iPod touchにしようかどうしようか散々迷ったのですが、classicの160Gをとりあえず買いました。今回は映像用として使うつもりです。モニターが小さいのは百も承知ですが、16Gしかないtouchではもの足りないし、どうせいずれはもっと容量の大きなモデルが出るだろうから、そのときにtouchは買えばいいやとの判断です。
映像をそんなに詰め込んでどうする? といわれそうですが、 観なくてもたくさん入れておきたいという願望があるんですね。80GのiPODにだって、ほとんどフルに音楽を入れていますが、現実にはそんなに大量に持ち歩かなくたっていいわけです。それでも、「たくさん入れておきたい」気持ちがある以上、ぼくの場合は必然的に最大容量のモデルを常に求めることになります。
それでどんな映像を入れているかといえば、他人からみたらこれが実にくだらないものばかりです。真っ先に入れたのが、『若大将シリーズ』です。現在はサラリーマン編の最初の2本まで入ったところです。
それと『古畑任三郎』。これはほとんどすべて入れて、コンプリートまであとひといきのところまで来ました。そして、目下、一生懸命になって入れているのが『アントニオ猪木全集』。これが13本くらいあって、各巻が3~4時間なので、結構時間がかかります。こういうのを、毎日3台のコンピューターを使いフル稼働でMPEG化しています。
そのほか、これまでに入れたのは映画の『ラウンド・ミッドナイト』、おととい届いた『ヘルプ!』、ついでに『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』、そのほかビートルズ関係では、あちこちのライヴを集めた『Aronud The World』、ジョージの『バングラデシュ』、トラヴェリング・ウィルバリーズ、『メモリアル・コンサート』、あとは『サンタナ&フレンズ』、映画ではザ・バンドの『ラスト・ワルツ』、それで思い出してザ・バンドの6枚組についていたDVD、そのほかジョニ・ミッチェルとかストーンズやミックとか、そうそうウィリー・ネルソン、ボブ・ディラン、トニー・ベネット、細野晴臣、エルヴィスなんかも入っていますし、ゴールデン・カップスの映画『ワン・モア・タイム』も入れました。昨日もディランのニューポートのDVDを買ったので、今晩はそれも入れておくことにします。こうやって思いつくまま、手当たり次第にMPEG化しています。
そういうわけですから、あっという間に、画像だけで119項目、4.7日、75.59Gの表示になっていました。これで、ちょうど半分ですね。iPodで観るのはさすがに辛いのですが、画像が溜まってくることと、それがちゃんと観られることに、辛さを帳消しにしてそれ以上の嬉しさを感じています。馬鹿につける薬はないといいますが、まさにその通りです。
とかいいながら、何となくtouchも買ってしまいそうな予感がします。「とりあえず、モニター用ということで」とかなんとか、自分に甘い理由をつけてね。でも、ネットに繋ぐのが難しそうだし、やっぱり16Gじゃ全然足りないし、結構不具合が出ているようだしと、悩みは尽きません。
それにしても、なんてせこい男だろうとは思います。ちまちま悩むくらいなら、そんなものはどーんと買って、つまらなかったらそれでもいいやぐらい思えればいいんでしょうが、それができない。ほんと、せこくて、自分でもいやになってしまいます。