4月に引っ越しをしてから、なんだか家で取材されることが増えてきました。と言っても、もともとそんなに数は多くなくて、年に一度とかのペースなんですが。それがこの半年足らずで3~4回はあったでしょうか。
でも、取材と言っても、ぼくの取材はあまりなくて、所有しているレコードが目的なんですね。コレクターということで業界を生きている部分もあるので、これもぼくにとっては大切な仕事なんですが。
で、今回は「コンビにでも売っている」が謳い文句の『男の隠れ家』です。ぼくは、この雑誌、しばらく前まで名前から想像して“やばい系”のものかと思っていたんですが、それはまったくの認識不足。なかなかハイブローな大人のカルチャー・マガジンだったんですね。
おととしごろからときどき取材を受けたり原稿を書かせてもらったりしていたんですが、1年前に担当者が退社したため、ずっと疎遠になっていました。ところが先日、別の担当者から連絡があって、次の特集号のために原稿を書いてほしい、ついてはレコードの写真も撮らせてほしい、という依頼がありました。
内容は、「音の空間」特集のコラムで「レコード・ジャケットにまつわる逸話」というものです。つまりは、得意のブルーノートについて、ジャケットに的を絞って何か書いてほしい、ということでした。もちろんOKです。
それで昨日、カメラマンと編集者が家に来て、ブルーノートのジャケットを床に散りばめたところを写真に撮っていきました。その模様を写したのがこれです。

ところで、ちょっと前に320万画素のカメラがついた携帯を買いました。それで、基本的に写真を撮ったり撮られたりするのは好きじゃないんですが、いまはちょっと面白くて、何かがあるとぱちりとやっています。ブログもあることだし、写真を撮るのもいいかなぁなんて。ただし、飽きっぽいのでいつまで続くことやら。
それでこの原稿ですが、10月27日発売の『男の隠れ家』12月号に掲載されます。コンビニで見かけたら、立ち読みでもしてください(なんて書いたら出版社からおこられちゃうかもしれませんね)。