今週になってようやく正月明けという感じでしょうか。ぼくも本業は今日からスタート。とはいっても元旦からいつものようにウォーキングをしたり、開いているスタバを見つけては読書をしたりと、相変わらずの1週間ではありました。
今年に入って2回目の「Jazz Conversation」も平常どおり。こんな内容で行きましょう。
Jazz Conversation #155(2013.1.9.放送)
①【23:00:決定的名演の別テイク~パート1】
②【23:20:マイルス・デイヴィスの真実(第135回:ロックやソウルからの影響)】
③【23:40:決定的名演の別テイク~パート2】
別テイクとは、本来は発表されなかったテイクのことです。CDの時代になって収録時間が増えたことから、これまでボツにされていた演奏もいろいろと紹介されるようになりました。
ミュージシャンにしてもプロデューサーにしても満足が行くまで同じ曲を録音するのが一般的です。そうして満足の行くテイク(マスター・テイク)が発表されるわけで、それ以前に収録されたテイクはお蔵入りするのが一般的でした。
しかしそういう演奏にもマスター・テイクに匹敵する素晴らしい内容のものがあります。それらの中から歴史的に価値がある演奏の別テイクを紹介しようというのが今回の趣向です。
「別テイクは発表すべきでない」といいう考えもあります。なんでもかんでも発表すればいいってもんじゃありません。ぼくも同じ考えです。しかし内容が優れていて、「どうしてこれが発表されなかったの?」という演奏もあります。そういうものには真摯に耳を傾けることも必要じゃないでしょうか?
という思いから、今回の特集を組んでみました。なんて、ね。
それでは9日の水曜日、InterFMでお耳にかかりましょう。