
2月の大雪で延期になっていた西船橋「テン&ハーフ・カフェ」での「ONGAKUゼミナール」。今回は予想を超えて多くの方にいらしていただきました。窮屈な思いをされた方もいらっしゃるかと思いますが、本当にありがとうございます&申し訳ありませんでした。

テーマは「創業75周年~ブルーノートの名演を聴く」。得意のネタだったためちょっと話しすぎました。2曲目が終わったところで50分を超えていましたから。そこであとの演奏はBGMにしてお話しをさせていただく方針に変更。それでも1曲カットしましたが(苦笑)。
相変わらずなにも考えずに進行している弊害が出たようです。でも関係者曰く、「演奏はCDで聴けるけど、小川さんの話はここでしか聞けないからいいんじゃない」。このひとことが決め手になりました。

それでも話したいことの半分くらい。まあ長く話せばいいってもんじゃありませんから、ほどほどにしなくては。ぼくの話にうんざりした方がいらしたら本当に申し訳ありません。

でもブルーノートの魅力を伝えるにはこのくらいは話さなくちゃ。そんな思いもあり、自分でもどちらがいいのかよくわかりません。出たとこ勝負の即興話ですから、こういうこともある、ということでご容赦を。
次回の西船橋「テン&ハーフ・カフェ」での「ONGAKUゼミナール」は7月12日(土)に決定。テーマが決まり次第、予約の受け付けも開始しますので、お近くの方は(遠くにお住まいの方も)ぜひ。
5月と6月の「ONGAKUゼミナール」は以下のとおり。すべて予約を開始していますので、こちらもよろしく。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】

5月17日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第31回:来日アーティストによるライヴ・イン・ジャパン)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
いまや超一流から新人まで、日本にはさまざまなアーティストがやってくるようになりました。今回はそうしたひとたちが来日時に残したライヴ・アルバムから歴史的な名演や貴重なものを集めてみます。
5月31日(土) 『小川隆夫と聴くマイルス・デイヴィス~生誕88年記念』
開場:14:00 開演:14:30 会費:2000円(+1ドリンクオーダー)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
今回は、マイルス・デイヴィスがコロムビア時代に残した名演の数々を臨場感あふれる高音質で楽しみます。使用するのは2006年に日本で会員向けに限定発売された高音質LPと、LP盤を聴くには最高の機材であるレーザー・ターンテーブル。これらを用いてアコースティック時代にマイルスが残した骨太のサウンドを再現します。

6月7日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』(第6回:KANKAWA プレイズ・ソロ・オルガン~未知への挑戦)
@代官山「Lezard(レザール)」 渋谷区猿楽町2-5 2F(03-3496-1374)
開場:18:30 開演:19:00 会費:4000円(フリー・ドリンク)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
「よそでは聴けない」を大きなテーマにしている『小川隆夫ONGAKUゼミナール~トーク・ライヴ』。6回目となる今回は、KING OF ORGANのKANKAWAさんが登場。
「KANKAWA プレイズ・ソロ・オルガン~未知への挑戦」と題し、オルガン・ソロで、いったいどんな演奏が可能なのか、これまでにない挑戦をお願いしています。
今回も小川のサディスティックな要望に、KANKAWAさんがどんな回答を聴かせてくれるのか、ぜひ確かめにお越しください。きっとこの上なくユニークで楽しいものになると確信しています。

6月21日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第22回:スインギン・シクスティーズ』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
次回の「60年代音楽シリーズ」は「スインギン・シクスティーズ」がテーマ。1960年代後半のロンドンはファッションや音楽を中心に大きな盛り上がりを示していました。キンキー・サウンドのザ・キンクス、カーナビー・ストリートで猛威を振るっていたモッズの代表格ザ・フー。もちろんストーンズも「スインギン・シクスティーズ」の主役です。そうしたグループを中心に、1960年代後半のUKロックを紐解いてみようと思います。