すっかり桜も咲いて、ぼくが住んでいる札の辻あたりは昨日の夜の雨と風で少し散ってしまいました。今年はいくら暖冬といっても、やっぱり冬より春の空気のほうが気持ちがいいですね。留学中はニューヨークの寒気が気分をしゃきっとさせてくれるので嫌いじゃなかったですが、いまは寒さが心臓に応えるため暖かい日差しにとてもありがたい気持ちを覚えます。
かねてより待ち焦がれていた(ぼくだけでしょうが)新刊『愛しのジャズメン』(東京キララ社)がいよいよ発売されます。配本日も4月2日に決まりますので、もう少しといったところでしょうか。それでも最後は印刷所に手違いがあり、刷り上がりが数日遅れました。
ところで、何度か表紙の一部はこのブログで紹介してきました。これまでとは傾向がまったく違います。今回は久原大河さんにイラストお願いしました。気楽なエッセイなので、こういうタッチもいいんじゃないでしょうか。ぼくは大変気に入っています。
今月はひとつだけ変化があります。小僧comに連載中の『愛しのJazz Man』があと2回で終了になります。当初の目的だった単行本の出版も実現したことですし(内容はまったく違いますが)、『第2集』分の原稿も書き終えたので、40回を区切りに小僧comでの連載はおしまいにします。今後はこのブログで不定期に続けていきますので、よろしく。
それでいつもは月末に「今月の総集編」をアップしていますが、今回は小僧comに最終回が掲載されたところで「総集編」をアップします。
25日には、久々にジャズ特集をした『月刊PLAYBOY』の6月号が発売されます。今回はいろいろかかわっています。題して「PLAYBOYが贈るジャズ最強読本」。どんな内容になっているか、楽しみです。また今年から「PLAYBOYジャズ大賞」なるものも制定しました。ぼくも投票しています。ジャズスポット・ガイドとディスク・ガイドの別冊付録もつきますのでお買い得かもしれません。
あと、月末から1週間ほどニューヨークに行ってきます。その模様はこのブログで。
【Book】
04初旬. 『愛しのジャズメン』(東京キララ社)
【Articles】
04.01. 『The CD Club』(5月号)
「ディスク・レビュー」
04.02. 『王国』(5月号)
「ディスク・レビュー」
04.15. Bose会報紙『Bose Style』(2007 Spring号)
「音のサプリメント」(4回目:ブランフォード・マルサリス)
04.20. 『スイングジャーナル』(5月号)
「ディスク・レビュー」
「ジャイアンツが愛したジャズ名曲名演決定版 第5回:ソニー・ロリンズ
編」
「ジャズ名盤講座第3回:ブルーノート~4000番台編~パート2」
「ゴールド・ディスク紹介」
「SJフォーカス」
04.20. 『CDジャーナル』(5月号)
「カラー・レビュー」
「輸入盤紹介」
「試聴記」
04.20. 『ステレオ』(5月号)
「ディスクコレクション」
04.25. 『月刊PLAYBOY』(6月号)
「座談会:日野皓正×中平穂積×小川隆夫」
「アンケート:ジャズ100年のベスト1」
「第1回PLAYBOYジャズ大賞」
「和ジャズ」
「来日したジャズの巨匠たち:アート・ペッパー」
「別冊 究極のジャズ・ハンドブック:日本の名盤30選」
【Web Magazine連載】
日経BP『セカンドステージ』 「永遠のジャズ」(
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/o-style/)(隔週更新:4月は6日と20日)
小僧com 『愛しのジャズ・マン』(
http://www.kozocom.com/entertainment/music/index.html)(毎週木曜更新)
【Linernotes】
04.02. 『ジョージ・ウォーリントン/カフェ・ボヘミアのジョージ・ウォーリン
トン』(ユニバーサル)
04.02. 『トゥーツ・シールマンス/マン・バイツ・ハーモニカ』(ユニバーサ
ル)
04.02. 『ウエス・モンゴメリー/ギター・オン・ザ・ゴー』(ユニバーサル)
04.18. 『ドミニク・ファリナッチ/タイトル未定』(M&I)