
ありがとうございました。一昨日(京都)と昨日(神戸)、1年ぶりに関西編をやってきました。完全アウェー状態なので集客が心配でしたが、京都も思っていたより集まっていただけて嬉しかったです。

映画監督で脚本家の林海象さんが経営している京都の「バー探偵」で「ONゼミ」を開くのは今回が3回目。ここは独特の雰囲気が漂っているお店で、まさに海象さんの趣味や個性が理想的な形で生かされたバーになっています。
探偵好きの海象さんです。聞けば、近々、裏にある秘密の小部屋が本当の探偵事務所として使われることになるとか。海象さん自身、探偵の免許を持っているそうです(免許性なんですね、知らなかった)。それで、探偵学校の先輩(?)が、その部屋を使うようなことを話してくれました。

肝心のイヴェントは、「ジャズ100年の歴史をたどる」という壮大なもの。結局80年くらいで終わってしまいましたが(苦笑)。
それでも終わってから、海象さんにほめられました。「100年の歴史をなにも見ないで2時間で話すとはすごい」って。そんなにたいしたことじゃないと思いますが、嬉しいお言葉と受け止めました。
夜はとっておき、秘密の旅館、「吉田屋」に宿泊。今年は洋室ができていて(去年もあったのかしら?)、快適でした。値段も格安。場所は教えません。

翌日、つまり昨日は神戸に移動。最寄りの地下鉄の駅まで行く途中の写真です。紅葉はまだ少し先ですね。

神戸の会場も去年と同じジャズ喫茶の「M&M」。ここはコンディションのいいLPの宝庫です。壁に飾ってあるジャケットの綺麗なこと。マニアはチャンスがあればぜひ覗いてください。

今回は、地元で活動している「東播ジャズ倶楽部」の皆さんのご協力や、とくに司会まで買って出ていただいた同クラブの安田さん、それから安積さんや高田さんにはお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

イヴェントのテーマは同じ、「ジャズ100年の歴史をたどる」です。前日の教訓を生かし、曲はフェイドアウトも多用したんですが、やはり80年で終わってしまいました。だめですねぇ。
でも、お越しいただいたみなさんのおかげで今回も楽しい時間がすごせました。ありがとうございます。みなさんも楽しんでいただけたら嬉しいのですが、どうでしたでしょうか?
それで次回の「ONGAKUゼミナール」は12月10日、渋谷の「J-Pop Cafe」で開催します。次のブログではしつこく宣伝させてもらいます。無視しないでね。