
なんとも静かなクリスマスです。写真は、朝の8時前にアパートから見たFDRとイースト・リヴァー。まだ街頭が灯っていて、大半の車もライトをつけています。土曜でもあるし、交通量はほんのわずか。
今日は4Fのジムが休みなので、朝食後はウォーキング。と思って外に出たのですが、零下3度くらいなので、20分ほど歩いて2番街のスタバに。クリスマス・デイはほとんどのお店がクローズしていますが、スタバはたいていのところが開いているみたい。去年もここでコーヒーを飲んだ記憶が。
その後はバスでチャイナタウンに。ここだけはいつもどおり、いや今日はよそが休みのこともあり、いつも以上に賑わっています。

バスで降りていったのですが、初めてSelect Busというものに出会いました。いつから運行しているのでしょうか? これ、停車する駅はLimitedとほぼ同じみたいですが、料金の支払い方法が違います。

運転席の横にあるボックスにメトロカードを差し込むのではなく、停留所の横にある機械で、あらかじめ清算します。

まずは真ん中にある青枠下の銀色の丸いボタンを押します。次に右の黄枠のスロットにメトロカードを差し込むと、左の赤枠からProof of Paymentと書かれたレシートが出ます。それを運転手に見せて乗車。

初めてなので、やり方がわからずちょっと手間取りました。この機械の上にはインストラクションが表示されていますが、この並びが機械と連動していないのも、どうしてなんでしょう? こちらは左から青→黄→赤になっていて、これに機械も合わせてくれたほうがいいのに。

もう一台、こんな機械もありました。これはメトロカードでなく、お金で払う機械です。2ドル25セント。相変わらず紙幣が使えないのも不便です。せっかく新しいシステムにしたのなら、紙幣が使えるように、さらには、これ専用の機械を作るのではなく、一台でカードと現金と両方が使える機械にすればいいのにと思うのは、ぼくが日本人だからかしら?

このバス、座席の色と模様がきれいでした。ひょっとしたらハイブリッド・バスかも。

そんなこんなでチャイナタウンに行き、まずはいつものマッサージ屋さんに。

チャイナタウンに来た最大の理由は食事です。最近はあちこちのレストランも営業するようになりました。でも、オープンしている数は圧倒的に少ない。となれば、どうせ一度は行くJoe's Shanghaiに。

12時前に着いたのにこの盛況。それでも10分くらいで席につけました。


定番の小籠包とシャンハイ・フラット・ヌードル。ふたりならこれで十分。

帰りは地下鉄で家の近くまで戻りました。最近は、次とその次の地下鉄の到着までの時間が表示されるようになったんですね。知らなかった。

その後はもっとも正しいクリスマス・デイの過ごし方をするべく、アパート近くの映画館(Kips Bay Cinema)でアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの「The Tourist」を。ジョニー・デップが普通の服を着ている映画、久しぶりに観た気がします。
あとは夕食までアパートで原稿を書いたり、本を読んだり、音楽を聴いたり。

そして8時からはJean Georgesでクリスマス・ディナー。2週間前に予約したため、すでにメイン・ダイニングの席は取れず、カジュアル・スペースの席でした。カジュアルといってもJean Georgesですから、ある程度のお洒落はしていかないと。
メインとカジュアルではメニューが違います。偏食が激しいぼくはカジュアルのほうが食べたいものが多いので、むしろこちらのほうがいいかな。かっこをつけたいときは当然メインですが、気の置けないひととならカジュアルで問題なし。
それで、最近はテイスティング・メニューはまず頼まないのですが、今日は好きなラインアップだったのでこれをオーダー。

アミューズはブラック・ペッパーのヴィネグレットとポテトのフライみたいなもの。

アペタイザーはツナのタルタル。

次はフォアグラだったので、それをグリーン・サラダに代えてもらいました。

メインの魚はサーモン。上のオランデーズ・ソースは大好きですが、泣く泣く横にどけました。ああ、エッグス・ベネディクトが恋しい。

そしてこちらはサーロイン。端の脂身は当然カット。

さらにはデザートもテイスティングということで4種類。

さすがにもう結構。

外に出たら、コロンバス・サークルのイルミネーションがきれいでした。