
先週末ですが、観てきました。前作の『ウォール街』が1987年の公開ですから、24年ぶりのゲッコーさん。さすがに歳を取りました。

当時も映画館で観ましたし、別にこの新作を意識したわけじゃありませんが、1ヶ月くらい前にもDVDで観ていました。ですからちょうどいい復習をして、新作を観てきたことになります。
ゲッコーさんは相変わらず嫌なやつでした。娘まで騙しちゃうんですから。いくらお金を稼いでも、こういう人生、幸せなんでしょうか?
「強欲は善」というせりふも出てきます。ぼくも物欲の塊ですが、ひとを陥れてまで何かがほしいとは思いません。そんなことをする自分の姿を想像したら嫌になるでしょ? そんなことをしなくてもここまで平和で幸せな人生が送れているんですから、それでOK。
ところでこの映画、舞台はニューヨーク。ニューヨークとなれば、わがアパートです。映画の中ではマンハッタンのビル群が何度も出てきます。しかし、わがアパートは出てきません。今回は空振りか、そう思った終盤近く、夜景でしたが2回出てきました。持ち主にしかわからない程度の一瞬でしたが、たしかに登場。愛いやつです。
ところで主演のマイケル・ダグラス、たしか末期の喉頭がんを告白していましたよね。ステージ4ですからかなり悪いと思うのですが、抗がん剤と放射線治療で克服したとのこと。本当ならいいのですが。
それはそれとして、映画が1000円で観られる身分はいいですね。ライヴもシニア料金にしてくれるとありがたいんですが、そうするとミュージシャンを困らせることになるかもしれないので、やっぱり正規の料金でOKです。