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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2008-01-06 今回観た映画
 昨日ニューヨークから無事に帰ってきました。整備の都合で出発が1時間遅れたのはいつものことですが、その後は快調で、帰国ラッシュかと思っていたのですが、成田もガラガラでした。荷物も5分くらいで出てきました。ぼくの場合、Priorityのタグがついていても最後の最後まで出てこないこともあれば、そのタグが引きちぎられていて、やっぱり最後の最後まで出てこなかったこともあるのですが。リムジン・バスも乗り場に着いたら乗車が始まっていましたから、成田に着いて20分弱でバスに乗っていたことになります。

 それで今回観た映画を整理しておきます。

1.ニューヨークへの機上にて

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13541143.jpg ①幸せのレシピ
 観たかった映画です。舞台はマンハッタンの22 Bleecker St.にあるという設定のレストラン。ぼくは79 Bleecker St.に住んでいたので、番地から行けば目と鼻の先です。
 ついでがあったのでその住所に行ってみました。22番のハウス・ナンバーはなく、18番の次は26番でした。つまり架空の番地です。しかも、映画の中ではチャールス・ストリートとブリーカーの角となっていますが、チャールス・ストリートはもっとウエストで、7番街と8番街に間ですから、番地で行けば200番とか300番台あたりになるんじゃないでしょうか。
 お馴染みの風景が満載でした。ストーリーもよかったですが、それ以上に街並みのシーンに目が釘付けになりました。あとは、レストランの厨房の大変さもよくわかりました。
 今回もいろいろなレストランに行きましたが、同時に何種類ものアペタイザーやメインの料理が出てくるのはすごいことだと改めて思いました。ときどき誰かの料理が出てこないことがあります。それも仕方がないかなと、妙に納得しました。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13543565.jpg ②しゃべれどもしゃべれども
 この映画も気になっていたものです。なにせ落研にいましたから。主演の国分太一も伊東四郎も落語が巧いです。映画なので断片しか演じていませんが、DVDには「蔵出し映像!本編で惜しくもカットされた落語シーン 伊東四朗『火焔太鼓』 森永悠希『まんじゅうこわい』 国分太一『火焔太鼓』(24分)」というのがついているようですが、時間からするとフル・ヴァージョンじゃないんでしょうね。
 最近の日本映画、こういうほのぼのとした内容のものにぼく好みのいい作品が多いように感じています。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_1355297.jpg ③クレイジー大作戦
 このところのANAはクレージー・キャッツの映画を連続で上映しています。これもその昔に観たはずですが、内容はすっかり忘れていました。途中で演奏シーンが少し出るんですが、やっぱりそういうところに目が行ってしまうのは悲しい性でしょうか。ドタバタに次ぐドタバタで荒唐無稽な映画ですが、こういうのを作ってヒットさせていたのが1960年代の日本映画のいいところです。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13554864.jpg ④わたしをスキーに連れていって
 これも、その昔、映画館ではなかったと思いますが、どこかで観ましたね。いい時代でした。ぼくはこれよりひと世代上ですが、似たようなことをやっていたんで、懐かしく観ました。
 ぼくの場合は1970年代初頭が大学時代です。それほどスキーには熱中していませんでしたが、友人にスキー部の連中がいましたから、週末になると車を連ねてよく行きました。万座、湯沢、志賀高原とかですね。それでバンドもやっていましたから、そっちのバイトもやったり。まるで若大将状態です。つくづく楽しい時代でしたね。

2.ニューヨークにて

 こちらはブログで書きましたから、おさらいです。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_1356293.jpg ⑤アイ・アム・レジェンド
 見慣れた街が荒廃していたり、破壊されていたりして、現実なら大変ですが、街並みのディテールが楽しめた映画です。どうしてライフラインが使えるのか、矛盾はありますがそれはそれ、壮大な街並みのシーンに圧倒されました。ニューヨークが破壊される映画はいろいろありますが、これはトップ・クラスの出来映えと思いました。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13572241.jpg ⑥ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
 前作が面白かったので、今回も期待していました。歴史の部分や謎解きが英語なので完璧に理解できたわけじゃありません。それでも展開がスピーディで、よく出来た映画だと思いました。アイアン・マウンテンにも行ってみたくなりました。ディープ・パープルのジャケットにも使われていることですし。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_1358914.jpg ⑦Charlie Wilson's War
 これはテレビで今週の興行成績第4位といっていたので観てきた映画です。日本公開はまだですよね。上の2作とよくわからないアニメがトップ3で、その次にランクされていました。
 チャーリー・ウィルソンは女好きで食えない下院議員ですが、ひょんなことからソ連のアフガン侵攻に憤りを感じ、議会を説得して予算を得て、武器商人から武器を調達してアフガンに送り込むことなどをします。
 当時は英雄として賞賛されたんですが、いまのアメリカを見ると、これってどうだったんでしょう。結局このときの武器がテロやアメリカを攻撃することに使われたりしているみたいです。話題の映画だったので超満員でしたが、アメリカ人にとっては複雑な心境だったのでは?

3.成田行きの便にて

 ふーぅ、記録に残すのもたくさんあって大変です。帰りもいろいろ観ました。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_1359056.jpg ⑧The Jane Austen Book Club
 これは日本で公開されたのでしょうか? ジェーン・オースティンは『エマ』『高慢と偏見』『分別と多感』といった作品を発表したイギリスの作家ですが、彼女が書いた6冊を、月に一度、一冊ずつ読んでその感想や分析をし合う読書会のお話。テーマは地味ですが、これにも引き込まれました。
 女性好みの作家なので、女性5人に男性ひとりを加えたメンバーによる読書会です。その中でいろいろな人間関係や恋愛模様が浮き上がってきます。その流れが淡々としていて、大人の映画という印象でした。これまた観終わったあとにほのぼのとした気分になれます。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13592876.jpg ⑨3:10 To Yuma
 映画のタイトルは「3時10分発ユマ行きの列車」ということです。ラッセル・クロウが早撃ちの無法者役で主演したウエスタン。逮捕された彼をこの列車に乗せて刑務所送りにしたいのですが、その間に仲間が奪還しようとして銃撃戦になるというのが主なストーリー。話は単純ですが、彼を護送するクリスチャン・ベール扮する南北戦争で負傷した破産寸前の牧場主がよかったです。二人には妙な友情が芽生えるのですが、こういうのもわかる気がします。これは男のドラマですね。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_13595380.jpg ⑩オリヲン座からの招待状
 これもほのぼのとした映画でした。浅田次郎の原作です。宮沢リエと『それでもボクはやっていない』の加瀬亮がいいですね。宮沢リエの夫役で出ていた宇崎竜童や加瀬亮の40年後を演じた原田芳雄もいい味を出していました。
 昭和30年代にはこういう映画館が全国にたくさんあったんでしょうね。ぼくも小学生のときに同級生の家が三軒茶屋で映画館をやっていて、まったくこういう感じでした。学校の帰りによく寄っては観せてもらいました。そんな懐かしい時代のことを、この映画を観ながら思い出していました。

2008-01-06 今回観た映画_e0021965_1402169.jpg ⑪喜劇 駅前団地
 クレイジー・キャッツの映画がひと段落ついたのでしょうか。今度は『駅前シリーズ』からの1作です。森繁久弥が若いです。小田急線の沿線と思われる東京の外れにできた新興団地を舞台に、森繁のほかにフランキー堺や伴淳三郎など、お馴染みの面々が繰り広げるドタバタ喜劇。こういうナンセンス物、大好きです。
 人気上昇中の坂本九も大きくフィーチャーされていて、そちらもぼくは興味深くみました。、また淡島千景が女医さん役で出てきますが、淡島さんは実家の裏に住んでいたので、懐かしかったですね。お正月になると、ジャイアンツの長嶋や王といったひとたちが遊びに来て、キャッチボールをしてもらったことがいい思い出です。

 これで全部です。これらのほかにもいくつか途中で観るのをやめてしまった映画もありますので、今回もかなりの映画三昧でした。
by jazz_ogawa | 2008-01-06 14:10 | 映画&DVD | Trackback | Comments(14)
Commented by 雅子 at 2008-01-06 15:19 x
初めまして! エキサイトのトップページから、「ニューヨーク」の文字に惹かれて、やってまいりました。 お嬢さんに購入されたマーク・ジェイコブのバッグ、こちらに住んでいらっしゃる日本人女性の間でもとても流行ってます。 日本語でヨガを教えているのですが、生徒の半数の女性が持ってたりします(笑) ジャズとはあまりというか、全く縁がないのですが、食べること大好きで、小川さんの食べ物ブログ、楽しく読ませて頂きました! NYは食べ物美味しいと思うのですが、やはり日本からいらしたばかりの人は、あまり美味しくない・・・と嘆いていらっしゃいます。 

Commented by jazz_ogawa at 2008-01-06 17:27
雅子さん、コメントありがとうございます。ニューヨークにお住まいなんですね。
ぼくは和食が苦手なので(お米は好きですが)、それと極端な偏食なので、好みのものがいろいろあるニューヨークの食事がとても合います。本当に(高くて)美味しいものなら東京が上だと思いますが、そこそこの値段で食べられるものなら、圧倒的にニューヨークが勝っていると思います。日本では簡単に食べられないものもたくさんありますし。
Commented by chobi at 2008-01-07 11:17 x
(遅ればせながら)あけましておめでとうございます。
暮れにマット・ダスク関係で寄らせていただいた者です。
ひさしぶりに寄らせていただいたら、写真を見ているうちにおなかいっぱいになってしまいました(笑)
「幸せのレシピ」、日本で公開されたときに観ました。どうリメイクされるかちょーっと心配だったのですが、違和感のないできでよかったです。

それでは今年も小川さんの記事を楽しみにしています^^
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-07 15:49
chobiさま、あけましておめでとうございます。
『幸せのレシピ』ですが、オリジナル・ヴァージョンを観ていないので、そちらも観たいと思っています。
今後もよろしくお願いいたします。
Commented by chobi at 2008-01-07 19:42 x
蛇足ですが、「幸せのレシピ」のオリジナル・ヴァージョン(「マーサの幸せレシピ」って、両方とも邦題が「うーん・・・」って感じですが)は、背後に流れるキース・ジャレットのピアノがとても心地よくて、作品を格調高くしていると思いました。
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-07 22:10
chobiさん、ぼくもキースのピアノが気になっていることもり、オリジナル・ヴァージョンを観たいと思っています。
Commented by 戀。 at 2008-01-07 23:47 x
「幸せになる為のレシピをキミはちゃんと持っている」
こんな感じの台詞だったでしょうか...(汗
好みの味は違うから、人それぞれのレシピがあるんだろうなって...
温かい気持ちになれた映画で、私はとても好きです。
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-08 00:26
戀。さん、コメントありがとうございます。
現代的でスマートな生活を通し、生きていく上でいまも昔も大切なものは同じということを、この映画は心地のいい形で描いていたと思います。観終わったあとに、その世界に自分も住んでみたいと感じる作品がぼくは好きですね。
Commented by yuricoz at 2008-01-09 00:58
落研だったんですかーーーー!!メモメモ
初めて知った事実です!!笑
行ったり来たりいっき読み終了。楽しかったです♪
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-09 07:10
yuricozさん、大学が新宿にあったんで、「ピットイン」と「末広亭」が夜の教室だった時代があります。それが終わるとバンド活動で人生を勉強しました。あと、昼はボーリング場が教室だったりして。
Commented by アクセ at 2008-01-09 13:28 x
はじめまして!
『しゃべれどもしゃべれども』は私も気になっています。残念ながら劇場で見るチャンスを逃したもので・・・。
この時代に色んなメディアで古典落語の露出度が増えてますね。落語ファンとしては嬉しい限りです。
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-09 19:32
アクセさん、最近はインターネットでも楽しめますし、たしかに露出頻度は多くなったように思います。いい傾向です。
Commented by chobi at 2008-01-16 14:24 x
こんにちは。
今日は"Reign over me(再会の街で)"を観てきました。
とてもハートウォーミングな作品でした。
NYの街並がとてもステキに映っていて、行きたくなってしまいました!

Commented by jazz_ogawa at 2008-01-16 19:25
chobiさん、この映画観てませんが、そういわれると気になります。チャンスを見つけて、観たいと思います。
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