
やっとザ・フーの単独公演が実現しました。スケジュールが合わずどうしても観に行けませんが、ぼくは解散公演をニューヨークのシェイ・スタジアムで観ていますから、ふたりしかいないザ・フーの日本公演は観ないほうが思い出を大切にできるかもしれません。これ、悔し紛れの負け惜しみです。本音は、やはり行きたいです。
そういうわけで、出たばかりのSHM-CDを聴いて我慢しています。今回出たのは上の4種類。どれも紙ジャケットで、それもかなりの精度に満足しました。

この『クイック・ワン・ボックス』は何ヶ月か前に出た『マイ・ジェネレーション・ボックス』に続くシリーズ第2弾です。相変わらず凄い中身に圧倒されました。

CDは2枚組ですが、そこに各国から出たデフ・ジャケット7種類と、シングルやEP盤のジャケットが約20種類入っています。圧巻というか壮観というか。こういう仕事をするひとは好きですね。

同時に出たこちらの3種類はデラックス・エディションを紙ジャケ化した2枚組です。これまたジャケットの出来が最高です。

目玉は『ライヴ・アット・リーズ』でしょう。計4枚のジャケットが入っていました。帯もオリジナル通りに復元されています。

ポスターや手書きのメモなど、おまけの付属物もちゃんと再現されています。もっとも、これは前回出た紙ジャケにもついていましたが。

こちらは『フーズ・ネクスト』の中身。ジャケットは3種類。同じ値段なら『ライヴ・アット・リーズ』の方がお得ですね。

それでこちらが『トミー』。これもジャケットは3種類。

ついでに、これまでに出たザ・フーの紙ジャケも紹介しておきますと、これは初紙ジャケ化のときにディスク・ユニオンが特典として作ったボックスです。ただし、これは再プレスが出たときの特典ボックスです。

中には7タイトルが収納されています。

それで、これが『マイ・ジェネレーション・ボックス』。その続編が冒頭で紹介した『クイック・ワン・ボックス』です。こちらは以前にこのブログで紹介しました。

あとは、こんなものも持っていました。これも『マイ・ジェネレーション』です。最初はアメリカやイギリスで出たデラックス・エディションと同じ装丁だったのですが、再発売されたときに紙ジャケ化されました。

グッド・アイディアだと思ったのは、2枚組ということからイギリス盤(右)とアメリカ盤(左)のジャケットを再現したことです。そのスタイルの発展形が今回出た4種類に生かされました。

あとは、いつ買ったのか覚えていませんが、こんなものもありました。

こちらは、ディスク・ユニオンが何かの際に作った特典だと思います。
こうやってみると、よくぞ買ったりですね。呆れるばかりです。でもここまで来たら、ほかのタイトルも『マイ・ジェネレーション・ボックス』や『クイック・ワン・ボックス』のスタイルで出してほしいですね。ぼくはとことん付き合いますから。
話はまったく変わりますが、おととい凄いものを見せてもらいました。同じユニバーサルから12月にストーンズの紙ジャケが出ます。その『サタニック・マジェスティーズ』の3Dジャケットがほぼオリジナル通りの形で出来上がっていました。前回出たときは立体に見えるだけでしたが、今回はミックの腕なんかもちゃーんと動きます。これ、相当に担当者の力が入っています。発売が待ちきれません。