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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「ジャズメン、ジャズを聴く」

「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2007-07-15 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
2007-07-15 『パイレーツ・オブ・カリビアン』_e0021965_16444659.jpg 昨日はお気に入りの六本木「TOHOシネマズ」で『パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド』を観てきました。積極的に観たい映画ではなかったんですが、キース・リチャーズが出ているし、以前に飛行機の中でも1本観ていたので、一応観ておこうかな? といった感じで映画館に行ってきました。
 子供向けの『ダイ・ハード』といったところでしょうか。でも話が目まぐるしく展開するので、わかったようなわからなかったような内容でした。最後はちゃんとジャック・スパロウが勝つので、その間の活劇を楽しめばいい映画です。やっぱり映画でしか表現できない世界ですから、そういうものには点数が甘くなります。

2007-07-15 『パイレーツ・オブ・カリビアン』_e0021965_16451411.jpg 今回は世界中の海賊が総動員されているので、律儀に物事を考えたいぼくとしては、かなり頭の中が混乱しました。誰が誰かをきちんと把握しないと楽しめない性質なので、仕方ないんですが。
 キースはほとんど地で演じているような感じで、短いシーンながらせりふもいくつかあって面白かったですね。ジャック・スパロウの父親の設定です。皺だらけの顔がメークなのか本物なのか、そんなことが気になってしまうのはストーンズのファンくらいなものでしょう。劇中でギターも爪弾きます。でもサーヴィスだったら、もうちょっとちゃんと弾いてほしかったですね。

 地で演技できるミュージシャンでは、なんと言ってもマイルス・デイヴィスでしょう。『ディンゴ』やTVシリーズの『マイアミ・ヴァイス』に出てきた彼は、とても演技していたとは思えません。
 デクスター・ゴードンもそうですね。『ラウンド・ミッドナイト』のデイル・ターナーは、ニューヨークの「ヴィレッジ・ヴァンガード」で、隣にすわっているぼくをからかっていたデクスターそのままの感じでした。でも『レナードの朝』では、痴呆の老人役だったので、演技はしていたようです。それでも仕草はいつものまんま。そういうのをスクリーンで観ると嬉しくなってきます。
 残念ながらキースとは個人的に面識がないので、地のまんまかどうかはわかりません。でもチャーリー・ワッツのインタヴューで一度だけ超接近遭遇したときの感じととても似ていたので、やっぱり意識的には演技していないかもしれません。なにせ、こういうひとたちは普段から立ち居振る舞いやキャラクターが役者然としていますから。

2007-07-15 『パイレーツ・オブ・カリビアン』_e0021965_16453390.jpg それでこの映画を観て、また課題ができたことに気がつきました。ぼくはビートルズとストーンズの音と映像に関してはコンプリート・コレクションをライフワークにしています。それも、英(最近はEUも加えました)・米・日でリリースされたものはすべて揃えます。そういうわけで、このDVDも3種類、たぶんスペシャル・エディションも出るでしょうからそれらも含めてそのうち買わねば、と決意して帰ってきました。
 馬鹿なことは重々承知です。おとといですが、ある雑誌にインタヴューされたときも、「他人から見たら無駄だ、馬鹿だ、阿呆だと思われるくらいじゃないとコレクションとはいえない」、「道楽というのはどれだけ無駄なお金を使うかで価値が決まる」、「他人には評価できないものの方がコレクションや道楽としては価値が高い」などと自分勝手な屁理屈とも自分への言い訳ともつかないことを話してしまいました。
 文化はパトロンが支えてきた歴史があります。ぼくはパトロンになれるほど大金持ちじゃありませんが、無駄を承知でお金を使い、それで少しでも文化に貢献できれば本望です。
 レコードやCDを一切買わなければ、かなりの豪邸に住んでいたことでしょう。でも豪邸はなくても、心の中には誰にも負けない豪邸を持っているつもりです。後悔はまったくしていません。これまで本当に楽しい人生が過ごせてきて、これからもきっと楽しく生きていけることを考えれば、豪邸を持つことなんてとても小さな夢に過ぎません。
 ひとの価値観はさまざまです。ぼくの場合は、ごくたまに後悔することもありますが、おおむねこういう無駄遣いがいい方向につながってきました。お金は天下の回りものです。死ぬときは死ぬんですし、働けなくなったらレコードを売って食いつないでいけばいいんです。何とかなるでしょう。
by jazz_ogawa | 2007-07-15 16:48 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(11)
Tracked from 洋画、邦画満載!! at 2007-07-22 01:16
タイトル : ピアノの森、映画舞台挨拶に上戸彩が出演
【現在連載中の漫画が原作の映画『ピアノの森』の初日舞台挨拶が7月21日(土)に都内で行われ、上戸彩、神木隆之介、池脇千鶴、福田麻由子、宮迫博之ら声優陣が登場。それぞれが演じたキャラクターをイメージした服装で現れ、セクシーな衣装の池脇に上戸もうっとりだった。 ...... more
Commented by matc_tomo at 2007-07-15 18:11
えー、DVDも買うんですか! あ、5月頃に発売されたローリングストーン誌の表紙は、ジョニデとキースでしたよね。香港にいったときに買いました(笑) DVDは、スペシャルコレクションのほかにブルーレイも出ますけど、全部買うのでしょうか? ディズニーランドのカリブの海賊では、ジョニデ版特別仕様になっていますけど、それまでは行かないですよね(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-15 18:43
matc_tomoさん、当然です! ブルレイも買います。ハードは持ってませんが、コレクションですから。観る、観ないは別の次元です。ディズニーランドには行きません。対象は音と映像ですから。
Commented by Isis at 2007-07-15 19:40 x
毎日読んでるうちに、小川先生の魅力は少年のような感性かなと思うようになりました。8/25日は参加したいな。面白いお話が聞けそうですから。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-15 19:55
Isisさん、いい年をして学生気分が抜けないでいる自分ではあります。25日、お時間があるようでしたらぜひお越しください。少人数でやっていますから、個人的にもいろいろお話もできると思います。
Commented by NetHero at 2007-07-16 11:04 x
小川さん、ご無沙汰です。
小川さんの「コレクター道」にかける意気込みを読ませて頂き、久々に大笑いさせて頂きました。
デクスターゴードンの喋り方って、普段も映画「ラウンド・ミッドナイト」の時の様な喋り方なんでしょうか?
87年(すみません。いつも古い話で。)にハリウッドボールでライブを聴いたのですが、その年のアカデミー主演男優賞にノミネートされていたこともあって、しゃべるだけで観客に大うけでした。勿論、映画そのままの喋り方でした。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-16 11:33
NetHeroさん、お元気でしたか? デクスターは普段から酔っ払っているような感じで(実際いつも酔っ払っていましたが)、体をくねくねさせながら、身振り手振りを交えていろんなことを話したり質問したりしていました。酔いつぶれた彼をタクシーに乗せて、何度もアパートまで送り届けたました。そんなときに、口笛で「オータム・イン・ニューヨーク」を吹いていたことが思い出されます。映画でも、この曲が思い出せないシーンがあって、そこを観るたび涙が出ます。
Commented by NetHero at 2007-07-16 16:23 x
バンガードで酒を飲みくだをまくデクスター・ゴードン。
口笛で吹く「オータム・イン・ニューヨーク」。
いいですね、、。
最高ですね、、、。
私もそれらを想像するだけで涙が出てきます。
いいお話をありがとう御座いました。
Commented by Abbyjane at 2007-07-16 21:14 x
小川さん、ごぶさたしております。
小川さんが好みそうでない映画なのにな・・という印象でしたが、フックはそちらでしたか・・なるほどー。でも、私は単純にカッコいいな、と思いました、キース・リチャーズ。

全然知らない若い人々が「スパロウの父ちゃん役、誰?いけてるよなぁ」と話していたのを聴いて、ほくそえんでしまいました。

また音ゼミ、伺います!
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-16 23:31
NetHeroさん、コメントありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-16 23:34
Abbyjaneさん、ご無沙汰です。キースの独特なキャラクターは、ああいう映画じゃないと生かしきれないでしょうね。
音ゼミ、最近はお客さんが少ないので、来ていただけると大変嬉しいです。
Commented by 竹田 at 2019-05-18 04:38 x
どうも初めまして。
レコードやCD、本などのコレクションについての自分の考えは~
「本人が満足しておればそれが世界一のコレクションである」
~ということです。例え10枚のLPしかなくとも、それで持ち主が完全にハッピーならそれに勝るものはこの世に存在しないことになります。
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