
おかげさまで今回も満席となり、嬉しい限りです。わざわざお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

今回は「秋に聴くボサノヴァ」がテーマですが、「サマー・サンバ」や「スプリング・サンバ」といった曲もかけてしまいました。そこは愛嬌ということでご勘弁のほどを。

それはそれとして、やっぱりボサノヴァはいいです。ぼくにとってはジャズに入るきっかけになった音楽ですし、その前に習っていたクラシック・ギターとジャズの懸け橋にもなった音楽ですから。

ちょうど50年前のことですが、発売されたばかりの『ゲッツ=ジルベルト』に出会っていなければ、人生違うものになっていたでしょう。
どういう人生が幸せなのかはわかりませんが、とりあえずこれまでのところは大満足。後悔や文句はまったくありません。音楽と深く関われたことで楽しい思いもたくさんすることができました。

そんな原点になったボサノヴァ。これからもずっと聴いていくでしょう。
10月の「ONGAKUゼミナール」はこれでおしまい。そして11月も2回予定しています。こちらもぜひよろしく!
【今後の「ONGAKUゼミナール」】

11月15日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第34回:古今東西ピアノ・トリオ聴き比べ)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
ご予約・問い合わせ:お店までお電話、
ジャズでもっとも人気の高い編成がピアノ・トリオです。それだけに、これまで数多くの名ピアノ・トリオが登場し、ピアノ・トリオの名盤もいろいろとあります。
今回は日本を代表するピアノ・トリオによる演奏を前半に、諸外国のピアノ・トリオによる演奏を後半に特集し、みなさんとさまざまなピアノ・トリオを楽しみたいと思います。
今回も岩崎泰三さんによる美味しいコーヒーも楽しめます。

11月29日(土) 『小川隆夫と聴くザ・ビートルズ UKオリジナルLP vs 2014 MONO BOX』
開場:13:00 開演:14:00 会費:2000円(+1ドリンクオーダー)
ご予約・お問い合わせ:お店までお電話、
相変わらずとどまることを知らないビートルズのアルバム発売。今回は9月に出たモノナルLPと英国プレスのオリジナルLPを聴き比べます。
小川隆夫秘蔵のブラック・パーロフォンをはじめとしたオリジナルLPと2014年リマスター盤のどちらが音質的に優れているのか。あるいはどこがどう違うのか。最良の音質が再現できるレーザー・ターンテーブルを使用しての聴き比べを通し、これまでとは違うビートルズ体験ができるかもしれません。