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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-06-25 第2弾と第3弾
2008-06-25 第2弾と第3弾_e0021965_12264291.jpg
 ようやくぼくのところに刷り上った本が届きました。先日の『ジャズマンが語るジャズ・スタンダード120』(全音楽譜出版社)に続いて、『決定! JAZZ黄金コンビはこれだ!!』(河出書房新社)と『ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実~1500番台ライナーノーツ全解読』(講談社)です。
『黄金コンビ』は本日、『ザ・ブルーノート』は明日から店頭に並ぶことになっていますが、配本の関係で若干ずれることもあるでしょう。さきほど確認しましたが、Amazonではどちらも受け付けています。

『黄金コンビ』はこの間宣伝しましたから、今回は『ザ・ブルーノート』の宣伝をしておきます。6月30日の朝日新聞・夕刊に打つ広告のキャッチ・コピーは「ジャズの世界的名盤のジャケットの裏に、アメリカの評論家は何を書いていたのか!?」

2008-06-25 第2弾と第3弾_e0021965_1227251.jpg
 今回の本は、このコピーからもわかるように、オリジナルのライナーノーツに書かれていた興味深い内容を拾い出し、そこから当時の評価やジャズの状況がどんなものだったかを書いたものです。
 とはいっても、それがすべてではなく、その上でアルバムの紹介になることもいろいろ書いてみました。簡単にいえば1500番台のディスク・ガイドですが、ライナーノーツの文章を引用しながら、ぼくなりの解釈でそれぞれのアルバムを紹介したという形でしょうか。

 ブルーノートのライナーノーツって、ぼくたちが知っているいろいろなエピソードの出典に結構なっているんですね。過去にいろいろなひとが、さまざまなことをここから引用してきました。それがいつの間にか定着したようです。出典は不明になっていることが多いんですが、改めてすべてのライナーノーツを読んでみて、そのことを実感しました。ただし、それらをこの本で紹介してもあまり意味はないので、この本ではどうでもいいエピソードやトリビア的なものを優先しています。
 ブルーノートの場合、ひとりのアーティストが何枚もアルバムを出しているので、筆者が違っても同じような情報が繰り返し出てくるケースがあります。たとえばジミー・スミスは1500番台の98枚中に13枚の作品を残しています。そうなると、どうしても内容が似てくるので、それらの中から興味深いものを探して引用するのは意外と大変でした。
 でもこの本を読んでいただければ、1950年代半ばのニューヨークにおけるジャズ・シーンがどんなものだったか、当事者が書いた文章を紹介しているので、ある程度は実感してもらえるかもしれません。
 それからもうひとつ。帯には平野啓一郎さんがコメントを寄せて下さいました。大作『決壊』の出版準備でお忙しい中、ありがたいことです。
 ところで、今年はアルフレッド・ライオン生誕100周年です。それもあって、この本を出しました。彼がいなければ、多くのジャズ・ファンもそうでしょうけれど、これほど楽しい人生は過ごせませんでした。ですから、この本にはライオン・トリビュートの思いも込めています。

2008-06-25 第2弾と第3弾_e0021965_12322212.jpg
 それで、これもブログで紹介しましたが、「ライオン生誕100周年特集」のジャズ批評144号が昨日発売になりました。こちらは巻頭で、EMIミュージック・ジャパンの行方均さんとした対談が載っています。
 この本、口絵のカラー・ページが凄いです。ライオンがプロデュースしたアルバムのすべてが、10インチLPも含めて掲載されています。写真が小さいのは残念ですが、快挙といっていいでしょう。これだけでも見ごたえ十分ですから。

2008-06-25 第2弾と第3弾_e0021965_12275711.jpg
 今月はもう1冊、本が出ることになっていました。ところが、こちらは諸般の事情で遅れています。印刷所に回っているということなので、刷り上るのは間違いないと思いますが、どうも流通の点でトラブルが生じているようです。
 新しい出版社なので、いろいろといじわるをされてるみたいです。問題もあるんでしょうが、みんなで仲良くやればいいのにねぇ。でも、ビジネスとなればそうもいかないのでしょう。それでも、ぼくだったら敵に塩を送りますけどね。
 それで、晴れて出版の暁には、こちらも宣伝させていただきます。
by jazz_ogawa | 2008-06-25 12:34 | Works | Trackback(1) | Comments(10)
Tracked from Belle窶冱 bar at 2009-10-19 16:23
タイトル : ザ ブルーノート ジャケ裏の真実 1500番台
                       リアルタイムに何が起ったか *ザ ブルーノート ジャケ裏の真実            1500番台ライナーノーツ全解読 ジャズジャーナリスト、小川隆夫さん著の この本は ブルーノート1500番台(1501〜1600)の 英文ライナーノーツの全解読書です。 1953年〜1958年 ハードバップの時代です。 「ブルーノートの名物になっていたのが  レナード フェザーを...... more
Commented by sou-un at 2008-06-25 20:12 x
どれもとても興味深いですね。『ザ・ブルーノート』の方は特に読み応えが
ありそうですが、難産という『証言で綴る~』も気になります。でもレビュー
させて頂くのは『黄金コンビ~』かも(笑)ブルーノートはライオン生誕100周年で盛り上がっていますが、小川さんはもう丸の内のイベントに足を運ばれましたか?
Commented by jazz_ogawa at 2008-06-25 23:32
sou-unさん、ありがとうございます。興味のある本があれば、読んでいただけるとありがたいです。残念ながら丸の内には行っていません。
Commented by 加藤 一郎、直子 at 2008-06-28 01:33 x
小川さんこんばんわ。

昨年のN.Y.Jazz Tourにてお世話になりました、加藤親子です。

昨日27日、M.J.O.の、来日名古屋公演へ行って参りました。
最前列で、迫力あるサウンドは勿論、
マシューズさんの流暢でユーモアのある日本語のMCにも、
大盛り上がりでした。


演奏会終了後にはマシューズさんのサイン会も設けてあり、直接マシューズさんにもN.Y.の折の御礼も伝える事が出来、マシューズさんもお疲れのところにも拘わらず、ジョークで返して下さる等、充実の夜でした。

更に、帰りにはドラムスのテリーさん等バンドメンバーと、ツアーや音楽のお話が出来、
昨年、小川さんのご案内でスタジオ見学までさせて頂けたことは、アルバム『SPAIN』、そして今回のコンサートを隅々まで楽しむ、素晴らしいきっかけになりました。
本当に有難うございます。


これからも、もっとジャズの勉強をしてゆきたいと思います。
小川さんの執筆活動も楽しみにしております。


加藤 一郎、直子

Commented by jazz_ogawa at 2008-06-28 09:52
加藤さん、ご無沙汰しています。その後、お元気でしたか。
マシューズさんのライヴに行かれたんですね。個人的に知り合うと、聴こえてくる演奏も違ったのではないでしょうか? これからもいろいろお楽しみください。
昨年のツアーがおかげさまで好評でしたので、今年も11月の予定で、ただいま企画中との話を受けています。これでまた素晴らしい出会いができたらぼくも嬉しく思います。
Commented by IT起業研究所代表小松仁 at 2008-06-30 18:04 x
精力的で素晴らしいご執筆活動ですね。
逐次購入し、楽しんでおります。
いま「ジャズ楽屋噺」を読み終えたところですが、まさに「愛しきジャズマンたち」で、この人たちのユニークというか素晴らしいキャラクタがジャズを支えているような気がします。
Commented by jazz_ogawa at 2008-06-30 20:29
小松仁さん、いつもご購読ありがとうございます。まとめて出してしまいましたが、ご自分のペースでお楽しみいただければ嬉しいです。
Commented by 加持顕 at 2008-07-01 23:19 x
小川さん、こんばんわ。

『ザ・ブルーノート』は、『続・ブルーノートの真実』的な濃厚な内容ですね。アルバムのディスコグラフィーもしっかりしているのには驚きました。

サイン入りのものが欲しいなと、ふと思ったのですが・・・・・。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-01 23:53
加持顕さん、お読みいただけたんですね。ありがとうございます。サインは、いつかどこかでお目にかかれれば、いつでもしますよ。
Commented by Lisay2 at 2009-10-19 16:46
ブルーノート ジャケ裏の真実1500番台、こちらも読ませていただきました。これも興味深く一気に読んでしまいました! 1500番台、4000番台、両方ともとてもいい本です。私は好きです。
今までたくさん聴いてきた人には、新しい発見があり、ジャズを
これから知りたい人には、とても良い道案内になると思います。
Commented by jazz_ogawa at 2009-10-19 23:59
Lisay2さん、両方ともお読みいただけたんですね。ありがとうございます。こういうコメントをいただくと大きな励みになります。感謝です!
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