先日も簡単に触れましたが、もう一度きちんと紹介しておきたいと思います。
このツアーはソニー・ミュージックダイレクトが運営するCDクラブが創立15周年を記念して行なうものです。したがって、CDクラブの会員が対象です。参加ご希望の方は、まずCDクラブの会員になる手続きが必要です。ツアーの詳細は小僧comのこのページ
http://www.kozocom.com/events/ny_jazz.htmlで見ることができます。CDクラブのHPもこちらからリンクできます。募集の締め切りは7月末日です。
ツアーは10月3日(水)~10月8日(月)の4泊6日です。、ANAを利用し、ホテルは未定です。料金は33万円と、個人で旅行するよりは高いと思われるかたもいるかもしれません。しかしホテルの料金が高騰しているため、これならそこそこ安いかなと思います。ソニーが主催するツアーですから、妙なところに泊まるわけにもいきませんし。
着いた日の午後にはデヴィッド・マシューズの家でティー・パーティを予定しています。彼は日本語もけっこう話せますし、とっても気さくなひとなので、楽しい時間が過ごせると思います。
着いて早々、マシューズさんの家に行くのには理由があります。翌日、彼がリーダーを務めているマンハッタン・ジャズ・オーケストラのレコーディングを見学に行くからです。そこで初対面になるより、前日に知り合っておけば、スタジオ見学もさらに楽しいものになるのでは? と考えたからです。
ニューヨークでのレコーディングなんて、普通なら見ることができませんから、いい思い出になるんじゃないでしょうか? もちろんマシューズさんの家でのパーティだって、貴重な体験になるでしょう。
この写真は20年以上前にマシューズさんのお宅にお邪魔したときのものです。左から3人目の人物は評論家の油井正一さんです。その他の日本人はレコード会社のひとや元SJの編集長です。無断で載せちゃいましたが、いいよね。まずいと思う人はぼくにメールするように。
あと、初日の晩はたぶん「バードランド」になると思いますが、全員でライヴを聴きながらのウェルカム・ディナーを予定しています。そのほかにも、CDクラブの奢りで、「カーネギー・デリ」あたりでランチをしようかという話も出ています。
2日目の昼間は、バスを仕立てて、マイルス・デイヴィスのお墓をはじめ、「サヴォイ・ボールルーム」の跡地、昔と同じ場所で最近営業を再開した「ミントンズ・プレイハウス」、チャーリー・パーカーが住んでいたアパート、ルイ・アームストロング・ハウス(英語で40分ほどのガイドがつきます)などを巡ろうと思っています。
レコード屋さん巡りをこのバス・ツアーに組み込むかどうかは思案中です。レコード屋さんに行きたくないひとだっているでしょうから。その場合は、希望者だけ別の時間にご案内します。
現段階で、この時期にどんなひとがニューヨークで演奏しているかわかりません。個人的に知っているミュージシャンが街にいれば、そのひとたちもご紹介できると思います。でも、これはあてにしないでください。相手の都合もあることですし。
まあ、何が起こるかわからないニューヨークと、いきあたりばったりのぼくですから、どんなツアーになることやら。それでもせっかくなので、できるだけ参加者のご希望に沿いたいと思っています。食事なんかにもつきあいますよ。