昨日は銀座にあるバー「le sept」でトーク・イヴェントをやってきました。このお店では2回目のイヴェントになります。前回もそうでしたが、則子ママをはじめ、イヴェントを開催してくださったみなさんの暖かいお心づかいもあり、気持ちのいい時間が過ごせました。お盆休み、そして落雷で電車が止まったり悪天の中、お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。
内容は新刊とリンクさせたものです。100枚の名盤から選りすぐりの10枚・10曲を聴きながら、いつものようにぼくの体験談や四方山話を脱線しながら差し挟んでいくスタイルです。結局、今回もちょっと話しすぎて、最後の1曲はかけられずに終わってしまいました。用意していったのはこんな曲です。
1.Wynton Marsalis/Who Can I Turn To from「WYNTON MARSALIS」(Sony)
2.Art Blakey And The Jazz Messengers/Mornin' from「MOANIN'」(Blue Note)
3.Curtis Fuller/Five Spot Afterdark from「BLUES-ETTE」(Savoy)
4.Miles Davis/Round About Midnight from「ROUND ABOUT MIDNIGHT」(Sony)
5.Cannonball Adderley/Autumn Leaves from「SOMETHIN' ELSE」(Blue Note)
6.Stan Getz & Joao Gilberto/The Girl From Ipanema from「GETZ=GILBERTO」(Verve)
7.Bill Evans/Waltz For Debby from「WALTZ FOR DEBBY」(Riverside)
8.Sonny Rollins/St. Thomas from「SAXOPHONE COLOSSUS」(Prestige)
9.John Coltrane/Giant Steps from「GIANT STEPS」(Atlantic)
10.Horace Silver/Song For My Father from「SONG FOR MY FATHER」(Blue Note)
あとから、「今回はちょっとバラードが多かった」との感想も聞きました。別に意図したわけではありませんが、バラードを含めておとなしめの曲が多かった気はします。たしかに最近は静かな曲が好みになってきましたから、それが図らずも反映されていたってことしょう。
ひと前で喋るのは苦手、と書いたことがあります。それは相変わらずで、昨日も話しながら、「うまく喋れないなぁ」と何度も思っていました。恥ずかしいという気持ちと、要領よく話さなくてはという思いが交錯して、結局よくわからない話になってしまうんですね。
ですから四方山話的なものならまだいいかもしれませんが、レクチャーは苦手ですね。ざっくばらんなトーク・イヴェントが向いていると思います。
「le sept」は寛いだ雰囲気なので、「下手だなぁ」とか思いながらも何とかやることができました。苦手意識はあるんですが、ぼく自身は楽しい時間を過ごすことができてハッピーでした。お越しいただいたみなさんやスタッフの方々もそうだったらいいのですが。
ありがたいことに、帰り際に「次回も」とお願いされました。継続することは、どんな場合でも大切だと思っています。そういうわけで、次は11月ごろになると思います。
今回は千葉や栃木のかたにもご来場いただきました。ありがたいことです。お店は狭いですが、居心地は最高です。詳細は決まり次第に紹介しますので、興味があるかたはぜひいらしてください。
今月はもうひとつイヴェントがあります。26日(土)の「ONGAKUゼミナール」です。こちらはロックのトーク・コンサートになります。詳細は左側にある「Topics」からアクセスできます。こちらも狭いバーですが、雰囲気は抜群です。どうぞ、よろしくお願いいたします。