ご存知の方も多いでしょうが、ナット・キング・コールの弟さんです。こちらは遅咲きで、最初のアルバムを発表したのが47歳のとき。
兄のナットは12歳上。兄3人と姉ひとりの末っ子。男の兄弟は全員がミュージシャンで、教会でピアノを弾く母親について5歳のときからフレディさんもピアノを習っていました。
今年で79歳になるフレディさん、温厚な紳士でした。ナット同様の渋いバリトン・ヴォイス。彼のそっくりさんではありますが、フレディさんはフレディさんで魅力的な弾き語りの名手になりました。
子供のころは、シカゴの家にカウント・ベイシーやビリー・エクスタインが遊びに来ていたとか。でも音楽より野球が好きだった彼は、ジャズの大御所とキャッチボールに興じていたそうです。羨ましい!
次回はそんなこんなのエピソードを紹介しつつ、フレディさんの魅力に迫るパフォーマンスが紹介できればと考えています。
それで、これがラインアップです。
Jazz Conversation #020(2010.5.16.放送)
①【16:00:ジャズになった日本の曲】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第20回:ニューヨークでの挫折)】
③【17:00:Meet The Star(第19回:フレディ・コール)】
④【17:30:レーベル特集(第5回:ヴァーヴ~インスト編)】
巻頭特集では外国のミュージシャンが演奏する日本の童謡と唱歌を紹介します。なんだか自慢話をしてしまいそうな気分なんですが、自重できるかどうか。うーん、難しいかな? 小川家の隠れた秘密(そんなに大げさなことじゃないですが)を披露しちゃおうかな?
マイルスの《講義》は、パリから戻ってニューヨークで味わった挫折感をどのくらい紹介できるか。話したいことはたくさんあるんですけど、うまくまとめられるかどうか。そこがポイントです。
それで最後の30分はヴァーヴを代表するアーティストによる代表的な演奏を選ぼうと思っています。
それからこのブログと番組ブログでも書いていますが、「ONGAKUゼミナール」(5月29日)に3名様ご招待の応募を受付中です。締め切りは20日。お時間と興味のある方は奮って応募してください。番組宛に「ONゼミ参加希望」とかなんとか書いてメールをしてくれればOKです。待ってます。
ついでといってはなんですが、6月12日(土)には駒場東大前の「Orchard Bar」で「ONGAKUゼミナール」を開催します。「60年代音楽」シリーズの6回目で、テーマはビートルズ(Part 3)。
日時:2010年6月12日(土) 午後8時~10時頃
会場:駒場東大前「Orchard Bar」
チャージ:2,000円(1ドリンク付)
テーマ:The Beatles part 3
参加ご希望の方はお店に予約(080-3463-1807)をしてください。
(
http://blog.livedoor.jp/nobby2jack/archives/cat_50015795.html)、
もしくはコチラから。
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