
この間のブログでも宣伝しましたが、もう一度きちんと紹介しておきましょう。
次回は4月17日(土)に駒場東大前の「Orcgard Bar」で「60年代音楽シリーズ」の5回目を行ないます。前回(2月)が中途半端な形で終わったビートルズ特集の「パート2」です。『ヘルプ』まで行きましたから、今回はそれ以降の話になります。
日時:2010年4月17日(土) 午後8時~10時頃
会場:駒場東大前「Orchard Bar」
チャージ:2,000円(1ドリンク付)
テーマ:The Beatles part 2
参加ご希望の方はお店に予約をしてください。
お問い合わせ・予約:「Orchard Bar」 080-3463-1807
(
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、
もしくはコチラから。

当初は2回で終わりにしようと思っていたこの特集。前回の感じだと「パート3」までやらないと『レット・イット・ビー』にはたどりつけないかもしれません。やってみないとわかりませんが。
ビートルズの音楽はぼくにとって懐かしいものであり、同時にいまだに新鮮なものでもあります。1曲ごとに、その曲を聴いていたときの思い出が甦ります。それはリアルタイムで聴いていた中学や高校のときのこともあれば、その後から現在にいたるまでのときのこともあります。
先だって観てきた『ハード・デイズ・ナイト』。これまでに何度も観ていますが、今回のこともやがて過去を振り返ったときに懐かしい思い出になるでしょう。思い出って個人の財産ですから、たくさんの財産を持っていたいと思います。とくに50代をすぎてからはそういう気持ちが強くなってきました。
でも残念かな、頭の中にあるハード・ディスクの容量が年々少なくなってきています。外付けのHDDをつけない限り記憶はどんどん薄れ、楽しい思い出や幸せな時間の記憶はいつか忘却のかなたに行ってしまうかもしれません。それでも、毎日さらなる思い出が増えていきます。
増えれば増えるほど、古いことを忘れてしまいそうで、まったく困ったものです。でも、それも人生ですから、仕方ありません。こうやってブログにいろいろなことを綴っておけば、記憶が薄れても読み返せるので、いいかもしれません。

それで、ビートルズです。ビートルズについてもたくさんの個人的な思い出があります。ぼくは自分のことしか話せないので、今回に限らず、トーク・イヴェントではいつも個人的な体験談や自慢話に終始してしまいます。ラジオもそうですね。もうちょっと客観的なことも話したいんですが、これがなかなか難しいです。
「まあ、それでもいいよ」っていう心優しい方もいらっしゃるので、そのお言葉に甘えて勝手気ままにやらせてもらっています。ありがたいですね。ストレスは心臓に悪いので、もっぱら「勝手気まま」「気楽」「いい加減」「鈍感」「無理しない」みたいな感じで日々をすごしたいと思っています。
でも、これってけっこう難しいんですよ。そういうことをやっていると、傷つけるつもりや不愉快にさせる気持ちなんかまったくないのに、相手によってはこちらの思いとは違う解釈をされることもありますし。
それはぼくの配慮の足らなさに起因するものですが、「勝手気まま」「気楽」「いい加減」「鈍感」「無理しない」はこのことと表裏一体みたいなところがありますから。なので、「やりたいことしかやらない」を身上にしていますが、実際はなかなかそうもいきません。
そんなこんなで(何が?)、ビートルズです。つまり「やりたいことしかやらない」んです。「60年代音楽」のシリーズもその考えで始めましたし、それ以外の「ONGAKUゼミナール」やInter-FMの「Jazz Conversation」もぜーんぶやりたいことしかやっていません。
それができるって、幸せだと思いません? 「感謝」と「幸せ」がペアであることに気づいたのはいつだったかしら? 「感謝」すると本当に「幸せ」なことが起こるんです。幸せな思いをたくさんくれたビートルズにも感謝しながら、次回の「ONゼミ」はやってみたいと思います。そうすると、またビートルズが「幸せ」をぼくにくれるかもしれませんし。