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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-01-20 『スウィニー・トッド』@「TOHOシネマズ六本木」
2008-01-20 『スウィニー・トッド』@「TOHOシネマズ六本木」_e0021965_1424280.jpg「こういう映画だったのね」というのが観終わって最初に出た言葉です。ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督の『スウィニー・トッド』を、公開初日の昨日、近くの映画館で観てきました。
 近くといっても六本木ですから歩くと25分くらい。これじゃウォーキングになりませんから、遠回りをして、以前住んでいたアパートがどうなっているかをついでに見てきました。
 このアパート、東京でもっとも古い外国人向けアパートのひとつだったんですが、古くなったので立て替えて分譲にすることになりました。それで立ち退き騒ぎが起こり、最初は立ち退き屋がアパートに住み着いたりして裁判沙汰になりそうになったんですが、最終的には丸く収まり、ぼくもいまのところに引越しました。
 その際、建て替わったら優先的に入居できる条件をもらったんですが、引越しがあまりにも大変だったので、場所的に魅力はあるんですが、現在のところで落ち着こうと決めました。でも、やはり以前のところに心残りもあります。
 それでどのくらい建設が進んでいるのかを、ウォーキングがてら見てきました。かなり高級なマンションということですが、途中までできた外観からは、「なんだかちょっと・・・・・・」という印象です。これで揺れていた気持ちが完全に吹っ切れました。

2008-01-20 『スウィニー・トッド』@「TOHOシネマズ六本木」_e0021965_1445565.jpg 話が最初から脱線しましたね。この映画、あまりにも血まみれで、参りました。これまで散々本物の大量出血に遭遇してきましたので、仕事以外でこんなに沢山の血は観たくないなぁ、というのが本音です。『ラスト・サムライ』ほどではありませんが、観ながら「ティムさん、そろそろいい加減にしません?」と思っていました。
 こういう映画、作っているほうも「またかよ」ってうんざりしないんでしょうか? それともだんだん乗ってきて、「もっとリアルにしちゃおう」なんて考えるんでしょうかね? さすがにティム・バートンとジョニー・デップのコンビだとは思いましたが。

 この映画、先日発表になったゴールデン・グローブ賞のミュージカル・コメディー部門で「最優秀主演男優賞」と「最優秀作品賞」を受賞したそうですが、こういう作品が受賞するのかと、ちょっと驚きました。

2008-01-20 『スウィニー・トッド』@「TOHOシネマズ六本木」_e0021965_1452728.jpg
 ところで、ティム・バートンのこんなインタヴューを見つけました。
――ティム、あなたの作品では初のR指定になりましたけど、興行面でのリスクは考えませんでしたか。
T:もちろん、そういうリスクはいつでもある。でも最初にスタジオとミーティングした時にはっきり言ったんだ。道徳的な面を考慮して血生臭いシーンを控え目に演出したプロダクションを観たことがあるけど、この映画ではそれはやりたくないってね。そういう控え目な演出を観るたびに、失ってしまったものがあると思えてならない。この作品はリアリティーを追求するものじゃなくてメロドラマなんだから、大げさにやらなくちゃならない。噴出する血は、スウィーニー・トッドの抑圧されてきた感情の爆発なんだ。グランギニョールの劇場ではバケツで舞台に血を蒔いたっていうからさ、そういうショー本来の精神に忠実に行うべきだと思った。スタジオ側もそれを理解してくれて、何の問題もなかった。
――それにしても血の色が強烈ですよね。
T:色彩についてはいろいろ試してみた。血には鮮やかな深紅色を選び、逆にセットや衣装は色を抑えて、アクセント・カラーを一部使うだけにした。逆にフラッシュバックのシーンはスウィーニーの人生で楽しかった時のことだからカラフルにした。ミセス・ラベットのファンタジーも同じだ。つまり色をキャラクターの感情に基づいて使い分けたんだ。

 なるほど、そこまでぼくは考えて観ていませんでした。「ちょっとやり過ぎじゃない?」って思ったのは、まさしくティム・バートンの狙いどおりだったんでしょうね。
 ところで予告編で観た『アメリカン・ギャングスター』が面白そうです。デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが主演で、しかも監督がリドリー・スコットですから。
by jazz_ogawa | 2008-01-20 14:10 | 映画&DVD | Trackback | Comments(2)
Commented by matc_tomo at 2008-01-20 23:26
「スウィニー・トッド」はフィルムが日本に入ってこないときに原稿を書かなくてはならなくて、しかもWBも資料がないという状況で大変でした。まさかRまでつくとは・・・。でも個人的には久々のティム・バートン節が見られるのかな〜と思って楽しみにしています。最近はなぜかハッピー系なティムバージョンだったので。
「アメリカン・ギャングスター」は2時間40分と長いですが、その長さを感じさせないドラマでしたよ。実話なんですけど、デンゼルのギャングと正義の固まりの刑事の対決ですが、ふたりの人間くささをだしたバックグラウンドも描いているのでよかったです。
Commented by jazz_ogawa at 2008-01-20 23:52
matc_tomoさん、資料なしで原稿を書くの大変ですよね。ぼくもそういうの、よく回ってきます。
『アメリカン・ギャングスター』はもう観たんですか。羨ましい。デンゼンル・ワシントンが演じた実在の人物については、何年か前に「Village Voice」にカヴァー・ストーリーみたいなものが載っているのを読んだことがあります。それもあって、興味がさらに増しています。
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