譜出版)は今回で3刷目。850曲のスタンダードを紹介したヴォリュームのある本ですが、こういうものが売れるのも、このご時世にあって素敵なことだと自己満足しています。

 現在は『ピアノ・トリオ読本』(仮題)が初校チェックのちょっと手前のところに来ています。それから本格的な電子書籍のプロジェクトがスタートしました。プロジェクトと書いたのは、電子書籍ならではのさまざまな趣向を凝らそうとしているからです。この本が出たらちょっとした話題になるかも。ぼくもいまから完成が楽しみだなぁ。

 そういうわけで、昨年の出版ラッシュとは違いますが、今年も本が出せる喜びや楽しみを味わっている小川でした。
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by jazz_ogawa | 2010-09-16 09:45 | Works | Trackback | Comments(8)
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 イリアーヌのステージを観たのは数年ぶりかな? 去年はニューヨークに行っていたタイミングで「ビルボード・ライヴ東京」に出演したので、見逃してしまいました。そのステージを観に行った友人が「最高だった」と言っていたので、今回も期待は大。

 ボサノヴァをやるのかジャズをやるのか。ぼくはどちらも好きなので、昨日のライヴをずいぶん前から楽しみにしていました。近年のイリアーヌはボサノヴァ中心のプログラムを組んでいるから、今回の「ブルーノート東京」公演もそうだろうなぁとの予感はありました。

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 ステージはまさにその通り。「シュガ・ジ・サウダージ」で始まったオープニングから「イパネマの娘」他のアンコールまで、全編ボサノヴァでレパートリーが構成されていました。ただし最初の「シュガ・ジ・サウダージ」では歌が終わったところでテンポ・アップして4ビートになり、コード進行も変えたのか、途中まで何の曲だかわからない編曲になっていました。ジャズ的にはこういうのも面白いです。

 デビュー当初は斬新な演奏をするピアニストとして注目されたイリアーヌ。もしくはステップス・アヘッドで男勝りのフュージョン・プレイを披露してびっくりさせてくれた彼女です。ぼくは留学中の1982年(だったかな?)に「ボトムライン」でステップス・アヘッドに参加した直後のイリアーヌを聴き、「これはすごい新人が出てきたものだ」と感激した記憶があります。

 その後は「セヴンス・アヴェニュー・サウス」を本拠地にして、ストレート・アヘッドなジャズからフュージョンまで、さまざまなグループで大活躍。ブラジルから出てきたばかりの若くて可憐なキーボード奏者をミュージシャンが放っておく理由はありません。あっという間に引っ張りだこになったことが懐かしく思い出されます。

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 この写真はランディ・ブレッカーと結婚した直後に一緒に来日したときのものです。

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 いまではボサノヴァで魅力を発揮するようになったイリアーヌ。とはいっても、数年前にはビル・エヴァンスにトリビュートしたアルバムを発表し、相変わらずピアニストとして魅力的な存在であることをリマインドさせてもくれました。

 昨日のステージでは、ボサノヴァ特有の淡々とした表現が聴いていて心地よかったです。イリアーヌの声は割りと低音なのでボサノヴァの雰囲気にぴったり。歌い方も、妙なフェイクはせず、素直にフレーズを綴るスタイル。ぼくはこういうタイプが好きなので、最初から最後までぞんぶんに楽しむことができました。

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 そうそう、現在のパートナーであるベースのマーク・ジョンソンも相変わらず通受けする渋いプレイで、目立ちはしないものの素晴らしいサポートをしていました。いまはイリアーヌ一筋みたいな感じですが、またベース・デザイアーズのようなグループでリーダー活動もしてほしいものです。

 東京の夜はまだむっとする暑さです。イリアーヌのライヴを観たあとは古い友人と食事をしてアフターアワーズを楽しみました。以前は付き合いが悪かったんですが、最近のぼくは付き合いがよくなってきたみたいです。どうしてなんでしょうね?
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by jazz_ogawa | 2010-09-14 23:02 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(2)
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 みなさんにはうんざりでしょうが(そういうひとはこのブログ、見てないか)、週に1回の「Jazz Conversation」宣伝のお時間がやってまいりました。

 今回は巻末特集の「ドラムス」に連動させる(ってほどでもないですが)感じで、他のコーナーでもドラムス・ソロがフィーチャーされた曲をいくつか選ぶことにします。「Meet The Star」のコーナーも超ヴェテラン・ドラマーのロイ・ヘインズですし。

 内容はこれです。

Jazz Conversation #037(2010.9.12.放送)
①【16:00:名門コンボ】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第37回:クインテットによる未発表演奏)】
③【17:00:Meet The Star(第33回:ロイ・ヘインズ)】
④【17:30:楽器別特集(第9回:ドラムス)】

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「マイルスの真実」では21世紀に入って日の目を見た未発表演奏をいくつか紹介します。以前から海賊盤では出ていましたが、プレスティッジとソニーから公式盤の形で発売されたものを選んでいます。

 このニュー・クインテットの話はいつまで続くのか? そういえば、しばらく前にニューヨークのある人物から56年と57年のクラブ・ライヴの音源をいろいろもらいました。それもできることなら紹介したいけど、そういうことをやっているとなかなか先に進めません。でも、そのうち紹介したいなぁ。

「マイルスの真実」は単行本もそうですが、ライフワークなのでやりたいことは全部やろうと思っています。リスナーにはいい迷惑でしょうが(そういうひとはこの番組、聴いてないか)、エンドレスのつもりでいます。覚悟してください。

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 ジャズ・ミュージシャンには若々しいひとが多いですが、筆頭はロイ・ヘインズでしょう。マイルスより一歳年上の1925年生まれ。写真からも若々しさが伝わってきますよね。しかも、いまだジャズの最前線で新しいビートを生み出しているんですから、驚きを超えて恐ろしさすら覚えます。その一端がインタビューで紹介できていたらいいんですけど。

「ドラムス特集」ではドラムスによるソロ・パフォーマンスも1曲は紹介しましょう。こういう演奏ってラジオ番組では敬遠されがちですが、ぼくには関係ありません。かけたい曲をかける。この点で、ディレクターや関係者、はたまた申し訳ありませんがリスナーの皆さんも含めて、媚を売る、もしくは遠慮するつもりはないです。だっていつも言ってますが、「独りよがりの番組」ですから。

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 自分が楽しんでナンボ。楽しめない番組をやるのは人生の浪費です。ですから、楽しめない番組を聴くのも人生の浪費。送り手も聴き手も楽しめるひとのためにあるのが「Jazz Conversation」と考えています。

 ということで、今週の宣伝(最後はアジテーションだった?)の時間はこれでおしまい。あとは明日の午後4時、Inter FMでお会いしましょう。

 そういえば、今日は還暦記念の合同クラス会(高校)。懐かしい顔に会えるかな?
 その前に、本業が終わったらこれから1本インタヴューもしてこなくちゃ。
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by jazz_ogawa | 2010-09-11 11:21 | Inter-FM | Trackback | Comments(6)
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