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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャケ裏の真実
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@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2006-06-04 『ダ・ヴィンチ・コード』@ヴァージン・シネマ
2006-06-04 『ダ・ヴィンチ・コード』@ヴァージン・シネマ_e0021965_1147196.jpg 話題の映画を観てきましたが、予想通り、いまいちの内容でした。理解力がどんどん乏しくなっているぼくなので、原作も読んでいたのですが、そのときも8割がたしかわかっていませんでした。どうも宗教関連は苦手で、そこがよくわからないままに読み進んでいたため、面白さが100パーセント理解できていなかったんですね。
 それで映画ですが、原作を読んでいてもその程度の理解力ですから、読まずに見ていたら何がなんだかよくわからなかったでしょう。映画は原作のストーリーを追うのが精一杯で、細かい説明がかなり省略されています。映画だけで作者のストーリーをきちんと伝えていたかどうか? 読まずに観たひとの感想はどうなんでしょう?
 宗教のところはよくわからないので、原作では謎解きの部分を楽しみながら読んでいました。映画ではその謎解きがあっさりと描かれていて、簡単に解けてしまう印象を受けました。そこが物足りなさを感じた最大の理由かもしれません。
 それと、原作でも感じたことですが、ものすごーく都合のいい形で登場人物が出てくるんですね。限られた時間しかなく、しかも命の危険にさらされている切羽詰った状況で、主人公は実に冷静沈着。それはエンターテインメントだからいいんですが、それにしてもすべてが都合よく運んでいってしまうところに、松本清張的なものを感じました。
 でも映画を観たことで、殺された館長の姿や聖杯などがヴィジュアル化されて、わかりやくなった効用はありました。ただ、もう少しダ・ヴィンチがいろいろなところに仕掛けた謎やヒントについての説明があれば、さらに楽しめたんですが。
 満員かと思っていたのですが、空席もありました。封切られて2週間なのに、ちょっと意外です。ぼくが行った六本木の「ヴァージン・シネマ」は全席が指定で予約できます。土曜の4時半ごろの回です。一番混みそうな時間帯ですが、隣の2席は空いていましたし(真ん中のかなりいい席)、ほかにもいくつか空席があったようです。

 あと、もうひとつ気になったのは字幕です。いつ、どういう風にして作ったんでしょうね。この映画、日本の配給会社のひとでも直前まで観れなかったんじゃないでしょうか? それとも、観れたのかなぁ。試写会はぎりぎりになって行なわれたんですよね。字幕を作ったひとは、かなり早い時点で観ていたんでしょうね。ま、どうでもいいことですが。

2006-06-04 『ダ・ヴィンチ・コード』@ヴァージン・シネマ_e0021965_11453619.jpg ところでこの話に出てくる「オプス・デイ」ですが、これは実在する団体で、マンハッタンのレキシントン・アヴェニュー243番地にあります。それで、当然のことながらそこにも行ってみました(右の写真)。というより、ぼくのアパートから近いのでしょっちゅう歩いていた場所なんですね。
 何気なくいつも歩いていたところですが、ここがそうだといわれれば、ひとの出入りもなく、ちょっと不気味な印象を覚えます。この中で、あの「肉の苦行」が行なわれているにでしょうか? でも、マンハッタンならどこにでもあるビルのひとつです。
by jazz_ogawa | 2006-06-04 11:52 | 映画&DVD | Trackback | Comments(8)
Commented by forcek at 2006-06-04 16:12 x
小川さん、いかにロン・ハワードとトム・ハンクスのアポロ13コンビでも「ダ・ヴィンチ・コード」はストーリーを追うのがやっとみたいですね(笑)オドレイ・トトゥは「アメリ」や「ロング・エンゲージメント」等でも好きな女優なんですが、でもこれ観るなら断然「グッドナイト&グッドラック」ですねー、やっぱり同じ1800円払うなら、小川さんの本を買ったほうが俺には数段面白いですがねー(笑)
Commented by じゅば at 2006-06-04 21:22 x
先月は誕生日割引がきくので観ようと思ってたのですが、なんだか不評のようなのでやめてしまいました。
もともと興味がある人にはいいかもしれないですが、一般人には……なのかもですね。。。
私もCDを買うか、小川さんの本を買うかのほうがいいです(笑
Commented by jazz_ogawa at 2006-06-04 21:49
forcekさん、ロン・ハワードの映画にしてはちょっと物足りないかな、といったところです。あと、個人的な好みですが、ジャン・レノがどうも。
Commented by jazz_ogawa at 2006-06-04 21:51
じゅばさん、勝手な感想ですが、前評判ほどはという内容でした。作られた前評判でそれがあまりに巨大化している場合は、たいてい内容がいまいちだからだと思います。今回も、ぼくにはそういうことでした。でもぼくのいうことは信用しないでください。
Commented by kiku at 2006-06-04 23:24 x
小川さん、こんばんは。「ダ・ヴィンチ・コード」はストーリーについてはぼくはあらすじも何にも知らないのですが、話題になっているし、ここのところ映画も観ていなかったので久しぶりに行ってみようかと思っていたところです。つまらないかどうかは観てからでないとわかりませんし。結果「なんじゃこりゃ?!」ということになったらあきらめます(笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2006-06-05 00:07
kikuさん、ぼくの話はただの感想ですから、何のあてにもなりません。ぜひご自分で観てください。すごく面白いかもしれません。それでどうだったか教えてください。
Commented by やす at 2006-06-13 18:18 x
今、「天使と悪魔」を読んだあとに「ダヴィンチコード」を読んでいます。「天使と悪魔」の続編(主人公が一緒)とは知らずに偶然にも話の順番通り読めてよかったです。「ダヴィンチコード」から先に呼んだ人は時折出てくる過去の話がわからないのではないかと思います。歴史的な背景が主のストーリーは理解しようとすれば複雑ですが、私はサスペンス的な要素を楽しみに、寝る間も惜しんで読んでいます(なぜか結末が気になって)。芸術や宗教にまつわる謎解きが好きな人にはおもしろいかもしれませんね。映画にはまったく興味が沸きませんが、ルーブル館長の死体だけは見てみたい気がします。小説では映像的にどうしても想像できない(笑)オプス・デイとかシオン修道会とかイルミナティとか、いっぱい団体が出てきますが、どれがなんだかわかりません。みな宗派が違ってキリスト教と対立しているという事実がおもしろいです。宗教戦争は現在も静かに存在してるんですね。
Commented by jazz_ogawa at 2006-06-13 22:58
やすさん、順序が逆ですが、ぼくも『天使と悪魔』をこれから読もうと思っていたところです。
『ダ・ヴィンチ・コード』ですが、やっぱり小説では頭の中で描けない場面もありますよね。ぼくは理解力が低くて、小説を読んでいるときから、人間関係や対立する宗教のことなどがいまいちよくわかりませんでした。ミッション系の学校に行った娘は、宗教のことも美術のこともよくわかっているので小説は面白いと言っていました。ただし、映画に関してはぼくとまったく同じ意見でした。
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