昨日はヴァレンタイン・デイという大切な日にお越しいただき、本当にありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか?
今回はたまたまそういう日とイヴェントが重なったので、直球勝負の「ラヴ・ソング」特集としました。
西船橋でのイヴェントはジャズ入門編的な内容にしようと思っているので、今回も有名なアーティストと有名な曲を集めました。
前半が「インスト編」で後半が「ヴォーカル編」。後半は12曲用意したので、話は簡単にして曲をきちんと聴くようにしました。最近はわりと自制が効くようになり(苦笑)、予定していた時間に近いところで終われるようになりました。
これからも「ONGAKUゼミナール」は続いていきますので(たぶん)、よろしくお願いいたします。
【今後の「ONGAKUゼミナール」】
2月28日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール~60年代音楽シリーズ 第26回:渡辺貞夫も日野皓正もみ~んな若かった~タクト・レーベルの真髄を聴く』
@渋谷百軒店(ひゃっけんだな)「PANAMA JOE's」 渋谷区道玄坂2-19-1(03-3461-9047)
開場:17:30 開演:18:00 会費:2500円(1ドリンク付き)
1960年代後半、日本のジャズ・シーンにはアメリカ留学を終えた渡辺貞夫を中心に、オリジナリティを追求する若手が増えてきました。そうした意欲的なミュージシャンに次々とレコーディングの機会を与えていたのが弱小家電メーカーのタクトです。渡辺貞夫を中心に、新人だった日野皓正に初リーダー・レコーディングのチャンスを与えるなど、次代を担う有能なミュージシャンを起用してのアルバム作りがやがて日本のジャズ・ブームに繋がっていきます。
今回は60年代後半の日本におけるジャズ・シーンでもっとも重要な足跡を残したタクト・レーベルの作品を聴きつつ、その時代の動きを紹介したいと思います。
3月28日(土) 『小川隆夫ONGAKUゼミナール』(第36回:70年代日本のジャズ対決~TBM vs EW)
@銀座「le sept」 中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル7F(03-5537-2388)
開場:17:30 開演:18:00 会費3000円(1ドリンク付き)
2月の「60年代音楽シリーズ」で特集したタクト・レーベルに続いて、今回は70年代に日本のジャズ・シーンを盛り上げた2大レーベルのスリー・ブラインド・マイスとイースト・ウィンドを紹介します。
日本の若手を中心に名盤の数々を残したTBM。片やビッグ・ネームや海外のアーティストによる作品も含むEW。これらふたつのレーベルなくして日本のジャズは語れません。次回は当時のジャズの動きを紹介しながら、これらのレーベルに残された重要な演奏を聴きたいと思います。