早いもので1月は次回が最後の放送。今月はめぐり合わせで放送は5回。こうやって少しずつ回数を重ねていけるのも嬉しいです。
それで1月最後の「Jazz Conversation」、特集は得意のブルーノートでいきたいと思います。
このレーベル、個人経営でしたから予算が少ない。そこで考えたのが無名の新人にレコーディングのチャンスを与えること。新人ならギャラが安いですから。
しかしそこがオーナー兼プロデューサー=アルフレッド・ライオンの手腕が光るところでもありました。彼には無名でも有能な若手を見つける嗅覚があったんです。他のレコード会社の誰よりもライヴに足を運んでいましたし。
ということで、ブルーノートにはその後にジャズ・シーンで重要な役割を果たすアーティストの初リーダー録音がたくさん残されることになりました。今回はそれらの中でもとびきり重要なものを聴くことにしましょうか。
そして「ミート・ザ・スター」。ゲストはフランスが誇る世界的なアコーディオン/バンドネオン奏者のリシャール・ガリアーノ。
ぼくはてっきり英語がしゃべると思っていたのですが、現場に行って彼が喋れないと知らされます。果たしてどんなやりとりになったのか、そこは番組を聞いてのお楽しみにしておきましょう。
次回はこんなプログラムでの1時間。
Jazz Conversation #158(2013.1.30.放送)
①【23:00:レーベル特集(第29回:ブルーノート~初リーダー録音~パート1)】
②【23:20:Meet The Star(第117回:リシャール・ガリアーノ)】
③【23:40:レーベル特集(第29回:ブルーノート~初リーダー録音~パート2)】
ご用とお急ぎでない方は30日、水曜日の23時からInterFMでお会いしましょう。