
前から考えていた「親子・兄弟の共演盤」を巻頭特集で紹介したいと思います。ジャズの世界には親子や兄弟で有名なミュージシャンが数多くいます。その中から気に入っているひとや好きな演奏をオンエアするつもりです。果たしてぼくお得意のウイントン一家は登場するか?

「マイルスの真実」は、そろそろレギュラー・クインテット結成に話が向かいます。しかしその前に触れておかなければいけないことがいくつか。その最初がアーマット・ジャマルについて。それぞれの演奏を聴きながら、彼とマイルスの類似性を実際に味わってみようと思うのですが、うまくいったらおなぐさみ。

オランダのギタリスト、ジェシ・ヴァン・ルーラーは新作の『チェンバー・トーンズ』を携えて来日しました。そのときに受けてもらったインタヴューを紹介しつつ、そのアルバムから何曲か聴くことにしましょう。

そして最後は「真夏に聴くボサノヴァ」。ぼくのイメージでは、ボサノヴァ=夏の音楽なんですね。といっても、ボサノヴァは秋にも冬にも春にも似合うと思います。それでも、ブラジル、イパネマ、〈サマー・サンバ〉、〈波〉なんていう言葉から、単純なぼくは夏を連想してしまいます。そういうわけで、こじつけですが、真夏にはボサノヴァが一番!
さて、夏本番、この番組をみなさんはどこで聴いているでしょうか? エッ、「聴く暇なんかないよ」。そりゃそうでしょう。「Jazz Conversation」なんかよりもっと面白いこと、やらなきゃいけないことがありますよね。とひがみつつ、あさっての8月1日も午後4時から、聴くひとがいてもいなくても、いつものように「Jazz Conversation」は始まります。
Jazz Conversation #031(2010.8.1.放送)
①【16:00:親子・兄弟の共演盤】
②【16:30:マイルス・デイヴィスの真実(第31回:アーマッド・ジャマルの影響)】
③【17:00:Meet The Star(第28回:ジェシ・ヴァン・ルーラー)】
④【17:30:真夏に聴くボサノヴァ】

【朗報】
全世界のB'zファンのみなさん、以前この番組でLarry & Takのインタヴューを放送しましたが、わがディレクターがマネージメントと折衝を続けた結果、Podcastで聴けることになりました。すでに番組ブログで配信中です。これで地方のみなさんにもラリー・カールトンと松本さんのツー・ショット・インタヴューが楽しめることになりました。
さらに朗報をひとつ。急ですが、追加公演も決定!(ファンならすでに知ってますよね)
【Larry Carlton&Tak Matsumoto LIVE 2010 “TAKE YOUR PICK” 追加公演】
9月1日(水)Zepp SAPPORO
9月2日(木)Zepp SENDAI
9月6日(月)BLUE NOTE TOKYO
9月7日(火)BLUE NOTE TOKYO
http://www.bz-vermillion.com/solo/2010/tak/index.html
頑張ってチケットを入手してください。