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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2009-07-28 ロバータ・フラック@「BNT」
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 ロバータ・フラックは1970年代の一時期、かなり夢中になって聴いていたひとりです。彼女のライヴを観るのは久々でしたが、昨日の「ブルーノート東京」ではあのころの日々が思い出されました。

 医学生から新米の医師になったころです。劣等生だったぼくは国家試験を控えて寝食以外の時間はほとんど勉強にあてていました。そんなときの気分転換によく聴いていたのが「やさしく歌って」や「愛は面影の中に」です。

 彼女の伸びのいい声と、それほどあくの強くないブラック・フィーリング。これらが耳にこびりついて、勉強に集中できなくなったときもあります。それでも飽きずによく聴いていました。

 あのころの高音の伸びのよさは少々影を潜めていましたが、昨日のライヴではハスキーな感じが年輪を感じさせ、ときの移り変わりの妙を味わうことができました。

 彼女のマイペースぶりも微笑ましかったですね。イントロを弾いたところで、「この曲は悲しすぎるから別の曲に」といって、違う曲を歌ってみたり、「レコーディングしていないけれどこんな曲もあるのよ」といいながら何曲かをワン・コーラスずつ披露してみたりと。

 最初から最後まで寛げたのは、こういう気さくな感じでステージが進行したからです。「大人のライヴ」を堪能させてもらいました。いまから30年近く前にニューヨークで聴いたときは、こちらも若かったし、彼女も若かったので、まったく違う印象を覚えたんですが、そこがときの移り変わりなんでしょう。

 20年ほど前に、ニューヨークでインタヴューをしたことがあります。そのときの言葉がフト浮かびました。

「わたしには人生を歌うことはできない。ビリー・ホリデイみたいに人生を感じさせる歌はうたえないの。でも、愛を伝えることは、努力すればできると思う。だからラヴ・ソングを歌うのよ。愛が感じられる歌。それでひとびとがハッピーになってくれるなら、こんな素晴らしい職業はないでしょ」

 あのときの率直な態度が昨日のステージからもうかがえて、ぼくの心の中にあるロバータ・フラックのイメージと重なりました。目の前で彼女の歌が聴ける贅沢。世界ではいろんなことが起こっていますが、とりあえずぼくの周りは平和で落ち着いています。悲惨な現実に立ち向かっているひとのことを思うと後ろめたい気持ちもありますが。

 お店に入る前の雨が、ライヴを見終わって外に出たらすっかりやんでいました。昼間はあんなに暑かったのに涼しくもなっていて、その後のことも含めてぼくはとっても心地よく、そして幸福な気分で昨晩を締めくくることができました。
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by jazz_ogawa | 2009-07-28 14:24 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(8)
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Tracked from 医師の求人募集転職情報ネ.. at 2009-07-29 13:59
タイトル : 医師の求人募集転職情報ネットナビ
とっても高待遇な医師の求人募集転職の情報です。... more
Commented by megawatt at 2009-07-28 19:33 x
小川さん、いい感じのライブみたいですね。記事から暖かい雰囲気が伺えます。私も「気が変わった」と別な曲を演奏するマイペースな人好きです。最近ぞっこんなラファエル・サーディクもそんな人です(毎回のライブがそうとは限らないようですが)。彼女は1985年のライブアンダーザスカイのマイルスとのダブルビルで観たのが最初で最後です。間近ではない所から観た、ピアノの前に座る彼女の印象は、その後のマイルスの電気サウンドで残念ながらかき消されてしまっています。是非観とかねばと思いました。今日夫が会社で妙なアレンジのキリングミーソフトリーを聴いたそうです。その時頭に浮かんだのは「Killing me softly as in a morning sunrise」だそうで、「with his song」が3時間経って出てきたとのこと。

さて、話しは変わりますが、THE STONEというNYCの非営利のパフォーマンススペースご存知ですか?ここ音楽監督がジョンゾーン、7月のキュレーターがブランドンロスで7/31はロス、ンデゲオチェロ、ストム(ロスのベーシスト)のトリオで20ドル。行きたいですがパスポートがどこにあるのか判りません(汗。
www.thestonenyc.com/index.html
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-28 23:26
megawattさん、いい感じで肩から力の抜けたヴェテランならではのライヴでしたね。
「TheStone」はたぶんぼくが日本で一番最初に紹介したと思います。というわけで、よーく知っています(笑)。
Commented by 斉藤恵 at 2009-07-29 13:23 x
初めまして!斉藤恵と申します。
現在、各アーティストのアンケートを実施しているので皆様に協力していただきたく書き込みさせていただきました。
あまり期限がないので是非とも協力の程お願い致します!!

【アンケートに協力いただいた方の中からVISAギフト券3000円分プレゼント!!】
※当選に関しましては応募いただいた後、返信の際にご案内させていただきます。

【アンケート内容】
Q1 あなたのお好きなアーティストを教えて下さい。
Q2 お気に入りのアルバムを教えて下さい。
Q3 その中で一番好きな曲を教えてください。
Q4 今までにそのアーティストのライブ・コンサートにいったことがありますか?

それではたくさんのご応募お待ちしております。
Commented by megawatt at 2009-07-30 08:54 x
斉藤恵さん
上記のアンケートですが、お名前をクリックするとアンケートの内容のページに飛びますが、「応募はこちら」が携帯メールへのリンクになっており、自分のPCに入っているメーラーは反応しますが、新規メールの画面が開かずと言うものでした。アンケートページのa href="mailto:"の中のsubjectが長過ぎなんじゃないですかね。
Commented by やまぐち at 2009-07-31 19:06 x
小川さん、こんにちは。
以前、8月1日の京都でのイベントに参加できるかも…とコメントさせていただいた、やまぐちです。
今回は、調整の努力もむなしく、都合がつきませんでした。ごめんなさい!
また次の機会に、小川さんにお会いできるのを楽しみにしながら、
明日の成功をお祈りしています。

さて、この場を借りて、一つ質問を良いでしょうか?
私の友人(大学4年生)が、8月、3週間ほどニューヨークに行くそうです。
彼女はジャズは初心者なんですが、高校、大学ともに吹奏楽でサックスを吹いていたそうです。
そんな彼女におすすめのライブスポットがあれば、是非教えていただけないでしょうか。

ちなみに、参考資料として、「男の隠れ家」ジャズ特集や、
小川さんの「ジャズのたしなみ方」「愛しのジャズメン」は持っていますので参照可です。笑

お忙しいと思いますが、お答えくだされば嬉しいです☆
Commented by jazz_ogawa at 2009-07-31 23:47
やまぐちさん、ニューヨークのジャズ・クラブですが、若い女性となれば、「たしなみ方」に出ている有名なクラブが無難じゃないでしょうか? あとは「マンハッタン・ジャズ・カタログ」という本も出していますので、そちらにジャズ・クラブ情報は網羅しています。興味があればチェックしてみてください。
Commented by やまぐち at 2009-08-03 07:44 x
小川さん、こんにちは。
お返事ありがとうございました!

彼女は今週日本を発つので、「たしなみ方」を手渡しておきました。
自分が代わって行きたいくらいですが…日本で報告を待ちます。笑
「マンハッタン・ジャズ・カタログ」も急いで探してみます!

お忙しい中、すぐにお返事いただきありがとうございました!
先程最新の日記を読みましたが、
「バー探偵」でのイベントは大成功だったようですね。
参加できなかった私としても、定例化を望みます!

また今後のイベントで小川さんにお会いできるのを、
心から楽しみにしています!
それでは。
Commented by jazz_ogawa at 2009-08-03 10:03
やまぐちさん、拙著がお役に立って、お友達がニューヨークを楽しんできてくれるといいですね。
どこかのイヴェントでお会いできるときはぜひお声をかけてください。
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