1週間ほど前になりますが、11月10日にケニー・ギャレットのライヴを聴いてきました。最近の彼はアグレッシヴなプレイが中心です。この日も、コルトレーンのように激しい演奏に終始。ただし、終盤、ピアノとデュオで演奏した日本の曲のメドレー(1曲だけアリランも入っていましたが)は美しかったです。これまでは「赤とんぼ~アリラン~翼をください」の3曲でしたが、それが6曲に拡大されていました。
リズム・セクションの3人、Benito Gonzales(p)、Holt Corcoran(b)、Mark Whitfield Jr.(ds)もよかったです。とくにドラムス。名前からすると、お父さんはあのギタリストですね。顔も似ていますし。この若者が非常にうまかったです。
Benito Gonzalesはマッコイ・タイナー系のピアニストですし、Mark Whitfield Jr.はエルヴィン・ジョーンズ風。まさにアルト・サックスのコルトレーン・カルテットといった感じでした。
休憩時間にはインタヴュー。今回は日本語でやってみました。本人は「難しいからヤダ」と弱腰でしたが、そこを強引に。途中英語も交えてのインタヴューは、かなりひっちゃかめっちゃかになりました。でもこれはこれで面白いというか、誰もこんなことはやらないでしょうから、内容はともあれ、いいんじゃないでしょうか。と、ここは自画自賛。
こんなこと、ケニーだからできるんです。彼の優しさに感謝。食事を早くしたかったみたいですが、そこを我慢して先にインタヴューをしてくれました。サンキュー、ケニー。
このとんでもない脱線インタヴューは後日「Jazz Conversation」で。